毎日王冠 2020 全頭診断【道悪適性+東京1800m適性】

お疲れ様です。

この記事では毎日王冠のコース解説・ラップ分析・全頭診断を行います。

 

※昨日有料noteにて道悪適性のポイントを解説しているので、道悪適性の有無は答えますが、理由に関しては省かせて頂きます。
※有料となりますが、道悪適性に関して気になる方は下記リンクよりお願いします。

1.コース解説・ラップ分析

東京競馬場

毎日王冠 過去10年の平均ラップ
前後半3F(35.5 – 34.2)
12.8 – 11.1 – 11.6 – 12.0 – 12.0 – 11.9 – 11.1 – 11.3 – 11.8
東京マイルと大きく違う点は、スタート位置が向こう正面のマイルと、2コーナ途中からとなる1800m。
たったこれだけの違いですが、その影響でテンの1Fが緩むので、その分マイルより直線で瞬発力が求められたりトップスピードが求められたりします。
平均ラップから考察すると、まず直線では瞬発力+トップスピードが求められ、中間は他場マイルや東京1800~2000m辺りとリンクします。
前半や道中緩むとは言え、平均で12秒までしか緩まないので追走力も必要になってきます。
ただし、今年はトーラスジェミニやコントラチェックがいます。
この2頭は速いペースで逃げ、後続に脚を使わせるタフ寄りの持続力勝負をしたがる馬なので、逃げ方次第では持続力勝負になる可能性もあります。
また今週は土曜に大雨が降るので、重不良馬場で時計の掛かる馬場状態の場合は、ラップ適性よりもトラックバイアスや道悪適性を中心に組み立てたいと思います。
求められる適性
①トップスピード(道悪の場合不要)
②瞬発力(展開や馬場次第で持続力やタフさ)
③追走力(道悪の場合不要)

 

2.総合S評価成績

 

 

3.全頭診断

見解に加え、能力・適性を以下の表のように4段階評価で振り分けました。

あくまで枠順や追い切り確認前の私個人の評価ですので参考程度までに。

評価の内容
能力単純な能力評価
適性舞台&距離適性
Sメンバー内で抜けていると評価
A評価は高い
B平凡
C低評価
能力または適性が未知数

※除外対象馬に関しては確定次第追記します。

 

アイスストーム

メイS 1着
12.6 – 11.0 – 11.5 – 12.1 – 11.5 – 11.3 – 11.2 – 11.3 – 11.8
稍スローの持続力勝負。ラスト5Fのロンスパ戦。前がラスト1Fでバテ、内をロスなく立ち回りインを突いて差し切り勝ち。どちらかというと、前で上がりを使って粘り込んだ2着のソーグリッタリング、最後方集団で大外回して上がり最速で追い込んだ3着のザダル。この2頭の方が斤量が重かった点やレース内容含め評価をしたいので、このレースでアイスストームを特別高い評価はできません。
新潟記念 12着
12.8 – 11.5 – 12.5 – 12.4 – 12.7 – 13.0 – 11.9 – 10.8 – 10.7 – 11.6
ドスロー瞬発力勝負。後方から上がり33.0秒を使いますがキレ負け。時計は掛かり気味の馬場でしたが、前半も中間もドスローだったので、上がり3Fに関しては非常に速い時計が計測されたトップスピード瞬発力戦。持続力タイプなことも踏まえ瞬発力勝負でキレ負けといった形です。

上記のメイSに加え、好走した中日新聞杯や垂水Sは何れも持続力勝負でした。

特にメイSは4Fのロンスパ持続力勝負でかなり流れが速かったので持続力の適性がかなり求められたレース。

瞬発力に関して推せる材料がありません。

仮に持続力勝負になればチャンスはありそうですが、タフな馬場は合わない印象で、好走歴を見ても高速馬場で結果を残しています。

道悪の場合は厳しい競馬になりそうです。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

カイザーメランジェ

前走セウントウルS後に骨折が発覚したので、ここはベストパフォーマンスではなかったと思います。

ただしスプリントで使われ続けた馬が、1800mの瞬発力勝負では適性は合いません。

長期休養明けの距離大幅延長ということで、恐らく使ってからの距離短縮で本番でしょう。

折り合いも1800mでは厳しいと思うので、ここは低めの評価です。

適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

 

