京都金杯2020 全頭診断【今年も混戦模様!適性を見抜きます】

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

この記事では京都金杯の予想となります。

中山金杯の記事は下記リンクからお願いします。

中山金杯2020 全頭診断【今年1発目の重賞!】

ここでは馬の能力や適性に関しての話となるので、枠順、追い切り、馬場状態を踏まえた最終予想は日曜朝までに最終予想として配信します。

 

 

1.コース解説

スタートして3コーナーまで712mと長い向こう正面なので横に広がった先行争いが起こることが多い。

その為テンのスピードは速くなる傾向。3コーナー手前の坂でペースが一度緩むがその後の下りでまたスピードが上がる為、最終コーナーから直線を向いたときに馬群が外に広がりやすく、上手くインを突いて好走する差し馬も目立つ

また3~4コーナーが緩く下り坂となりペースアップするため、4F走りきる持続力が要求されやすいコースでもある。

枠順は内有利の傾向が顕著に出ており、過去10年の成績は以下の通り。

1~4枠:8-7-7-55 複勝率28.5%

5~8枠:2-3-3-77 複勝率9.4%

開催週ということもあり内枠。脚質的には逃げ先行が有利となっている。

 

過去10年の平均ラップ
12.3 – 10.9 – 11.5 – 12.1 – 11.7 – 11.7 – 11.4 – 11.8

コース的にも坂手前テンの2Fに10秒台の速いラップを刻み、上り坂で一気に緩むもラスト5Fからラスト1Fまで加速ラップ。平均値だとギアチェンも求められない緩やかな加速ラップなので持続力勝負となりやすい

瞬発力勝負となったのは過去2回。どちらもハイペースで逃げ馬が惨敗している。このような展開になれば、瞬発力タイプの馬が後方から差してくるので、念のため各馬枠順には注目したい。

今回はコースレイアウトや過去のデータに基づき持続力タイプの馬を評価していきます。

 

2.全頭診断

エメラルファイト

今年の10月に行われた富士Sは5月からの休み明け初戦となりましたが、注目してほしいのは着順やレース内容ではなく馬体重です。

5月のダービー出走時が460キロに対し富士S時は450キロと10キロ落としています。この時期に休み明けで二桁マイナスは評価できませんし、次走のマイルCSでも馬体重に増減がない状態でした。

昨年のスプリングSを勝った時の迫力はなく、しっかり馬体重を回復させないと厳しいかと思います。また輸送も絡むので、個人的には関東圏のレースで買いたい馬ではあります。

 

エントシャイデン

能力適性共に厳しいと判断します。

 

オールフォーラヴ

京都外回りは2戦2勝だが新馬戦と1600万の錦Sでの勝利。錦Sは相手関係も弱く2着のメイショウオーパスと着差なしで斤量が3キロ軽かったことを考えると評価はできない

今回斤量は54キロと有利ではあるが、重賞で通用させるには能力不足だと判断しています。

京都外回りは走れてるので、枠と追い切りが完璧なら印を回そうかと思いますが軽視予定です。

 

カテドラル

アーリントンC 2着
12.4 – 11.2 – 11.4 – 12.4 – 12.4 – 11.5 – 11.0 – 11.9
ミドルからの瞬発力勝負。逃げたイベリスこそ残しましたが、2~4着馬まで後方待機の差し決着。上がり能力の差で2着でしたが相手関係は弱く、展開利もあったので評価はできないレース

NHKマイル 3着
12.0 – 10.4 – 11.5 – 11.9 – 12.0 – 11.3 – 11.3 – 12.0
ハイペースからの瞬発力勝負展開と馬場差が全て味方した3着だと思います。馬場に関してはこの時期の東京G1で穴を開けた馬が、直線真ん中やや内目を通った馬から好走馬を連発しており、この場所だけ異様に伸びる特殊な馬場となっていました。カテドラルもそこを通っています。G1で馬券内に着ている以上、ある程度の能力評価はできますが条件が揃いすぎたレースだと思っているので、評価としては平凡です。

この2走の共通点は流れた展開から瞬発力戦となり好走しています。

 

