札幌記念 2020 全頭診断【S馬1頭!ラッキーライラックじゃないです】

お疲れ様です。

この記事では札幌記念の全頭診断をしていきます。

枠順、追い切り、馬場状態含めた最終予想は当日の朝までに公開します。

 

 

1.コース解説・ラップ分析

求めらる適性

①持続力
②追走力
③スピード

 

2.総合S評価成績

 

 

 

3.全頭診断

見解に加え、能力・適性を以下の表のように4段階評価で振り分けました。

※あくまで枠順や追い切り確認前の私個人の評価ですので参考程度までに。

評価の内容
能力単純な能力評価
適性「距離」「舞台」「馬場」の適性評価
Sメンバー内で抜けていると評価
A評価は高いが抜けてはいない
B可もなく、不可もなく
C低評価
能力または適性が未知数

※除外対象馬に関しては確定次第追記します。

 

アドマイヤジャスタ

函館記念 1着
12.4 – 11.2 – 11.7 – 11.7 – 11.8 – 11.8 – 12.0 – 12.1 – 12.4 – 12.6
ハイペースの消耗戦。もともとタフな展開になりやすい函館記念ですが、この時は前半ハイペースで前半3F目から加速ラップが一切ないスタミナと持続力が求められるレースとなりました。相手関係がそこまで強くなかった点(1番人気が3勝クラス勝馬)と、求められた適性がスタミナ寄りなので、札幌記念には繋がらない内容です。
紫菊賞 1着
13.0 – 11.5 – 12.1 – 12.3 – 12.0 – 12.1 – 12.0 – 12.0 – 11.9 – 11.9
スローの持続力勝負。前半スローのワンペース持続力戦で、この場合前半スローで楽できる前有利ですが、アドマイヤジャスタは出遅れ後方から先行集団までポジションを上げています。ポジションを上げた区間は(12.1-12.3-12.0)つまりアドマイヤジャスタに限っては、出遅れで脚を使った1~2F目+位置を上げるためのオーバーペース(3~5F目)で、スタートから終始ワンペースで走り続けています。そしてこの時、先行競馬で展開を味方につけたロージャーバローズ(後のダービー馬)を負かしています。

展開が向いたとはいえ函館記念を好走できたのは成長分や夏馬の可能性として捉えます。

今回は函館記念と求められる適性が違いますし、前走から斤量+3キロになるので、そこまで人気は集めないと思いますが、

ワンペースの持続力に関しては、2歳時のレースとなりますが紫菊賞を強い内容で勝利しています。

前走の成長分と夏馬を加味すると、ここでも好走する可能性は秘めています。

ただし決め手不足だと思うので、良くて2.3着の可能性までとします。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

イェッツト

STV賞 2着
12.5 – 11.2 – 12.8 – 11.8 – 12.1 – 12.0 – 11.7 – 11.6 – 12.1
スローからの持続力勝負。前有利の展開でしたが、実力馬が中団後方の馬ばかりで、結果的に中団後方からの決め手比べとなったレース。この時1.3着馬はコーナー内寄りを回って差してきましたが、イェッツトは4角で一番を外をぶん回しています。だいたい1.3着馬より5~6頭分ほど外を回しているので、コーナーでのロスが非常に大きく、これがなければ勝ち切れた可能性もあります。
館山特別 1着
12.9 – 11.1 – 12.1 – 12.2 – 12.3 – 12.2 – 12.0 – 11.8 – 11.8 – 12.2
ミドルペースの持続力勝負。テンの1Fが若干緩みましたが、その後はゴールまでワンペースの持続力戦となっています。4角で他馬が膨らみイェッツトが大きく外にはじき出される不利があったにも関わらず、終始インを回したウインイクシード(重賞2着実績あり)を差し切っています。