カデナ

大阪杯 4着
12.9 – 11.7 – 12.3 – 11.9 – 11.6 – 12.1 – 11.7 – 11.3 – 11.2 – 11.7
スローからの持続力勝負。大阪杯らしいスローロンスパの流れで前有利の展開を、後方12番手から上がり最速33.5秒で差し切り好メンバー相手に4着と健闘しました。後方インを立ち回って直線インを突いたので、ロス自体は少なかったものの、この展開でもしっかり追い込めたことはトップスピードの質と持続力を評価できる内容です。
新潟記念 12着
12.8 – 11.5 – 12.5 – 12.4 – 12.7 – 13.0 – 11.9 – 10.8 – 10.7 – 11.6
ドスロー瞬発力勝負。先行力足らずで後方競馬となり、上がり32.3秒は使えましたが位置取りの差で届かずと言った内容。トップスピードの質や瞬発力勝負への対応は評価して良いと思います。

大阪杯4着時も機動力不足が浮き彫りになり足りず、小倉大賞典も機動力不足で直線競馬でした。

このことから、機動力があまり求められない東京の舞台は合います。

トップスピードの質が問われた大阪杯や、トップスピードと瞬発力が問われた昨年の新潟記念で高いパフォーマンスを発揮していることから適性はあるでしょう。

ただし追走力不足なので、置いて行かれて直線だけで届くかどうか。その辺り展開や馬場も影響しますし、道悪適性に関してもあまり推せる要素がありません。

また宝塚記念から新潟記念が約2か月空いたとはいえ、タフだった宝塚記念のダメージはあったでしょうし、前走の疲労も考えると状態面は要チェックだと思います。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

 

コントラチェック

ターコイズS 1着
12.4 – 10.5 – 11.0 – 11.5 – 11.9 – 11.8 – 11.1 – 12.0
ミドルペースの持続力勝負。楽な単騎逃げでラスト3~4Fで溜めも効き、そのまま加速して圧勝でした。秋華賞やフラワーC、ヴィクトリアMもそうでしたが、この馬は自分のペースで逃げてこそ力を発揮するタイプです。

他馬を気にして力んでしまうため、逃げてこそ本領発揮出来る馬で、逃げられればハイペースからでもラスト4Fで加速ラップが踏める強い馬です。

故に逃げられるか否かが重要。逃げられなかったり、絡まれてペースを乱したりするともろいです。

今回はトーラスジェミニという逃げ馬がいるので、枠や他馬の兼ね合いになります。

スピード能力や持続力の高い馬なので、自ら逃げれば舞台適性は問題ないと思います。

ただし道悪適性に関しては、最大の武器であるスピードを活かせないのでマイナス

とりあえず逃げるか否かが重要だと思います。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

 

サトノインプレッサ

ダービー 4着
12.6 – 11.3 – 12.9 – 12.6 – 12.3 – 11.8 – 12.2 – 12.3 – 11.8 – 11.3 – 11.3 – 11.7
スローの瞬発力勝負。後方のインを追走し直線もそのままインを突いて差してきた内容です。内の進路も空いていましたし、追走経路を考慮するとそこまで高い評価は難しいと思います。またトップスピードの質も問われましたが、ラスト5~4Fからの加速を踏まえるとある程度タフさも求められたと思います。

まず先行力と追走力の低さから距離は中距離路線かと思います。

その点東京1800mならギリギリ守備範囲で、道悪で時計が掛かるのはプラスと考えます。

また、ダービーは内枠だったこともありますが、追い切り等見ても折り合いは成長した感があるので、2400mくらいまでなら守備範囲と考えます。

適性面はサンプルが少ないので、特にトップスピード戦となると少々疑問ですが、タフ寄りの持続力勝負は問題ないと思うので、その点でも道悪は恩恵ありかと思います。(ただしトラックバイアス次第)

しかし、能力面では今の3歳世代の現状も踏まえ高くは評価できず、ダービー4着も枠や進路の恩恵は大きかったと思います。

毎日杯で下したアルジャンナもダービーで見せ場なしでしたので、古馬を相手にした時の能力面はまだ疑問です。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

サリオス

ダービー 2着
12.6 – 11.3 – 12.9 – 12.6 – 12.3 – 11.8 – 12.2 – 12.3 – 11.8 – 11.3 – 11.3 – 11.7
スローの瞬発力勝負。枠と若干の出負けから後方競馬。4角でも大外を回す競馬でしたが、ここで2着に追い込めたのは実力ある証拠でしょう。4角位置で前にいたヴェルトライゼンデやガロアクリークには着差離してますし、コントレイルとも上がり3Fで0.1秒差。枠と位置取り次第ではコントレイルと着差詰められたと思います。強い内容でした。

