阪神JF 2019【全頭診断】

お疲れ様です。

今回は阪神JFの全頭診断となります。

枠順や追い切り、馬場状態を確認した最終予想は土曜夜~日曜朝に配信しますのでよろしくお願いします。

 

1.コース解説

最初のコーナーまで444m。外回り682mの3~4コーナーから474mの直線を走る。

ゴール前の坂が影響し京都芝1600m(外回り)に比べて差しが届きやすいので、速い末脚を伸ばせれば脚質や位置取り関係なく好走しやすいが、逃げ馬が過去10年で全て馬券外なので割引が必要。

しかし高速馬場により逃げて残す可能性もあるので馬場はしっかりと観察していきたい。また枠順の有利不利はないので各馬走りやすい枠なら問題ない。

 

阪神芝1600mはスローペースになることが多く、基本的に平均~後傾ラップの瞬発力勝負となりやすいが、阪神JFの舞台だと傾向が少し変わってくる

前後3F 35.0 – 35.2
12.4 – 10.9 – 11.6 – 12.2 – 12.1 – 11.7-  11.4 – 12.2

平均値で見るとミドルペースからの持続力勝負となっているが、過去3年は全て瞬発力勝負となっており傾向が少し変わってきている。こういった場合、瞬発でも持続でも対応できる馬を探したいが2歳重賞となるのでまだ適性の判別が難しい。なので瞬発持続問わず上がりが使える馬や、能力で押し切れる馬を探すのが吉かもしれない。

また過去に中間ドスローまで落ちたことがないので、ある程度流れた展開から脚を使える馬を探していきたい。

 

2.全頭診断

ウーマンズハート

2戦2勝共に上がり最速32秒台と強烈な末脚を持っています。ただ新潟外回りはコーナーの下り坂で加速でき、直線に上り坂がない為上がり3Fで速いタイムが出やすい会場です。なのでここのタイムがメンバー1だからと言って今回勝てるかというと話が別です。

新馬戦 1着
12.7 – 12.1 – 13.0 – 13.3 – 12.4 – 11.1 – 10.7 – 10.9

新潟2歳S 1着
12.5 – 11.1 – 12.5 – 13.0 – 12.3 – 11.0 – 11.0 – 11.6

過去2戦共にスローからの瞬発力勝負で好走しているので、この馬は瞬発力に長けた馬の可能性が高く、持続力に関してはこの2戦から推測するのは難しいです。また今回はある程度中間が流れるラップになることが過去のデータから推測されるので、その流れでも直線で速い上がりが使えるかという点が鍵になります。

この馬は過去2戦共に中間13秒以上緩んでいて、今回求められるのは中間12.5秒以内のレースラップへの対応ですので過去のラップからは推せる要素がありません。

他にも初の左回りで休み明け初輸送となる点も考慮しなくてはならないので本命は回避します。ただ瞬発力はメンバー上位だと判断しているので上の印を打つ予定です。

 

 

エレナアヴァンティ

G1では能力が足りません。OP戦を勝った馬ですがレースレベルが低いので評価できません。

 

オータムレッド

出走馬9頭のアルテミスSを5着で着差0.6秒。好位から上がりが使えていないので軽視します。

 

カワキタアジン

能力と距離適性でまず厳しいです。

 

 

クラヴァシュドール

前走サリオスに敗れ2着でしたがリアアメリアに勝つならこの馬かなと思っています。

サウジアラビアRC 2着(クラヴァシュドール)
前後半3F 35.1-33.5(-1.6秒) 上がり3F 33.1秒
12.3 – 10.8 – 12.0 – 12.1 – 12.0 – 11.2 – 10.8 – 11.5

アルテミスS 1着(リアアメリア)
前後半3F 36.3-33.7(-2.6秒) 上がり3F 33.0秒
12.8 – 11.5 – 12.0 – 12.1 – 12.2 – 11.4 – 11.0 – 11.3

