高松宮記念2021【全頭診断】

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この記事では高松宮記念を全頭診断していきます。
よろしくお願いします。

 

 

1.コース解説・ラップ分析

高松宮記念 過去10年の平均ラップ
前後半3F(33.8
-34.9)
12.0 10.5 11.3 11.4 11.4 12.1

中京1200mは

①緩やかな上り坂スタート

②JRAのスプリントで一番直線が長い

③直線急坂がある

この3点の要素が騎手心理に影響し、ペースはあまり速くならず、加えて直線長いので、ラスト求められるのは持続力。

つまりスプリント的なスピードよりも、14質的な持続性能が問われるのが中京スプリントの舞台。

昨年の高松宮記念を好走した、ダイヤトニック・グランアレグリア・クリノガウディ。今年のシルクロードSを好走したラウダシオン・シヴァージなどは、スプリントではなく14~16で活躍している馬で、結果的にもこの傾向が強く出ている。

今年はモズスパーフレアがいるので、前半は速くなると思うが、後続はミドルペース並みで進むと思うし、結局直線で持続性能が問われるので、狙いたいのは14質の馬。

今年は残念なことに14質の馬が多く、ここで絞るのは少し難しいが、各馬考察して的中に結び付けたいと思う。

また、当日は雨予報も出ているので、その辺りも考慮して全頭診断していく。

求められる適性
①持続力
②14質のスピード

 

 

2.全頭診断

※枠順や追い切りの評価なしで、馬の適性をフラットに表した物ですので参考程度までに。

チャートや一致率はあくまで目安でお考え下さい。ベースは見解です。

除外対象馬に関しては確定次第追記します。

アウィルアウェイ

スプリント的な基礎スピードは持ち合わせていなく、一度溜めて末の爆発力で追い込んでくるタイプ。
京都スプリントで好走が多いのは、一度溜めの効くレイアウトが関係してるだろう。
となると、急な3.4角で一息溜められ、直線持続性能が問わる中京の舞台はあっている。
ただし、コース形態上イン前が強くなりやすい舞台でもあるので、当日のバイアスと展開に関しては重要。
前走のオーシャンSは良い例で、溜めの効かないスプリント質レースを置いて行かれ、前決着で物理的に届かなくなってしまった。
条件が揃えば一発あっておかしくないし、末の爆発力はスプリンターズSでグランアレグリアの上がりタイムに0.1秒差で能力は十分に証明されている。
補足すると、ピッチが速くTS持続的な面は劣るので、前が垂れる展開でないと恐らく届かない。
適性評価:B
能力評価:A
総合評価:A

アストラエンブレム

持続性能に優れており、マイルよりか14質の方が持ち味は出るだろう。
ただし前走は展開やバイアス不利とはいえ、同じく後方のラヴィングアンサーやアウィルアウェイよりも見劣る内容。
この馬よりも、今回出走で同型のアウィルアウェイを評価したいし、ここは軽視する方向で。
適性評価:B
能力評価:C
総合評価:C

インディチャンプ

基礎スピードはギリギリ足りるレベルだろう。
ただしゲートセンスやテンのスピードはメンバーで劣る。
となると、ポジション命のこの馬にとってかなり致命的になるだろう。
インディチャンプは使える脚が短いので、とにかくロスを省く競馬がベストで、勝った2年前の安田記念のような競馬がベスト。
前走や前々走、昨年の安田記念のように外を回すと厳しくなるのは、見て頂ければ分かる通りだろう。
つまり、今回も枠に関しては注文付きで、外を回したらコーナー角キツイ中京では負荷が大きすぎて後半まで持たない可能性大。
なので好走条件は、内枠からスタートを決めてポジション確保。
これが出来れば基礎スピードはギリギリ足りるだろうし、キツイ中京のコーナーで脚も溜められる。
ただこの条件はかなり厳しい条件で、そもそもメンバー内でテンが足りない。
ベストは、ピッチ走法から来る瞬発力と、14質寄りの基礎スピードをフルに活かせる高速東京マイルだろう。
適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

エイティーンガール

2走前のシルクロードSでは、直線入り口で内の馬に弾かれ、その後は直線外に流れるような形で、推進力が前に行っていない。
かなり遡るが、2019年の浜松Sでも外へ馬が流れている。
これらのことから、左回り適性は低いのではないか。という見解。
道悪は歓迎材料だが、道悪+右回りの前走は前にバイアスが向いたとはいえ、終いの脚は劣っていたのは少々疑問だし、ここは軽視する。
適性評価:C
能力評価:B
総合評価:C

