アルゼンチン共和国杯 2019【予想と見解】

お疲れ様です。

今週はアルゼンチン共和国杯ですね。

G1は中休みに入りますが、ここから出世する馬も出るレースなので目の離せない1戦です。

早速予想に移りましょう!

1.コース形態

東京芝2500mの開催。

スタンド坂手前からスタートなるので、計2回坂を上ることとなる。その為スタミナが求められるレースとなりやすい。

スタート後の坂の影響で最初はペースが緩むも、道中は淡々と流れることが多い。

昨年はドスローからの瞬発力勝負となったが、メンバー次第では持続力勝負の展開もあり基本的にラスト3Fの上がりを求められるレース。 

 

過去10年のラップ

前後半3F 36.4-34.8

7.3-11.9-11.6-12.4-12.5-12.3-12.5-12.3-12.2-12.2-11.5-11.4-11.9

 

2.展開について

このレースは展開次第で好走する馬も大きく変わると思います。

瞬発力勝負ならアフリカンゴールド、ムイトオブリガード、トラストケンシンなど。

持続力勝負ならルックトゥワイス、アイスバブル、ハッピーグリン、ノーブルマーズなど。

 

つまり展開読みが非常に大切となります。

展開予想として内からアフリカンゴールド、タイセイトレイルが前のポジションを確保しに、そして外からオジュウチョウサン、パリンジェネシスが被せながらハナを主張してくると予想します。

そしてスタート出て坂がある点、逃げ馬不在という点、12頭立てで頭数が少ない点を考えるとスローの可能性は高いですが、オジュウチョウサンが積極的に逃げ手を打った場合レースは流れます。

 

今回は展開がスローのパターンと流れたパターンの2パターン用意しています。

どちらの印で買うか、もしくはどちらも買うかの判断はLINE@で買目として配信します。


1.コース形態

◎ アフリカンゴールド

まずは馬場適正に関する話からしますと、結論時計の掛かる馬場は苦手としている高速馬場巧者。

今年に入って馬券外に飛んだレースは3/5レース。御同筋S日経新春杯は良馬場ですが、時計の掛かる馬場となっており、マレーシアCは小雨稍重開催でこちらも時計が掛かっていました。ちなみに日経新春杯は極端なハイペースで、前が全滅したので展開不利もかなりあっての着順。

 

次に好走した2つのレースを見ていきます。烏丸Sは開幕週レベルの高速馬場で、

前後半3F 36.6-34.4

ラスト4F 11.9-11.4-11.0-12.0

スローの瞬発力勝負となり、高速馬場ということもあり極端な前残り。

 

前走の六社Sは、

前後半3F 36.7-33.9

ラスト4F 11.8-11.0-11.4-11.5

ここもスローからの瞬発力勝負となり、高速馬場も味方し前有利の展開を好位から直線抜け出し着差0.2秒の勝利。2.3着の馬より重い斤量を背負ってた点を踏まえると、展開利があったとはいえ評価はできます。

この好走した2走の共通点は、スローからの瞬発力勝負という点と、高速馬場だったという点。脚質による展開利も含めると、この条件がハマれば今回も結果は付いてくると思います。

 

では条件的にどうなのか見ていくと、ルゼンチン共和国の過去10年平均ラップは、

前後半3F 36.4-34.8

ラスト4F 12.2-11.5-11.4-11.9

平均ではスローからの瞬発力勝負。そしてメンバー的にも先行馬が不足しており、特に逃げたい馬も見当たりません。となると平均くらいのラップになる可能性は高く、その点アフリカンゴールドに向くと思います。

そして馬場ですが、先週の東京は金曜の大雨の影響を感じさせない馬場で、特に日曜は高速馬場に戻っていました。今週は良開催が見込めるので高速馬場とみています。となると好走条件に当てはまるので、ここは高評価の1頭です。おまけに鞍上は好調のルメール騎手。逆らえないです。


〇 ムイトオブリガード

ベストはスローからのよーいどんの競馬。例えば昨年のアルゼンチン共和国杯のようなレースが得意の展開です。

昨年のアルゼンチン共和国杯は、7.2 – 11.8 – 11.8 – 12.9 – 12.9 – 12.6 – 13.3 – 13.0 – 12.6 – 12.3 – 11.1 – 11.0 – 11.2

ドスローからの3F瞬発力勝負の展開です。このような展開になればかなり期待の一頭です。

 

逆に持続力勝負では出番はないと見ています。

凡走した目黒記念がアルゼンチン共和国杯と同じコースでしたが、求められた適正が対照的なレースだったので取り上げます。

目黒記念のラップが7.4 – 11.0 – 11.0 – 12.2 – 12.0 – 11.7 – 11.8 – 12.0 – 11.6 – 11.7 – 12.0 – 12.0 – 11.8

昨年のアルゼンチン共和国杯と中間で1秒前後も差があり、直線は持続力勝負の展開となりました。

つまり緩まず流れたペースで持続力を求められる展開となった場合、目黒記念のように凡走する可能性がありますが、スローからの瞬発力勝負を前提で予想するならムイトオブリガードは個人的に評価の高い1頭です。

 