過去10年の阪神JFの平均ラップ
前後3F 35.0 – 35.2

12.4 – 10.9 – 11.6 – 12.2 – 12.1 – 11.7-  11.4 – 12.2

まずサウジアラビアRCですが、中間流れた展開で非常に阪神JFの平均ラップと近いレースをしています。後半4Fは瞬発力ラップとなった点は違いますが、中間流れた展開で上がり3F 33.1秒を使えたことは今回のレース適性の高さが伺えます。最後サリオスに切れ負けしましたが、この流れた展開でバテずに伸びきったサリオスが素直に強かっただけです。恐らく牡馬トップクラスでしょう。

次に開催日は違いますが今年の東京秋競馬は終始高速馬場だったのでアルテミスSのリアアメリアサウジアラビアRCのクラヴァシュドールを比較してお話しします。

注目すべきは前後半3Fのラップ差についてです。アルテミスSの方が1秒程度スローだったのにも関わらず、上がり3Fは0.1秒差とほぼ変わらない時計が計測されています。つまり、道中1秒早く流れたサウジアラビアRCでリアアメリアとほぼ同じ上がりを使えたクラヴァシュドールの評価はかなり高いです。

また、リアアメリアよりも断然折り合えて好位から抜け出せるこの馬の方が安定感があるので本命候補です。

 

 

クリスティ

新馬戦 1着
12.7 – 11.6 – 11.9 – 12.0 – 12.2 – 11.9 – 11.9 – 12.4
重馬場開催の持続力勝負。勝馬のマイネルグリットはその後小倉2歳Sを勝ったがこのレースはレベルが低く、次走の京王杯を2番人気9着と大敗。パワー馬場で好走してきた馬が高速馬場に対応できず直線失速した形。その馬に着差0.2は能力的に評価できない。

未勝利戦 1着
12.4 – 12.0 – 13.0 – 12.5 – 12.3 – 12.4 – 11.7 – 11.8 – 11.4
良馬場開催だがパワー馬場での好走。中間緩んだスローからの瞬発力勝負なので今回の適性とはマッチしない

アイビーS 2着
13.2 – 11.6 – 11.5 – 12.5 – 12.5 – 12.8 – 11.7 – 11.1 – 11.2
重馬場開催のパワー馬場。着差は0.5秒と離されたものの、直線壁を作ってしまいかなりロスのある競馬。鞍上のミスだが最後まで伸びて2着は確保といった内容。

これまでのレースを振り返ったが課題は高速馬場への対応。走って見ないとわからないが、新馬戦で負けたマイネルグリットが高速馬場で行われた京王杯を大敗しているので、この馬も高速馬場は嫌うかもしれない。

瞬発力持続力共に熟せる万能型なので抑えておいた方が良いかもしれないが、能力面で劣るのと馬場不安で軽視します。

 

ジェラペッシュ

サウジアラビアRCで4着だが着差1.2秒と能力で差が見られた。流石にここでは厳しい。

スウィートメリナ

そもそもの能力が足りない。前走のレースレベルと内容を踏まえると恐らく条件戦止まりかも。

 

 

 

ヒメサマ

小回り短距離向き。適正的にも能力的にも厳しい。

 

 

ボンボヤージ

前走後方16番手から差し切ったが先行馬壊滅の後方有利の展開利もあった。レースレベルも低くG1では厳しいと判断。

 

 

マルターズディオサ

未勝利戦 1着
12.5 – 11.2 – 11.8 – 11.9 – 12.2 – 11.4 – 11.4 – 11.9

サフラン賞 1着
12.2 – 11.2 – 11.9 – 12.4 – 12.3 – 11.8 – 11.1 – 11.4

阪神JFと似た流れた展開を瞬発力戦で好走していますが、2レースとも出遅れて中団位置を上げていく競馬をしているので機動力や持続力も持ち合わせている可能性があります。

新馬戦でウーマンズハートに着差0.6秒で敗れていますが瞬発力で惨敗した結果なので、出遅れず流れた展開から持続力勝負になればチャンスありといった評価です。瞬発力勝負なら能力は足りないので展開次第です。

