ホープフルS 2019 全頭診断【コントレイルの強さはあの三歳馬と同レべ⁉】

お疲れ様です。

この記事はホープフルSの全頭診断となります。

枠順、追い切り、馬場状態を加味した最終予想は金曜夜~土曜朝に配信します。

 

1.コース解説

中山芝2000mで行われる。1800mのスタート地点から200m下がった位置がゲートとなり、最初のコーナーまでの距離が長く先行争いが激化しやすいのでテンの2F目が速くなる傾向。その後1コーナーを過ぎるとペースは落ち着く。ゴール前の急坂を2度超えるためタフさや持続力が求められる

最初のコーナーまで距離があるので、枠の有利不利はそこまでないが1.4.5.6.7枠が過去10年で複勝率20%を越えている。脚質的には先行〜中団が強い傾向で、逃げは過去10年で一頭も馬券に絡んでいない。

 

過去10年の平均ラップ
12.5-11.2-12.3-12.5-12.5-12.3-12.5-12.2-11.7-12.0

平均値だとテンの4〜5Fからラスト1Fまで加速ラップなので、コースレイアウトも加味して持続力が問われやすいが、第4コーナーから直線に入るラスト2Fで大きな加速ラップとなることが多く、2017年、2018年は共にラスト2Fで大きな加速ラップが刻まれていた。

2017年(12.8-11.9)2018年(12.2-11.5)この傾向は後傾ラップになった時。もしくは中間が平均値の12.5以上緩んだときに起こる

つまりメンバーや枠順から展開を予測し、スローになるようなら瞬発力に長けた馬を重視していき、平均前後で落ち着きそうなら瞬発持続共に脚を使える馬を探していきたい。

ただこれはあくまでラップ面の話なので、馬の適性が十分に分からない2歳戦において重要なのは、総合的な能力や中山小回り適性、タフな馬場適性などを重視すべき。

 

2.全頭診断

オーソリティ

芙蓉ステークス 1着
12.5 – 11.8 – 13.8 – 12.9 – 13.3 – 12.4 – 12.1 – 11.4 – 11.2 – 11.5
ドスローからの瞬発力勝負。中山2000mを着差0.4秒と圧勝していますが、相手関係が弱かったので評価としては平凡。またホープフルSは中間ラップの平均が12.5秒緩んだとしても13秒台前後です。このレースは中間ラップ (13.8 – 12.9 – 13.3)と極端に緩んでいるので、今回の中山2000mへの評価にもあまり直結しません。
※個人的に中間緩んだドスロー勝負は距離適性を問わない内容だったと思い予想をしています。

新馬戦で戦ったブラックホールに着差なしで勝ちましたが、ブラックホールが出遅れなければ逆転されていた可能性が高く、最後の伸びもブラックホールに劣っていたので、今回はブラックホールの方を上に評価したいと思います。

 

ガロアクリーク

新馬戦の相手が弱く、馬券内の馬は次走掲示板にも載っていない。ここは軽視。

 

クリノブレーヴ

ここまでのレースレベルや内容も評価でいないので軽視します。

 

 

コントレイル

東京スポーツ杯2歳S 1着
12.9 – 11.0 – 11.4 – 11.8 – 11.7 – 11.8 – 11.7 – 10.8 – 11.4

テンが緩んだ影響で後傾ラップとなったが、1000m通過58.8秒を加味するとミドル~ハイペースだった分後方に展開が向いたレース。圧勝したコントレイルの走破タイムは1分44秒5のレコード。展開が向いたとはいえ同じく後方で脚を溜めた2着のアルジャンナと0.8秒差、3着馬とは1.5秒と突き放した強い内容でした。

ただ本当に強いと思ったのは内容ではなく時計。高速馬場の影響でレコードが出やすくなっている近代競馬ですが、レコードが出たことよりも重要なことがこの走破タイムに隠されています。

同コースで開催された今年の毎日王冠を見ていきます。
※あくまで時計面からのみ能力を比較しています。レースが違うので馬場差や展開差が多少なりともあることは承知の上で比較しています。