まだ3勝クラスを突破していませんが、大胆なレースでも勝馬以上の内容で走れていますし、金杯2着のウインイクシードを不利を受けながら差し切る能力もあります。

ワンペース持続力勝負の経験もあるので、ここの舞台適性は高いと思いますし、決め手も持ち合わせているので通用すると思います。

ただ札幌記念は斤量の恩恵がないので、これまでのような後方から大外回す競馬では、重賞で通用させるのは難しいです。

枠やポジションは順位に大きく影響すると思います。

適性評価:A
能力評価:B
総合評価:A

 

 

カウディーリョ

関門橋ステークス 1着
12.5 – 11.5 – 12.3 – 12.3 – 12.0 – 12.0 – 11.9 – 11.7 – 11.7 – 12.0
スローの持続力勝負。単騎逃げで道中淡々とラップを刻み4角で振り切っての勝利。道中流れたペースからの持続力や小回り適性は高く評価できるレースです。ただし前半楽に運べた部分もあるので、逃げ馬にとってはかなり楽な立ち回りだったと思います。
函館記念 7着
12.4 – 11.2 – 11.7 – 11.7 – 11.8 – 11.8 – 12.0 – 12.1 – 12.4 – 12.6
ハイペースの消耗戦。後方有利の展開を先行した為、展開的に不利だったレースなので仕方のない内容ですが、同じく内先行したバイオスパークルに着差0.2秒離されたのは評価できず。

ここまで強い内容だったレースはなく、持続力と機動力を武器に前目から立ち回っての好走が多いです。

札幌記念は持続力勝負の舞台ですが、前傾ラップ戦ですし機動力は問われないので、この馬の武器は活かせません。

決め手も不足しているので、ここの適性は低いと思います。

適性評価:C
能力評価:B
総合評価:B

 

 

トーセンスーリヤ

新潟大賞典 1着
12.4 – 11.0 – 11.7 – 12.1 – 12.5 – 12.0 – 11.5 – 11.2 – 11.4 – 12.8
ミドルペースの持続力勝負。抜群のスタートか先行インにポジションを取り、直線もそのまま内を突いて勝ちました。前日の雨の影響は残りましたが、それでも開幕週で前有利の馬場傾向。相手関係を見ても特別評価できるレースではないです。
宝塚記念 7着
12.3 – 10.9 – 11.4 – 12.7 – 12.7 – 12.4 – 12.4 – 12.4 – 11.9 – 12.1 – 12.3
ハイペースの持続力勝負。後方差し断然有利の展開なので、逃げて失速したのは仕方ない内容です。

中山1800M内回りを得意としている馬で、持続力や先行力、機動力を武器に立ち回る馬です。

ただ、これまでの中山実績は前半緩んだ流れを先行して押し切ってきたレースばかりなので、強い内容とは言えず。

今回は前傾ラップ戦になりやすい舞台ですし、機動力という武器が活かせないので、決め手不足になる可能性が高いです。

タイプ的には札幌ではなく、前半スローになりやすく持続力+機動力が活かせる函館の1800mが合うと思います。

適性評価:C
能力評価:B
総合評価:B

 

 

トーラスジェミニ

巴賞 1着
12.6 – 12.1 – 12.2 – 12.2 – 11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.5 – 11.9
ドスロー持続力勝負。中間は流れるも前半ドスローの単騎逃げ。またこの時はイン前が圧倒的有利な馬場で、2.3着も4角出口でイン前にいた順位通りの着順になっています。高い評価はできません。
函館記念 4着
12.4 – 11.2 – 11.7 – 11.7 – 11.8 – 11.8 – 12.0 – 12.1 – 12.4 – 12.6
ハイペースの消耗戦。ハイペースを逃げて4着に残しましたが、そもそもハイペース戦は問題ないタイプなので、大きな展開不利が着順に影響したとは思いません。