枠順や馬場状態から展開を予想してチャンスがありそうなら印を打ちます。

 

 

 

ヤマカツマーメイド

1400mを主戦としていた分流れた持続ラップを経験していますが、1F伸びて且つ相手関係が一気に上がる今回で穴を開ける可能性は低いと思います。

能力面も前走ファンタジーSでレシステンシアに着差0.5秒の4着なので、この馬を評価するならレシステンシアを評価したいです。

 

 

 

リアアメリア

ここまで東京と阪神を使って2戦2勝。どちらのレースも出遅れ最後方から折り合いを欠いて道中はレースにならず直線競馬だけで勝ってきた馬です。この競馬で勝てるということはそれだけ能力の裏付けになると思っています。

新馬戦 1着
13.2 – 11.4 – 12.0 – 12.7 – 12.3 – 11.5 – 11.4 – 12.0

アルテミスS 1着
12.8 – 11.5 – 12.0 – 12.1 – 12.2 – 11.4 – 11.0 – 11.3

過去10年の阪神JFの平均ラップ
12.4 – 10.9 – 11.6 – 12.2 – 12.1 – 11.7-  11.4 – 12.2

過去2戦してどちらもスローからの瞬発力勝負。ただしどちらのレースでも中間13秒以上緩んでません。中でもアルテミスSは阪神JFの平均ラップと似ており、特に中間流れた展開から上がりを求められる点はラップ的にほぼ同じ適性が問われたと思っていいでしょう。なので今回の舞台適性は高いと判断します。

また上がりタイム自体は33秒台なのでウーマンズハートと比べると劣ると思われますが、そもそも東京と新潟外回りの上がり3Fタイム比べるの違います。東京は直線に坂がありますが、新潟外回りには坂がなくコーナーの下り坂で加速して直線に入るので、コースレイアウトの関係で新潟の方が上がりタイムが早くなります

どちらのレースも瞬発力勝負で圧勝しているので持続力に関しては図れませんが、流れた展開から上がりを使えるという点でこのレースへの適性は高いと判断しているので本命候補です。

ちなみに折り合い面の不安ですが、これまでのスローペースのレースと違って阪神JFの前後3F平均ラップが35.0 – 35.2のミドルペースとなっているので、その分折り合い面の不安は少し解消できると思います。しかし、多頭数となりレベルも上がる今回を出遅れ後方一気では差し損ねも十分考えられるので、頭固定はリスキーかと思います。

 

 

ルーチェデラヴィタ

アルテミスSを6着で着差0.6秒。上がりも使えないのでここでは厳しい。

 

 

レシステンシア

ファンタジーS 1着
12.0 – 10.7 – 11.0 – 11.9 – 11.7 – 11.5 – 11.9
1400mということもあり流れたレースラップの中、スピードを持続する能力は非常に高いと思います。このレースもハイペースを番手につけ先行勢は壊滅した中、着差0.2秒で勝ち切っているので非常に評価できるレースです。

今回1F距離延長となるので距離に対応できるか鍵となりますが、前走を評価しているので穴馬なら一番期待しています。瞬発力勝負だと分が悪いですが、高速馬場を利用し逃げてペースを流し持続力勝負に持ち込んだら面白そうな一頭だと思います。

 

 

ロータスランド

前走OP戦は不良馬場の為高速馬場濃厚の今回は予想材料にはできません。

新馬戦 1着
13.0 – 11.6 – 12.5 – 12.9 – 13.1 – 11.8 – 10.9 – 11.4
相手関係は低かったものの番手から上がり34.0の脚を使い着差0.3秒で勝った点はそこそこ評価できますが、時計面は物足りなくペースも37.1-34.1のドスロー競馬だったので今回の流れた展開に対応できるか難しいところ。

内枠引いて高速馬場のドスロー前残りなら大穴ワンチャンスだが条件が厳しいし、そもそもこのレースでドスローは期待できないので軽視。

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