毎日王冠 走破タイム1分44秒4
前後半3F(35.5-34.3) 1000m通過58.5秒
ダノンキングリー 上がり最速33.4秒 斤量54

東スポ杯 走破タイム1分44秒5
前後半3F(35.3-33.9) 1000m通過58.8秒
コントレイル 上がり最速33.1秒 斤量55

ポイント
ほぼ同じ展開で走破タイム0.1秒差
1000m通過で東スポ杯の方が0.3秒遅いが、上りはコントレイルの方が0.3秒速い
③そして何より、コントレイルの方が斤量が1キロ重い

あくまで時計面だけの話だが、コントレイルの強さはダノンキングリー並みだということがわかる。ダノンキングリーはこのレースで天皇賞秋3着のアエロリット、マイルCSと安田記念を制したインディチャンプに勝っている能力の高い馬なので、コントレイルの評価もかなり高いです。

また新馬戦でスローの瞬発力勝負、東スポ杯ではミドル~ハイで中間11秒台を越えない流れた展開で上がりが使えているので、展開に左右されることはあまりないと思います。

距離に関してですが、前走流れた展開で最後まで脚は動いてましたし1F延長なら対応可能だと思います。唯一ケチをつけるとしたらタフな馬場への対応だけですが、能力が高いのでこのマイナス要素を加味しても十分勝ち負け圏内だと思います。

 

 

ゼノヴァース

新馬未勝利と相手関係も内容的にも劣る。ここは軽視。

 

 

ディアセオリー

札幌2歳Sでブラックホールに着差1.6秒の惨敗。ここでは通用しない。

 

 

ディアマンミノル

新馬戦は相手レベルが低く京都での好走。瞬発力勝負での好走でしたが見る限り加速までに時間がかかる馬なので、直線短い中山が合う印象は低いです。どちらかと言えば外回りや東京のイメージ。

このレース中間もかなり緩んでいるので、タフな中山コースに対応できる可能性は低いと判断しています。

 

 

ナリノモンターニュ

過去2戦とも馬券内だがドスローを番手競馬して好走しているので評価はできない。

相手関係も弱いのでここは軽視。

 

 

ハギノエスペラント

前走未勝利戦を勝ち上がったが相手関係が弱いのでここでは厳しい。

 

パンサラッサ

未勝利戦は不良馬場が味方した勝利。昇級戦で見せ場なしとここでは厳しい。

 

ブラックホール

札幌2歳ステークス 1着
12.3 – 11.5 – 12.2 – 12.3 – 12.3 – 12.5 – 12.5 – 12.3 – 12.5
ハイペースの持続力勝負。後方有利の展開を後方から差し切ったわけですが、展開利を受けた以上に内容が強いです。最終コーナーで徐々に位置を上げ直線に入ろうとしていましたが、隣にいたレザネフォールが膨らみ外へ押し出されます。押し出された先にはゴルコンダいて壁になり、この馬を避ける為にまた外へ膨らみます。

これだけ不利とロスがありながら上がり2位の脚を使い着差0.2秒で勝利。不利がなくスムーズに外を回せていれば上がりは最速でしたし着差ももう少し離していたと思います。

またドスローからの瞬発力勝負となった新馬戦の負けは出遅れが原因で、好位から抜け出したオーソリティを上がり最速で着差なしのところまで詰め寄りましたし、オーソリティはその後2歳OP戦を勝ち上がっていたので決して弱くはありません

前走の未勝利戦は後方で待機し最終コーナーで位置を上げ差し切りました小回りの函館でこのレースができれば中山でも問題ないと思いますし、パワーのいる洋芝を熟せている点もタフになっている暮れの中山馬場にも対応可能だと思います。

これまでの内容や中山適性も高そうな馬なので高評価の一頭です。

間隔が空いているので、追い切りや当日の馬体重には注目したい。特に馬体重は成長期のこの時期なので大幅プラスだと予想しています。マイナス体重だったら軽視します。

 

ブルーミングスカイ

2000mを経験できている点強みにはなるが、これまでのレース内容や映像を見る限りここで通用する能力はないと判断しました。

良くて掲示板だと思います。

 

