回顧【中山牝馬・東風・金鯱賞】

1.中山牝馬S

ラップ
(37.7-39.9)

13.1 12.1 12.5 12.5 12.4 12.3 12.7 12.8 14.4
前傾2.2秒のハイペース戦。L1(14.4)秒の超バテ合いで前が逃げ馬以外崩れる展開で中団後方有利。とにかくスタミナと自力比べレースだと思っていいレースであった。
トラックバイアス
外差しに向いていたが、このレースは展開面もあり外差し顕著。
1着 ランブリングアレー
まず中距離路線における自力は再評価しなくてはならない。ただし、今回は折り合えたのが非常に大きかった。普段は外で壁がないと折り合いを欠く馬だけ合って、今回壁なしで折り合えたのは馬場の影響が大きかったと思われる。もともとワンペースで走れる馬でもあり、その点では道悪適性的なところはあったが、個人的にはストライドを嫌ってしまった。道悪熟せたのは収穫か。
今後も内>外枠で折り合いを気にして予想をしたほうが良い。良馬場マイル外枠過剰人気などには注意したい。
2着 ロザムール
ハイペースハナ差逃げ残り。タフさや道悪適性は再評価するも、やはり特殊馬場が味方した影響は大きかったと思う。
3着 フェアリーポルカ
昨年ローテ以外はほぼ同様の条件での好走。嫌われていた間隔なしローテを熟しての3着。流石に舐められすぎなオッズではあった。適性Sを付けたように急坂+小回りは今後脳死で買いだろう。
その他不利馬
シーズンズギフト 終始折り合いを欠く。短縮+機動力舞台で巻き返し期待したい。ベストは中山1600mか。
シャドウディーヴァ スタート後接触で後方から。折り合い欠き気味ながら5着と、評価通りでやはり道悪やパワー馬場に適性あり
総括
馬場や展開の影響が大きく働いた。ロザムールは何とも言えないが、ランブリングアレーやシャドウディーヴァは評価すべき内容だったかと思う。シャドウディーヴァは直線真っ直ぐ走れており、今後は右回りにも注目していいのではと思う。サトノダムゼルに関しては馬場と展開やや不利でバテたと見ていいだろう。

 

 

2.東風S

ラップ
(34.6-36.6)

12.3 11.0 11.3 11.5 11.7 12.1 11.8 12.7
前傾2秒のハイペース戦だが、下記の通り前有利が強く出たレース。持続性能が問われた。
トラックバイアス
トラックバイアス自体はフラット寄りかと思うが、直線向かい風5mの影響が大きく前が有利となった内容。
1着 トーラスジェミニ
ハイペース戦でも函館記念で4着に残している通り、相当スタミナがあり、タフな馬場でスタミナを活かせる条件にはめっぽう強いのは評価通りだった。勝って不思議のないレース。L1手前まで逆手前。
2着 ボンセルヴィーソ
想定通り先行し機動力を活かした競馬をしてくれた。こちらも想定通りだったが、ゴール前まで逆手前。スムーズに変えられていれば、勝ちまで見えていただろう。

 

 

3.金鯱賞

ラップ
(37.1-36.8)

13.0 11.5 12.6 12.4 11.9 11.7 11.9 12.1 11.9 12.8
ミドル持続戦。L6から加速し6F持続ラップ。とにかく持続力比べのようなレースになった。
トラックバイアス
イン前が強いバイアス。土曜よりか時計は回復していた。
1着 ギベオン
バイアス有利が強かったのが直結したとは思うが、ノーマークだったのは反省。これができるなら内回りで今後は面白いと思う。以前まで瞬発力系の馬だったが、馬齢と共にスパッと切れる脚よりも持続性能に寄ってきたイメージ。
2着 デアリングタクト
3角逆手前+テンション上+持続力戦。これは秋華賞時とまんま同じだった。休み明けは今後ひとつ割引材料だろう。コーナー逆手前に関してはテンションの問題もあっただろうが、機動力に関しては再度検証してみる。走法的にコーナリングは成長できるはずだが、小回りで小足を使うような競馬が現状出来ないのは少々痛い。ここは成長してほしい。また、持続性能は低くないが、直線のヨレ具合(金鯱賞、JC、秋華賞など)からしても走法からしてもロングスプリント向きではないだろう。ラストは持続力というより底力(タフさ的なところ)で頑張っているイメージ。なのでやはり瞬発戦向き。今回の加速性能に関しては3~4角逆手前の影響が強かったと思う。
3着 ポタジェ
予想文引用「上がりの掛かるタフなレースを先行押切してきた馬だけ合って、タフさやスタミナに特化しているタイプかと思う。なので、金鯱賞で求められやすい瞬発力とトップスピード比べになった場合、キレ負けする可能性は高いだろう。掻き込み系の走法ということもあり、時計の掛かる重い馬場であればチャンスはありそうだが。」つまり、例年の金鯱賞のようなラップにならず6F戦になり後半タフさが求められた(L2:11.9-12.8)+バイアス有利が大きかったのだと思う。
4着 グローリーヴェイズ
持続力戦に関してはこの馬自体問題なかったが、やはり中間溜めの効かないラップではポテンシャルはフルに出し切れない。中間が緩む中長距離ベストだろう。
5着 キセキ
馬自体ズブくなってきていて、全く進んでいかなかった。それでも上がり最速で着を詰めているので馬は終わっていない。揉まれないという絶対条件は変わらず、以前より数段ズブくなってきているので、ロングスプリント戦がベストだろう。
その他不利馬
ブラヴァス 前半折り合いを欠き後半失速。前半あれだけ消耗してL6からラップが速くなれば、失速が早かったのも頷ける。
総括
例年とは違って瞬発力が問われなかったレース質。イン前有利で持続性能やタフさが問われた分、ギベオンやポタジェ、底力と自力で踏ん張ったデアリングタクトが好走したものと思う。異質な展開にトラックバイアスが合わさり波乱を演出したが、ギベオンとブラヴァスの折り合い×以外は、全頭診断で話した適性やチャート通りだったと思う。
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