次に凡走した2走を見ていきます。

京成杯 8着
12.8 – 10.9 – 12.5 – 12.0 – 12.9 – 13.0 – 11.8 – 11.8 – 11.4 – 12.1

中京記念 11着
12.4 – 11.3 – 11.6 – 11.4 – 11.3 – 11.4 – 11.9 – 12.3

どちらも瞬発力が問われないレースでの敗戦です。着順に関してもかなり惨敗しているので、瞬発力が問われないレースになるとかなりもろいと思います。

 

最後に近2走を見ていきます。

富士S 5着
12.2 – 10.9 – 11.9 – 12.0 – 11.9 – 11.3 – 11.1 – 11.7

マイルCS 6着
12.5 – 11.2 – 11.6 – 11.9 – 11.6 – 11.5 – 11.0 – 11.7

それなりにメンバーの揃った明け初戦の富士Sで掲示板強豪揃いのG1で上がり最速6着と着ています。どちらのレースも瞬発力が求められたので、やはり瞬発力戦なら力は出してきます。

ただマイルCSに関しては、後方インべた追走から直線でも上手くイン捌いた結果の着順なので、武豊の好騎乗あってこその着順なので過度な評価はできません。

結論、ミドル~ハイペースの瞬発力勝負となり後方有利の展開となれば十分馬券内かとは思いますが、今回狙いたいのは持続力タイプですので、個人的な評価としては低い評価です。

枠順と展開を予想してチャンスがありそうなら印を打ちます。

 

 

サウンドキアラ

京都外回りは2-1-0-0と相性が良い。

長岡京ステークス 1着
12.5 – 11.5 – 11.9 – 11.8 – 11.5 – 11.4 – 11.0 – 11.5

六波羅特別 1着
12.2 – 11.2 – 12.0 – 11.9 – 11.4 – 11.6 – 10.9 – 11.6

京都外回りの2走を見る限り持続瞬発どちらにも対応できます。基本先行しますが前走のリゲルSでは後方からとなり、ストロングタイタンとキョウヘイに切れ負けしましたが、舞台適性や持続力勝負という点で逆転は十分可能だと思います。

枠は楽に先行できる枠が欲しいですね。

 

 

ストロングタイタン

リゲルS 1着
12.4 – 10.5 – 11.5 – 12.0 – 11.9 – 11.1 – 11.5 – 12.4
ミドルややハイペースの瞬発力勝負。展開が向いて後方差し有利となったので評価はできない。

中日新聞杯 3着
12.6 – 11.0 – 12.2 – 11.5 – 11.4 – 11.8 – 12.3 – 12.3 – 11.8 – 12.4
ミドルややハイペースの瞬発力勝負。

約1年で2回馬券内となったが、どちらもペースが流れて後方差し有利となった瞬発力勝負。持続力勝負となった小倉記念、七夕賞、中山金杯を凡走しており、ここへの適性は低いと評価し軽視します。

 

 

 

ソーグリッタリング

京都外回りは3-3-1-0と大得意の舞台。基本的に先行集団から好位差しができる脚質なのでこの舞台にも合います。

カシオペアS 3着
12.7 – 10.7 – 11.6 – 12.0 – 12.6 – 12.2 – 11.9 – 11.7 – 12.1
ミドル稍ハイペースからの持続力勝負。1.2着馬とは着差なしですが、1.2着馬の斤量が56キロと57キロ。この馬は58キロ背負っていたことを考えると内容は決して弱くないと思います。

関屋記念 3着
12.6 – 10.9 – 11.2 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 10.8 – 11.5
ドスローからの瞬発力勝負。勝馬のミッキーグローリーとは着差0.1秒ですが斤量差1キロ重く2着馬のミエノサクシードとは着差なしですが斤量は3キロ重く、ハンデがあった分着順に関しては十分だと思います。

この2走見て分かるように、基本的にどんな展開でも好走できるバランスタイプです。前走は苦手な輸送に不良馬場が重なったので度返しします。今回は得意の京都外回りに戻り、川田騎手を確保してきているので条件はかなり好転します。

枠と追い切り次第ですが本命候補です。

 