目黒記念からの休み明けですが1週間前の馬体は仕上がっていた印象ですし、追い切り内容も中間びっしり追って明けでも問題ないかと思います。鞍上に不安があるので本命には打てませんが、得意の展開になったら上位争いだと見ているので、展開がスローになって典さんが上手く捌ければ。


▲ トラストケンシン

東京開催では3-2-1-3と相性が良く、着外は新馬戦、弥生賞、むらさき賞です。

新馬戦は無視しますが、弥生賞では6着と敗れるものの終いの脚は3F34.0秒で上がり2位をマーク。馬券内のダノンプレミアム、ジャンダルムより最後脚を使えた点は評価できます。

3走前のむらさき賞12.6 – 11.2 – 11.5 – 11.6 – 11.7 – 11.5 – 11.1 – 11.4 – 11.8の中間流れた持続力勝負の展開となり凡走。

逆に東京で馬券内に入ったレースのほとんどがスローからの瞬発力勝負で好走しています。

 

直近の東京成績だと前走の六社S

12.8 – 11.3 – 12.6 – 12.9 – 13.1 – 13.0 – 12.5 – 11.9 – 11.8 – 11.0 – 11.4 – 11.5

中間緩んだスローからの瞬発力賞でした。展開的には前の馬に向きましたが、しっかりと脚を使って抜け出し2着。1着のアフリカンゴールドにキレ負けしましたが、東京適性の高さと瞬発力はそれなりに証明できた1戦です。

今回ハンデ戦ということで斤量も53キロと恵まれます。また追い切りで時計は出ていませんが、前走の六社Sでも時計は出ずとも2着と好走しているので、本番向きのタイプかと思うので評価は下げず。

瞬発力勝負の展開を想定しアフリカンゴールドを評価するなら、この馬も穴として評価していい一頭かと思います。


△ ポポカテペトル

スローの瞬発力勝負なら復活を期待したい。

まず長期休み明け前のレースですが1着となった日本海Sを見ていきます。

この時のラップが13.3 – 11.4 – 11.6 – 13.1 – 13.9 – 12.4 – 12.0 – 12.1 – 11.8 – 10.8 – 11.6

スローの瞬発力勝負でルックトゥワイスに勝っています。

 

対照的に目黒記念

7.4 – 11.0 – 11.0 – 12.2 – 12.0 – 11.7 – 11.8 – 12.0 – 11.6 – 11.7 – 12.0 – 12.0 – 11.8

函館記念

12.7 – 11.7 – 11.9 – 11.7 – 11.8 – 11.9 – 12.0 – 12.0 – 11.6 – 12.3

この2走は中間緩まず流れて凡走しています。

 

この2走からこの馬の苦手要素がわかります。1つ目が持続力勝負の展開に弱いこと。2つ目が中間流れるとペースについていけないこと。特に後者に関しては致命的です。なので今回スローからの瞬発力勝負となれば巻き返しは期待できます。

 

ちなみに目黒記念での直線失速からのしんがり負けに関しては、この馬の得意の展開ではなかった。というだけでなくスタート少し遅れ両隣に挟まれ後方に、しかしその後一気に先行争いをしに脚をかなり使って終始外を回される形になりました。これでは中間も流れた中、ラストに使う脚の余力はありません。なので着順に関してだけは度返ししていいかと思います。

 

また長期給与明けから大敗続きですが、

追い切りでは 81.7-66.7-52.3-38.0-11.9(馬なり)内シュヴァルグラン仕掛に6Fで1秒1先行3F併せで0秒1先着。といった内容で普通に動けているので、状態自体は問題ないかと思います。

展開が向けば穴をあける可能性はあると思いますが、展開向いて掲示板を外す形なら見切りの付け時かもしれません。


☆ パリンジェネシス

目黒記念と京都大賞典を惨敗し、重賞レベルは通用しないのかと思われると思いますが、連勝して準オープンを勝ち上がってきた馬なので、それなりに通用してもいいんじゃないかと思いますので、この2走に関して敗因を探していきます。

目黒記念

7.4 – 11.0 – 11.0 – 12.2 – 12.0 – 11.7 – 11.8 – 12.0 – 11.6 – 11.7 – 12.0 – 12.0 – 11.8

京都大賞典

12.9 – 11.0 – 11.5 – 12.1 – 12.2 – 12.2 – 12.3 – 12.4 – 11.7 – 11.6 – 11.5 – 12.1

この2走で共通していることはペースが流れて持続力勝負の展開となったことです。

 

対照的に勝った準OPクラスのサンシャインS

7.1 – 12.1 – 12.7 – 13.3 – 12.8 – 13.2 – 12.8 – 13.1 – 12.2 – 12.0 – 11.7 – 11.2 – 11.5

こちらはスローからの瞬発力勝負で好走しています。つまり持続力勝負の展開では厳しいということ。

また後ろから追い込める脚がないので先行策必須となります。

この馬も展開次第で面白い一頭だと思います。


2.展開について

◎ アイスバブル

今年走った3レースからある程度の適正が割り出せます。

まずこの馬の特徴は持続力勝負に強い馬です。参考レースは目黒記念早春Sを取り上げます。

 