基本的に逃げ+機動力+持続力で立ち回る馬なので、まず機動力はここで活かせません。

そして決め手比べになった場合、力負けする可能性は高いと思います。

ただし、札幌がCコース替わりになるので、単騎逃げで自分のペースを刻めば残す可能性はあると思います。

ちなみに、巴賞はコース形態的に前半スロー逃げになりましたが、基本的に前傾ラップで逃げる馬なので、ある程度ペースは流してくると思います。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

ドレッドノータス

京都大賞典 1着
12.9 – 11.0 – 11.5 – 12.1 – 12.2 – 12.2 – 12.3 – 12.4 – 11.7 – 11.6 – 11.5 – 12.1
ミドルペースの持続力勝負。ラスト4Fのロンスパ持続力戦を快勝しましたが、内先行有利の馬場状態で3番手のインを先行する絶好のポジションを確保できたことが大きかったと思います。相手関係も手薄だったので、高い評価はしにくいレース内容でした。

阪神大賞典は距離や折り合いの問題で度外視できますが、京都大賞典の内容と相手関係はそこまで強くない。

今回休み明けになりますが叩き良化型だと思いますし、状態面などで要素がないと評価は難しい。

適性評価:B
能力評価:C
総合評価:C

 

 

ノームコア

安田記念 4着
12.1 – 10.9 – 11.2 – 11.5 – 11.6 – 11.4 – 11.0 – 11.9
ミドルペースの持続力勝負。中間も速い流れで、G1の東京マイルらしく1400m質の適性が求められました。出遅れから後方インを追走し直線で外へ出す形になり、だいぶロスのある競馬でした。差し届かず4着に敗れはしたものの、3着のインディチャンプを捉える勢いで、評価できる内容でした。

ここ最近ではマイル路線で使われ結果を残してきた馬で、1400m質の適性レースでの好走もしているので、一見マイル巧者だと思います。

しかし、安田記念もVMも中団後方から差し届かずといったレースで、特に先行力の低さが脚を引っ張ってしまっています。

なので、中距離路線のメンバーで2000mなら後方で置いてかれ差し損ねるリスクは減りますし、札幌2000mならペースが流れる円形状のコースので、中距離質の中間緩むラップにはなりません。

つまりマイル質の馬でも、折り合いが酷くなければ問題なく熟せるレースということです。

以前2000mで行われた愛知杯や紫苑Sは中間12秒台後半まで緩んだレースを、折り合いを欠くことなく好走しているように、距離や折り合いに関しては問題ないと思います。

そして上記で述べたように、差し損ねるリスクが軽減されることから、ここは好走可能と予想します。

適性評価:A
能力評価:S
総合評価:S

 

 

ブラックホール

ダービー 7着
12.6 – 11.3 – 12.9 – 12.6 – 12.3 – 11.8 – 12.2 – 12.3 – 11.8 – 11.3 – 11.3 – 11.7
スローの持続力勝負。最後方から直線入り口で詰まり、進路を求めて外へ出すロスのある競馬でしたが、外へ出してからの伸びは良く、コントレイルと上がりタイム0.1秒差の脚で追い込み7着は強い内容です。持続力という点でも高く評価できます。

この馬の特徴は先行力と追走力が低い為、直線競馬になって差し届かずというレースになってしまいます。(良い例がダービー)

機動力もないので、小回りよりも大箱向きでコーナーは緩い方が合います。

そして急坂が苦手となると、適性のある舞台は東京、札幌、京都外回りとなります。

なので、適性面ではこの札幌戻りはプラスです。

また急坂が苦手だと思ったのは、ホープフルS時の内容からですが、皐月賞はそれなりに追い込めていたので、その点も成長分と捉えられます。

今回唯一の3歳馬で斤量も54と恵まれますし、適性はあるので、あとは能力がどこまで通用するかでしょう。

※追走力不足なので適性はA止まり

適性評価:A
能力評価:B
総合評価:A

 

 