今の3歳牡馬だと個人的にサリオスとコントレイルが抜けており、古馬相手でも通用すると考えていますし、斤量54の恩恵もかなりのもの。

適性的にも東京1800mは守備範囲ですし、瞬発力勝負&持続力勝負はどちらでも問題ない万能型だと思います。(ベストはマイル~1400質マイルだと思ってます)

個人的にこの馬の最大の特徴は追走力だと思っていて、スピードが活きる舞台が合うと思っているので、道悪はベストではないでしょうが、

馬格や走法、脚質などを踏まえると問題ないという結論です。

中間内容も良く、ここは流石に逆らえません。

適性評価:A
能力評価:S
総合評価:S

 

 

サンレイポケット

新潟記念 3着
12.8 – 11.5 – 12.5 – 12.4 – 12.7 – 13.0 – 11.9 – 10.8 – 10.7 – 11.6
ドスロー瞬発力勝負。中間も13秒台まで緩む展開での3着。ある程度の位置を取れたので馬券内は確保できていましたが、例年通りレースが流れていたら置いて行かれて届かないor末脚不発だったと思います。ただし瞬発力勝負に対応できた点は評価します。

本質的には持続力タイプで、中間緩むレースが合う印象です。

なので東京1800mは忙しいと思います。

好走歴見ても、東京2400mや中京2000m(前半緩みやすいコース)など距離適性的には2000m以上がベストだと思います。

ただし道悪で時計が掛かるようなら、その点プラスになると思うので、馬場とトラックバイアス次第で考えます。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

ザダル

関越S 1着
12.5 – 10.5 – 11.0 – 11.6 – 11.8 – 11.8 – 11.7 – 12.1 – 12.3
プロディガルサンの大逃げなので、逃げ馬のラップはあてになりません。ザダルは5番手から上がり最速32.8秒で差し切り快勝。次走OP勝ちのトリコロールブルーなどを楽々交わしているので、トップスピードの質はかなり高いものと思われます。

この馬の最大の特徴はトップスピードの高さだと思いますが、道悪でそれが削がれるのはマイナスかと思います。

瞬間持続に関してはどちらも熟せる印象で、2走前のメイSは5Fロンスパ戦で内有利の馬場を後方大外ぶん回しで差し損ねる3着と、トップスピードの持続性能の高さは証明しています。

あとは道悪がどこまで影響するのか。トラックバイアスや時計の掛かり次第です。

適性評価:B
能力評価:S
総合評価:A

 

 

ダイワキャグニー

エプソムカップ 1着
12.5 – 11.2 – 11.6 – 11.9 – 11.9 – 12.1 – 11.8 – 11.9 – 12.8
不良馬場での開催でラップは無視します。このレースはイン前で立ち回った馬がそのまま馬券内にくるという、道悪によるバイアスが高く出た特殊レースなので評価には繋がりません。

金鯱賞もドスロー逃げで3着と、こちらも評価できませんが、先行して粘り込める脚質という点は評価できます。

つまりトラックバイアス次第では、前残りの可能性はあると思います。

良馬場の毎日王冠だったら完全にキレ負けするタイプだと思うので、この馬にとっては恵みの雨かもしれません。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

トーラスジェミニ

札幌記念 8着
12.7 – 11.1 – 12.0 – 12.3 – 12.2 – 12.2 – 11.7 – 11.7 – 11.6 – 11.9
ミドルペースの持続力勝負。逃げましたが、この馬にしては中間緩んだと思います。後半はトップスピード戦になりキレ負けといった形。トップスピードの質は低く、タフな展開に強い馬だと思うので、この展開では適性違いでした。

函館記念4着、エプソムカップ3着、幕張S1着は何れもタフな展開になったレースで、トップスピードの質は求められていません。

札幌記念でキレ負けしたように、タフな持続力戦や消耗戦に強い馬かと思います。

コントラチェックの出方次第では端をきれると思いますし、今の馬場ならエプソムカップの再現ができる可能性もあります。

適性評価:A
能力評価:B
総合評価:B

 

 

ワンダープチュック

長岡S 1着
12.9 – 12.0 – 12.1 – 12.4 – 11.7 – 11.0 – 11.3 – 11.7
ドスロー瞬発力勝負。サトノウィザードに勝ったとはいえ、ドスローの番手競馬なので展開と位置取りの影響が多い勝ったレース。評価はできない。

能力はまず足りていないので、道悪でどこまで誤魔化せるか。

ゲートは下手なので前走並みに出れればいいですが、もともとの先行力を考えると推しずらい馬です。

適性評価:B
能力評価:C
総合評価:B
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