目黒記念はミドルペースからの

ラスト4F 11.7-12.0-12.0-11.8

直線は持続力勝負の展開になりました。

この日は内伸びの高速馬場。展開が差しに向いたとはいえ内先行馬がそれなりに残しているので、馬場有利の好走ではなく末脚の持続能力を十分証明できたレースかと思います。

 

そして早春Sもスローペースを好位につけ、

ラスト4F 12.0-11.7-11.4-11.7

の持続力勝負で勝っています。ではなぜ前走の小倉記念を凡走したのか。ここについて考察していきます。

まず前後半3F 35.5-35.4

12.0-11.5-12.0-12.9-12.0-11.5-11.5-11.6-11.6-12.2

ミドルペースで流れた持続力も必要となった消耗戦です。消耗戦となりましたが、持続力も必要な展開なのでどちらかと言うと得意な展開です。なので凡走理由は他にあります。

 

結論、原因は小回り適性だと思います。まず直線で挟まれ進路が塞がれました。この時点で得意な展開から持続力を活かす走りは厳しいです。重要なのはなぜ挟まれたか。最終コーナーを4番手で入りますが、コーナーで手応えが悪く外の馬にまくられ、内の馬も伸びたため両方から挟まれて位置が下がりました。凡走の理由はこれが原因だと思います。

 

そう考えると、今回広い東京に戻りますし同じ舞台の目黒記念で好走している通り、舞台適性はプラスに働くでしょう。あとは展開次第。持続力勝負の展開となれば、巻き返しは可能な一頭かと思います。

また、追い切りの内容は良くありませんが、この馬はそもそも追い切りで動きません。目黒記念の時も追い切りはあまり目立ちませんでしたが、2着と好走してるように追い切りではあまり見せない馬なので、特に評価は下げなくていいと思います。


〇 ルックトゥワイス

凡走した昨年のアルゼンチン共和国杯、新潟大賞典、日経賞と好走した目黒記念で適性は判断できます。

まず凡走した3走の共通点について述べますと、ラップに関して省きますが全てスローからの3F瞬発力勝負で凡走しています。

そして好走した目黒記念はというと、緩まず流れたミドルペースで、

ラスト4F 11.7 – 12.0 – 12.0 – 11.8

の持続力勝負の展開です。この展開がこの馬にとってベスト条件となり今回コース的には流れやすいですが、メンバー的には中間緩む可能性があり直線は瞬発力勝負の展開となると見ているので、この馬に関しての評価は低めです。

また、斤量が前走の目黒記念から+2キロの点もマイナス材料ですが、流れた展開の持続力勝負となれば斤量や乗り替わり含めても、馬券内に持ってくる能力はあると判断しているので、完全に消すのは少し危険かもしれません。

ただ叩き良化型の馬ですし、追い切りも1週間前の馬体もまだ仕上がり途上なことを考えると、持続力勝負の展開を考慮してもここで本命は打ちたくないです。


▲ ハッピーグリン

好位で運んで展開向けば勝ち負け評価です。

今回評価するレースは日経賞とジャパンCです。

 

日経賞 4着

7.0 – 11.8 – 12.5 – 12.3 – 12.6 – 13.1 – 12.9 – 13.1 – 11.9 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 12.0

メイショウテッコンがスローで逃げて持続力勝負となった展開です。

この時4着と馬券外でしたが、エタリオウやサクラアンプルールについで4着は評価できますし、ルックトゥワイスより先着できている点も評価できます。

 

ジャパンC 7着

12.9 – 10.8 – 12.2 – 12.3 – 11.7 – 11.8 – 11.7 – 11.4 – 11.4 – 11.0 – 11.4 – 12.0

こちらは中間流れたスローからの持続力勝負の展開。

先着されたのはG1級の馬だけで、このメンバーで十分な結果です。ノーブルマーズに先着した点や最後まで脚が使えてた点も含めて、流れた展開でも走れることは証明できた1戦だったと思います。

 

結論、中間のペース関係なく持続力勝負なら評価の高い一頭だと思っているので勝ち負けまで展開向いて好位で運べれば勝ち負けまで期待します。


☆ ノーブルマーズ

ベストは小回りだと踏んでいるので評価は落ちますが、持続力勝負ならここは外せないと思います。

京都記念 4着

12.9 – 11.0 – 11.5 – 12.1 – 12.2 – 12.2 – 12.3 – 12.4 – 11.7 – 11.6 – 11.5 – 12.1

ミドルペースからの持続力勝負です。高いメンバーレベルで、エタリオウやグローリーヴェイズに先着しての4着は高評価できる前走の内容でした。

 

小倉記念 3着

12.0 – 11.5 – 12.0 – 12.9 – 12.0 – 11.5 – 11.5 – 11.6 – 11.6 – 12.2

こちらもミドルペースから持続力勝負の展開で好走。先着を許したメールドグラースは海外重賞で勝利し、カデナはG1に出走するなど、今となってはなかなかハイレベルな1戦でした。終始外を回されましたが最後まで伸びて3着は評価できます。

 

このように持続力勝負の展開なら外せない一頭だと思い印を打ちます。

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