 

タイムトリップ

能力適性共に厳しいと判断します。

 

 

ダイアトニック

京都1400mは5戦5勝と無類の強さですが、マイルに距離延長すると1-1-1-3と成績が落ちます。では本当に1Fの距離延長はこの馬にとって難しいのか考察していきます。

※1400~1200mの短距離馬は基本的に持続力タイプの馬が多いです。流れが速くなる短距離戦においてトップスピードより一つ下のスピードを如何に維持できるかが重要となるので、今回この馬の瞬発持続の話は触れずに、シンプルに距離を熟せるかという観点だけ見ていきます。

 

マイルCS 10着
8枠15番からの出走。道中は上手く内に潜り込み後方待機、最終コーナーで大外へ回し追い込みますが、ラスト1F辺りから伸びを欠き結果10着と大敗。内有利の馬場差と最終コーナーのロスを考えたら着順に関しては仕方ないといったところ。

ダービー卿 4着
7枠14番からの出走。後方内目を追走しコーナーの位置取りなどもロスのない形で上がり最速と終いの脚もしっかり使えてました。ハイペース差し有利の展開でしたが、位置取りの差が着順に直結したので、終いの脚を使えている点評価していい内容かと思います。

この2走を見て思ったことはマイルの舞台でも対応できると思います。ただし距離の問題もあるので、いかにロスなく立ち回り距離をカバーできるかが重要かと思います。まず内枠は欲しいですね。

鞍上はスミヨン→北村友一に乗り替わりとなりますが、このコンビは京都1400mで4勝していて相性抜群なので、「1600mだから軽視」という単純な考えは個人的に危ないかと思います。

 

 

ドーヴァー

ニューイヤーS 1着
12.4 – 10.8 – 10.7 – 11.0 – 11.3 – 11.7 – 11.9 – 12.6
ハイペースの消耗戦。相手が弱く展開が向いたとはいえこのクラスで着差0.5秒は評価できる。

キャピタルS 1着
12.6 – 11.2 – 11.2 – 11.9 – 12.2 – 12.2 – 12.0 – 12.5
ハイペースの持続力勝負。大外出走でしたがインべた追走からのイン突きとロスのない競馬でした。相手関係はレッドヴェイロンやソーグリッタリングなど重賞でも好走している強い相手に、不良馬場だったとはいえ着差0.3秒は評価できます。

この2走の共通点はタフなレース展開となったこと。タフな消耗戦となったダービー卿を7着と大敗していますが、内枠出走から最終コーナーで大外を回すロスが響いた内容で、着差は0.4秒とまとめているので評価は落としません。

タフな展開になれば1発あっておかしくない馬なので、人気がないのなら印を打って損はないかと思います。ただ例年通りの傾向になったら難しいとは思うので高い印は打てません。

ちなみに冬馬なので、この時期はやたら走ります

 

 

ハッピーグリン

日経賞 4着
7.0 – 11.8 – 12.5 – 12.3 – 12.6 – 13.1 – 12.9 – 13.1 – 11.9 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 12.0
メイショウテッコンが逃げた持続力勝負。この時4着と馬券外でしたがエタリオウやサクラアンプルールについで4着は評価できます。

ジャパンC 7着
12.9 – 10.8 – 12.2 – 12.3 – 11.7 – 11.8 – 11.7 – 11.4 – 11.4 – 11.0 – 11.4 – 12.0
こちらは中間流れたスローからの持続力勝負の展開。先着されたのはG1級の馬だけで、このメンバーで十分な結果です。最後まで脚が使えてた点も含めて、流れた展開でも走れることは証明できた1戦だったと思います。

チャレンジC 4着
12.5 – 11.3 – 13.0 – 12.6 – 11.8 – 11.9 – 11.6 – 11.1 – 11.3 – 12.0
スローからの持続力勝負。結果4着と馬券外でしたが上がり最速で追い込めており、位置取りの差が結果に直結しました。