カツジ

好走したスワンSは突発的な逃げから(35.5-34.3)の14にしては緩んだ流れを刻んだ。
単騎逃げスローでノーマークで残った形で、その他好走馬は前決着。
特別評価できる内容ではない。
前走阪急杯は、直線で進路カットを食らったが、その後伸びてこれなかったのは追走でいっぱいになった可能性が高い。
個人的には、ピッチ寄りで溜めて一瞬のキレを活かすようなタイプだと思うので、持続性能が求められる14質スプリントは適性で評価できず。
適性評価:C
能力評価:B
総合評価:C

サウンドキアラ

基礎スピードは足りないが、道悪でそのスピードに誤魔化しが効くなら守備範囲だし、道悪は苦にしないタイプでもある。
2走前のマイルCSでは4角逆手前+決め手比べとなり凡走。
前走の阪神Cでは、コーナー外+決め手不足でインディチャンプキレ負けして5着まで。
つまり、決め手不足なタイプで、とにかく前で。という形で運びたい馬。
今回のメンバーだと、テンでは劣るので、道悪の恩恵があったとしてもラストは追い込みで何かに劣る可能性が高い。
先行出来れば、道悪も合わさり好勝負期待なのだが。
近走凡走続きで盲点になっていると思うので、先行した時を考えて抑える価値はあると思う。
適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

セイウンコウセイ

道悪巧者は有名だが、昨年は道悪+バイアス前(強)を前で立ち回り着差0.4と離される結果となった。(これが差しなら逆に評価していたが)
前走シルクロードSも、直線向かい風で離れた先行集団が有利のバイアスだったが、同じく先行集団の3着ラウダシオンに着差0.3秒と離される結果。
個人的には自力不足という見解で、雨とバイアスがどこまで味方するか。といったまで。
内枠ならまずポジションはとれるので、人気がないようなら抑える。
適性評価:A
能力評価:B
総合評価:B

ダイメイフジ

速い流れのスピードを持続させる能力に長けており、いわゆるスプリント質の馬。
昨年の函館スプリントSが緩まず流れたスプリント質で逃げての好走。
短縮ローテを好む馬で、スプリント+距離短縮だった前走が買い時だったと思う。
その前走は枠の差で負けたようなもので、力は示したが、体感距離延長となる今回は難しいと予想している。
適性評価:C
能力評価:B
総合評価:C

ダノンスマッシュ

この馬はとにかく追い出しがスムーズか否かでポテンシャルの発揮具合がピンパーになると思っている。
これはスプリンターながら、ストライドが広く、加速部で詰まると再加速できず終わってしまう。といった走法的背景が関係しているだろう。
となると、イン前のポジション争いが過激化しポジションが取れないと致命的、外を回してもキツいコーナー角で負荷が大きい中京の舞台は本質的に合わない。
坂に関しては賛否両論あるだろうが、個人的にはベスト平坦。だけど急坂はマイナスではない。といった意見。
それよりも当日の馬場はひとつ鍵で、やはりベストは良馬場だろう。
臨戦過程は得意の休み明けで、中間の仕上げも全く問題ない。状態面に関しては文句なしだろう。
ポテンシャルはフルに発揮できる状態だと思うので、その他好走条件はスムーズに追い出せるポジションを取れるか否かが第一。
あとは良馬場に近ければ近いほど確率は上がるというのが個人的な意見。
適性評価:A
能力評価:S
総合評価:A

ダノンファンタジー

14質の基礎スピードがあり、溜めてTSのマイル質よりも14質がベストだろう。
それに関してはヴィクトリアマイルと阪神Cの内容で裏付けは十分取れる。
前走の阪急杯は5着と終わったが、出遅れからポジションが取れず、イン前有利を外5頭分ほど回した4角10番手から届かず。
直線進路が狭くなり少し挟まれる場面もあったし、コーナー外を回した分の負荷もあったので、上がりタイムで劣ったのは理由が付く。
14質スプリントは若干短い気もするが、ここは守備範囲内だと思うし、前走内容だけで人気を落とすなら抑えておきたい馬ではある。
ただし道悪に関して疑問で、ベストは良馬場だろう。
ちなみに重馬場だった府中牝馬Sはハイペース離れた番手でも、平均ペースはその後続だったし、早めに前を捕まえに行ったことで早々にバテたので、これに関しては道悪が敗因ではない。
道悪を熟す前提であれば、ポジションを取って基礎スピード前受けの形がベスト。
適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