ラインベック

東京スポーツ杯2歳S 1着
12.9 – 11.0 – 11.4 – 11.8 – 11.7 – 11.8 – 11.7 – 10.8 – 11.4
テンが緩んだ影響で後傾ラップとなったが、1000m通過58.8秒を加味するとミドル~ハイペースだった分後方に展開が向いたレース。圧勝したコントレイルと着差1.5秒も離されたが、ハイペース逃げした馬の2.3番手に付けてしまったので展開不利を受けてしまいました。上がりは使える馬なので後方で待機してれば2着のアルジャンナとは入れ替わっていた可能性はあります。ただそれでも先行馬で唯一掲示板に入った馬なので、展開不利の中よく残せたと言っていい内容だと思います。

報知杯中京2歳S 1着
12.8 – 11.9 – 12.2 – 11.8 – 12.1 – 11.6 – 11.6 – 12.5
スローからの瞬発力勝負。重馬場開催でしたがやや速めの時計が出たレース。このレースを上がり最速で勝っており、ある程度タフな馬場でも走れることは証明できた。メンバーレベルは低いが着差0.3秒と離しているので最低限の評価はして良いと思う

展開不利を前で残したり、タフ馬場での好走経験もあるので能力的にはそこまで低い馬ではないと判断します。展開面や枠も踏まえ印を打ちますが、スローの可能性が高いようなら脚質的にも抑えの印は打ちたいと思っています。

 

 

ラグビーボーイ

能力適性共にここでは厳しい。

 

 

ワーケア

アイビーステークス 1着
13.2 – 11.6 – 11.5 – 12.5 – 12.5 – 12.8 – 11.7 – 11.1 – 11.2
ドスローからの瞬発力勝負。上がり最速33.3秒の脚を使って着差0.5秒と快勝。能力についてメンバー上位は明らかなので、同じ東京芝1800mを走った想定1人気のコントレイルとの比較をしたいと思います。

※あくまで時計面からのみ能力を比較しています。レースが違うので馬場差や展開差が多少なりともあることは承知の上で比較しています。

アイビーS 走破タイム1分48秒1
前後半3F(36.3-34.0) 1000m通過61.3秒
ワーケア 上がり最速33.3秒 斤量55

東スポ杯 走破タイム1分44秒5
前後半3F(35.3-33.9) 1000m通過58.8秒
コントレイル 上がり最速33.1秒 斤量55

ポイント
※走破タイムは展開の差があるので無視します。
前半3Fで1秒差1000m通過で2.5秒アイビーSの方が遅い
②東スポ杯の方が①を理由にタフなレースだったが、上り3Fは0.2秒コントレイルが上回っている

つまりアイビーSよりタフな展開となった東スポ杯でしたがコントレイルが上がり3Fで上回っています。逆に言うと、楽な展開だったのに上がり3Fでコントレイルを時計面で上回れなかったのがワーケアです。

なので時計面だけで言ったらコントレイルの方が能力が上だと私は判断しますが、ここに舞台替わりで適性も関わってくるのでこの比較だけで優越は付けられませんが、絶対的能力値はコントレイルの方が上と判断し対抗評価にする予定です。

 

 

ワスカランテソーロ

2走前中山で負けたジェラペッシュが阪神JFを着差1.9秒の9着と惨敗しており、この馬もここでは厳しいと判断します。

 

 

ヴェルトライゼンデ

萩ステークス 1着
13.4 – 11.8 – 12.3 – 12.9 – 13.2 – 12.5 – 12.2 – 11.2 – 11.3
ドスローからの瞬発力勝負。稍重開催で時計は掛かったが中間12.9‐13.2と緩んでいる。今回時計は速くなり中間も萩ステークス以上に流れるので、その点で対応できるかが課題となります。ここでの好走は今回には直結しません。

ただ折り合いが良い馬なので1Fの距離延長も対応可能だと思いますし、タフな馬場を経験してきたので多少時計の掛かる暮れの中山馬場にも対応してくると思いますので、その点は評価していいと思います。

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