この馬は持続力タイプで瞬発力勝負では分が悪いです。最近だと毎日王冠やアルゼンチン共和国杯が瞬発力勝負の展開で出番なしでした。

このレースは持続力勝負になりやすいので、人気がないのなら穴として抑えて損はないと思います。ただ前走のように後方待機では開催週の京都では届かないので、それなりのポジションで運ぶ必要はあります。大穴候補。

 

 

ブレステイキング

レインボーS 1着
12.6 – 11.3 – 12.1 – 11.2 – 11.6 – 12.0 – 12.0 – 11.7 – 11.6 – 12.3
ミドルペースからの持続力勝負。馬場は高速馬場。

チャレンジC 3着
12.5 – 11.3 – 13.0 – 12.6 – 11.8 – 11.9 – 11.6 – 11.1 – 11.3 – 12.0
スローからの稍持続力勝負。こちらも高速馬場。

この馬は持続力勝負に対応でき、瞬発力勝負にも対応できるバランス型。特に高速馬場の持続力勝負に強く初の京都も開催週の馬場なら合う可能性は高い。

高速馬場の東京が一番合うと思うので、枠次第ですが人気がないなら抑えて損はなないかと思います

 

 

ボンセルヴィーソ

前走のレースレベルは低く着順に関しては評価はできません。距離延長も厳しいと思うので軽視します。

 

 

マイネルフラップ

能力適性共に厳しいと判断し軽視します。

 

 

マルターズアポジー

能力適性共に厳しいと判断し軽視します。

 

 

メイケイダイハード

能力適性共に厳しいと判断し軽視します。

 

メイショウショウブ

京都の舞台は3戦して全て馬券内京都外回りはデイリー杯で2着と好相性。

デイリー杯 2着
12.6 – 11.8 – 12.4 – 12.7 – 12.0 – 11.6 – 10.8 – 11.5
スローからの瞬発力勝負。番手で運びアドマイヤマーズと叩きあって2着。3着以下を着差0.4で離したがレベルが低かったので当然の内容。展開有利になったとはいえ、後のG1馬で海外重賞も勝った馬と着差0.1秒で叩きあえた点評価は高い

その後阪神JFで6着と掲示板を外しましたが、秋5戦目でレベルが高かったことを考えれば十分走れたかと思います。

この馬は明け初戦が苦手で適性距離は芝1600m以下。苦手条件を抜くと0-2-1-1で馬券外は使い詰めだった阪神JFのみ

前走阪神Cは除外の為9月からの休み明け初戦と考えると3着と粘れたのは評価が高いです。

阪神C 3着
12.3 – 10.5 – 11.1 – 11.3 – 11.4 – 11.3 – 11.5
(33.9-34.2)のミドルペースでしたがテンが緩んだだけで淀みなく流れた持続力勝負。番手で控えて好走していますが、先行馬は壊滅し3番手で運んだグァンチャーレが10着だったことを考えると、番手で3着は明け初戦ながら力強い内容で評価できます。

今回1600mに距離延長ですがここは守備範囲。叩き2戦目で上積みを考えると狙いですが、中3週の反動がないか追い切りで状態を確認したほうが良いと思います。

枠内が欲しいので枠と追い切りを見て最終的に判断します。持続力勝負は対応できます。

 

モズダディー

基本的に瞬発持続どちらも対応できるバランスタイプです。芝のマイルに転向後ブリンカーがハマり、高いレベルでも成績が安定しています。

元町S 1着
12.6 – 10.9 – 11.4 – 11.7 – 11.7 – 11.3 – 11.2 – 12.2
(34.9-34.7)のミドルペースを逃げて残しており2.3着馬は差し決着と、先行馬が馬券内を外したなか逃げて残した点は評価できますし相手レベルも高い1戦でした。

ただこの時の阪神馬場は逃げ天国でした。このレースの前日の逃げ馬の成績が4-1-0-1で連対率83.3%。多少ペースが流れても穴馬ですら1着に残す馬場でした。その点加味すると高評価とは言えません。

この馬に関してはスムーズに逃げor先行ができる枠順に入るかだと思うので4枠以内は取りたいところ。加えてメイショウショウブやマルターズアポジーなどの他の逃げ馬の枠にも注目したいです。

開幕週の平坦京都は合うと思います。

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