トゥラヴェスーラ

前走折り合いを欠いたように、内で前に馬を置きたいタイプ。
2走前は内で壁を作れたことにより、終いの脚に繋がった。
ただし、このレースはインバイアスが強く出ていたので、その影響も大きく能力評価には繋がらない。
そのため、まず内枠というのは好走するにあたり重要項目かと思う。
ただしセントライト記念は自力負けで、G1で通用できるか?とわれると難しいか。
適性評価:B
能力評価:C
総合評価:C

マルターズディオサ

折り合い難があり、基礎スピードも高いので、14質辺りが恐らくベスト条件。
ただ、これまで揉まれた経験がなく、揉まれずスムーズに。という形がこの馬にとってベストだろう。
となると外を回す競馬しかないが、中京のコーナー角を考慮すると外を回す負荷が大きく、距離的なことを考えてもベスト条件とはいかないだろう。
道悪に関しては、桜花賞と秋華賞で凡走しているが、桜花賞は体調不良。秋華賞は折り合い欠いて暴走と理由は付く。
道悪は決して苦手ではないだろうと思う。
好走するとしたら、まず外目の枠は欲しいところなので枠は重要視する。
適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

ミッキーブリランテ

ピッチ走法だがワンペースで走ることに長けており、スピードの持続性能が高い。
急坂も歓迎で、道悪に関しても特別苦にはしないだろうと思う。
むしろ良馬場で道中スピードが問われるより、時計が掛かって誤魔化しが効いたほうが良いだろう。
ピッチ走法+ワンペースで走るという点でも熟せておかしくはない。
またこの馬は、前に馬を置いて集中させたい馬で、前走がまさにその形で上手く運べた。
イン前バイアスが強かったとはいえ、レシステンシアに着差0.3秒は立派だと思うし、自力的にも好位馬郡で運べるのであれば十分通用していいと思う。
適性評価:A
能力評価:B
総合評価:A

モズスーパーフレア

とにかくスピード特化タイプで、バリバリのスプリンター。
スタートからスピードに乗れるコースでとにかく強く、そのままスピード押切ができる舞台が合う。
となると中山や小倉のスプリントがベスト条件で、スプリンターズSがベストだろう。
高松宮記念の適性は、個人的には低いと思っている。
まずスタートして緩やかな上り坂+直線長いので、スピード押切競馬が出来ない。
昨年この舞台で勝ってはいるが、前半34.2とかなり遅い単騎逃げが決まってしまい、バイアスも前でそのまま残ってしまった形。
内容としては強くない。
今年は同型に近いレシステンシア×浜中がいるので、昨年みたく楽に行ける可能性は低く、楽に行ければチャンスありといった評価まで。
適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

ライトオンキュー

まず渋った馬場は大歓迎で、その点が大きく当日雨なら穴で人気を集めるだろう。
スプリント的な競馬も問題なく、京阪杯のような14質寄りスプリント競馬も問題なく対応可能。
シルクロードSでラウダシオンを交わさせなかった辺り、能力的にも道悪なら足りていい。
懸念点は揉まれ弱い点。
前走シルクロードSは最内枠だったが、ラチ沿いの馬場が避けられていたこともあり、揉まれず運び直線もスムーズに追い出すことができた。
つまりライトオンキューにとって、揉まれずスムーズに+タフな馬場という点で、かなり条件的に向いた型となった。
今回も揉まれず。という条件であれば、馬場も加点され好走可能と見るが、逆にいったら中京適性は少々疑問に思う。
中京スプリントはコース形態上、イン前が強くなりやすいので、ポジション争いは激化する。
そうなると揉まれる可能性は高くなり、馬場は向くが、ポテンシャルをフルで発揮できない状況になる可能性は十分考えられる。
揉まれないために外を回すと、インディチャンプで述べたように、コーナー角キツイ中京では外に掛かる負荷が大きく、本質的に中京適性が疑問。となるわけだ。
馬場と典さんで過剰人気するなら尚更なので、枠関係なしに私は軸ではいかないつもり。
適性評価:B
能力評価:A
総合評価:A