ペルシアンナイト

札幌記念 5着
12.6 – 11.0 – 12.5 – 12.0 – 11.8 – 12.1 – 12.0 – 12.0 – 11.9 – 12.2
ミドルペースの持続力勝負。例年より前半緩みましたが、道中は札幌記念らしいワンペースの持続ラップ。ペルシアンナイトは中団に構えて、3.4角で仕掛けるロンスパ競馬で差し切れずといった内容でしたが、この時の1.2着はインで立ち回った2頭で、3着のフィエールマンとペルシアンナイトは一番外を回すロスがありました。それでもしっかり追い込み着差詰められているのは適性や能力の裏付けだと思います。

ここのところ馬券外続きですが、安田記念は1400m質マイルで適性外。

宝塚記念は距離が長いうえに、先行超絶不利な展開を先行してのガス欠。

掲示板付近で負けているレースは、そもそも先着した馬が強い馬ばかりなので、能力が低いという裏付けにはなりません。

この舞台の適性はあるので、叩き良化型のこの馬がどこまで仕上がっているか、調教過程と内容は要チェックです。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

ポンデザール

札幌日経 1着
12.8 – 11.8 – 12.1 – 12.7 – 12.7 – 12.1 – 12.1 – 12.1 – 11.4 – 11.7 – 12.0 – 11.6 – 12.5
ミドルペースの持続力勝負。中間緩んだロンスパ戦を最終コーナー抜群の手ごたえで上がっていき突き抜けました。休み明けを感じさせない内容で、レコードを1秒以上縮めた内容は高く評価はできますが、札幌記念は一度も緩まないワンペースの持続ラップになるので、札幌記念への適性には結びつきません。

札幌での成績は良いですが、どれも中間緩んでからのロンスパ戦での好走で、ワンペースになる札幌記念への適性を推す材料がないです。

それもそのはずで、2400m以上の条件戦やOP・Lで結果を残してきているので、短縮して重賞となると、これまでと違って追走ペースが速くなります。

そこに対応するのはこの馬では厳しいと思うので、鞍上ルメールで人気しそうですが、適性面から高い評価はしません。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

ラッキーライラック

大阪杯 1着
12.9 – 11.7 – 12.3 – 11.9 – 11.6 – 12.1 – 11.7 – 11.3 – 11.2 – 11.7
スローの持続力勝負。インで立ち回りそのままインを突いての勝利。2着のクロノジェネシスとは位置取りの差で、前半緩んだ展開はエリザベス女王杯を勝った時の展開と似ています。
中山記念 2着
12.4 – 11.8 – 11.8 – 11.8 – 11.5 – 11.7 – 11.9 – 11.3 – 12.1
前半スローの持続力勝負。ただし中間は速い流れになっており、ラッキーライラック得意のスローロンスパ持続力戦ではないです。そしてダノンキングリーに切れ負けしています。

この馬の特徴は前半~中間緩む流れの、後半トップスピード戦で強いです。

緩めばラスト4F辺りからのトップスピード戦になりますが、札幌記念ではそれが起きにくい。

札幌記念はトップスピードの質よりも、前傾ラップから中間緩まないワンペースの持続力が求められます。

その点適性が若干違うので、適性面は評価を下げます。

ただ札幌が合わないわけではなく、機動力不足のラッキーライラックにとってコーナー緩い札幌は合うと思います。

なので同じ札幌でもクイーンSのように、後半ラップが速くなるトップスピードの持続力戦が合うと思います。(ラッキーライラック得意のトップスピード戦にならないのが札幌記念)

あとは、どこまで仕上がっているか。ここが前哨戦なのは明らかなので、状態面も気になるところですね。

適性評価:B
能力評価:S
総合評価:A

 

 

ルミナスウォリアー

最近は地方ダートへ行ってた馬なので、能力はまず足りないでしょう。

適性面だと、福島・中山・函館の好走が多いように、タフな小回りコースが合う印象。

札幌では適性面も厳しい評価です。

適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C
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