ラウダシオン

前半14質のスピードが問われたNHKマイルや富士S、そして1400mは全連対と、この馬の14適性は疑う余地なし。

マイルCSは15着と大敗だったが、マイル質特有の溜めての瞬発力勝負になり適性外+4角終始逆手前で勝負にならなかっただけ。

力関係も富士Sで古馬相手に通用しており、ここも通用しておかしくないだろう。

ただし前走の内容は個人的にイマイチ評価していない。
当日は直線向かい風で前有利。飛ばした2頭の後ろに恩恵があった。トラックバイアスはフラット稍外。
つまり一番恩恵があったのは、後続の先行集団の中~外の馬。となると一番恩恵が大きかったのはラウダシオンかと思う。
いつもより前で立ち回ったシヴァージは強いの一言で、直線向かい風の中あの脚を見せられたら仕方ないのでシカト。
2着のライトオンキューは、内枠から揉まれず最短経路のイン前。トラックバイアスはラウダシオンだが、あれだけ完璧に運ばれたら、ここも仕方ない。
ただし4着のリバティハイツに詰められたのは、個人的にあまり評価できない。
リバティハイツは4角でポジションを一つ落としており、直線向かい風も合わさり、加速部の負荷は他馬より大きかったように思える。
斤量の恩恵もあっただろうが、バイアス有利を一番に受けたラウダシオンが詰められたのは、評価として難しい。
ちなみにリバティハイツは次走、京都牝馬で9着と結果を残せていない。
つまり、富士Sの内容からベストは14か14質マイルで、14質スプリントは少し忙しいのではないか?というのが個人的な見解。
ただし、雨の影響でスピード的要素が薄まるなら、ラウダシオンにとっては絶好の条件になるだろう。
走法的にも稍ピッチで、道悪が特別苦手という説はまずないだろう。(ここは成績通りの評価)
適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

レシステンシア

とにかくスピードを持続させる能力に長けており、14質がベスト。高速スプリントだとスピードが若干不足。といった感じ。
となると14質になりやすい中京スプリントの舞台はベスト条件。
道悪に関してもパワーのある馬なので、まずマイナスにならないだろう。
馬自体これといって特に嫌うところなく、鞍上乗り替わりとはいえ、積極的な浜中騎手なら、まず持ち味を殺すような競馬はしないだろう。
ちなみに持ち味を殺す乗り方は、溜めてしまうこと。
とにかく速いペースを持続する能力に長けている一方、溜めてしまうと後半スピード足らずになってします。つまりTS不足。
これはチューリップ賞、NHKマイル、マイルCSを見ての通りだろう。
崩れるとしたら上記の例か、モズスーパーフレアと一緒に暴走する以外ないのではないか。
ちなみに雨が降ってしまえば、ワンペース能力が問われギアチェンジやTSは要らなくなるので、雨ならなお逆らいずらい。
適性評価:S
能力評価:S
総合評価:S

レッドアンシェル

ピッチ走法で脚が溜められるか否かで後半の爆発力に影響していると思う。
北九州記念が良い例で、ペースは流れたものの内でしっかり脚を溜められたことが好走要因のひとつだろう。
前走の敗因は、4角外に振られた分のロス+高速馬場+テンションが高かったことが敗因かと思う。
スプリンターズSは、L1手前まで逆手前でふらつきスムーズさを欠いている。
本質的には溜めが効いた方が良いタイプに思えるので、スプリント質よりも、コーナーで溜が効く中京の舞台は合う印象。
加えて雨予報はこの馬にとってかなりプラスに働くだろう。
休み明けだが、追い切りも順調で力を出せる状態にあるし、恐らく人気も全くないので、ここは狙い目と見る。
適性評価:A
能力評価:B
総合評価:A

3.展開と馬場

モズスーパーフレアの逃げはほぼ確定だろう。

その後ろにレシステンシアとセイウンコウセイといった並びが順当か。

ペースはミドル~ハイペース。

コース形態的にも、雨量的にもイン前のポジションを取れる馬を中心に馬券を組み立てたいと思う。

 

 

4.最終予想

◎ 16レシステンシア

〇 2レッドアンシェル

▲ 3ライトオンキュー

☆ 12セイウンコウセイ

抑 1.6.10.14.15.17.18

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