オークス2021【全頭診断+適性チャート】★★

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この記事ではオークスを適性チャートを使用して全頭診断していきます。
よろしくお願いします。

 

1.コース解説・ラップ分析

オークス 過去5年の平均ラップ
前後半3F(35.8-34.7)
12.5 11.1 12.2 12.2 12.1 12.3 12.5 12.3 12.1 11.6 11.4 11.8

2017~2019年の過去3年で平均ラップを取ると、中間12.3秒までしか緩まず、近年は中間12.5秒以内で淡々と流れ持続力が問われるようなレース質。

これは逃げ馬やメンバー構成と馬場の高速化によって起こっていると思う。

ただし、オークスやダービーは初の2400mとなるため、各馬折り合いに徹して運ぶことが多く、スローから中間緩んで後半のトップスピード戦となりやすいレース質。

過去10年のデータでも、上がり最速を計測した馬は(7-3-2-1)と成績抜群なので、トップスピードの質には注目したい。

距離適性に関しては、この舞台が初の2400mとなる馬が多い為、実績や経験ない馬が多数。

なので実績や経験よりも、ポイントとしては折り合いと走法。

折り合いに関しては大前提で、走法に関してはどちらかというとストライド走法>ピッチ走法というのがポイントとなる。

これは長い距離となるので、ゆったり走るストライドの方が消耗が少ないということに繋がる。

ただしストライドの馬が必ずしも有利とは言い難く、ポイントはペースが流れるほどストライドの馬が活躍するイメージ。

2年前ラヴズオンリーユーが勝ったオークスは、ペースが流れストライド走法の馬のワンツー決着。

3着のクロノジェネシスはピッチだが、ラスト甘くなってしまったように、流れるのであればストライド走法の馬にひとつアドバンテージとなるだろう。

逆にスローなら、ピッチ走法の馬でも対応可能と個人的には判断している。

 

 

2.想定される展開&馬場の適性予想

逃げ馬不在で、行くとしたら内のウインアグライアか大外のスライリーがテンの速さと並び的に可能性は高いと見ている。

各馬ポジションは取りたいが折り合いも頭にあるため、ペースはスロー~平均で流れる想定。

となると、過去10年の傾向通り溜めて後半瞬発力が求められる可能性か、もしくは速めに仕掛ける馬が出てきた場合、ロングスプリント系の持続戦となるだろう。

どちらにせよ後半のスピード性能は求められるので、その点は抑えておきたい。

 

土曜の馬場は良馬場とはいえ水分を含んでいたが時計は速く、明日にかけて更に乾くので高速馬場想定で良いだろう。

バイアスは内外フラット。展開が落ち着くのであればある程度ロスのない競馬ができる馬を狙っていきたい。

今回求められる適性
①トップスピード
②瞬発力
③早めに仕掛ける馬がいれば持続力

 

 

3.全頭診断

適性チャートは当日朝までに更新します。

 

1枠1番 ククナ

この馬の特徴はピッチ走法からくるギアチェンジ性能とトップスピード性能。
とにかく溜める展開が良く、持続戦では使える脚が短い関係で甘くなりやすい。
アルテミスSでは直線壁。壁を抜けてからの手前変換で加速しソダシに迫る内容。
スムーズなら着は詰められており評価すべき内容だったと思う。
シンザン記念は、溜めの効かない持続戦を終始大外を回す競馬。
相手関係的にも牡馬相手で、上位はピークシーナイト・ルークズネスト・バスラットレオンと能力上位馬と相手関係強烈で、内容的にも中京のコーナー角とラップを考えれば大外を回した遠心力的な負荷は大きく、負けて強しの内容であった。
クイーンSは直線詰まり、抜け出すタイミングで順手前→逆手前。
その後ゴール前でも手前を変えており、中間溜めの効かない前傾質のレースでピッチ走法なことを踏まえると、後半脚が上がっていたのだろう。
ただし、スムーズだったアカイトリノムスメよりも上がりは使えており、瞬間的なTS値ではククナの方が上。
走法を考えても、溜めてからの瞬発力戦がベスト条件だろう。
桜花賞は展開は流れたが、基礎スピード足らずで後方競馬。
そのことからも、距離延長して溜めが効きやすくなるのはククナにとってプラス要素。
今回1枠を引けたのもプラスで、とにかくインで溜める競馬に徹することができるため、走法を考慮してもロスなく回ってこれる絶好枠を引いた。
誰かが早めに仕掛けロングスプリント系の競馬になった場合、後半甘くなる可能性は考えられるが、枠を考慮すればいくらか誤魔化しは効くだろう。
そこまで嫌う要素もなく、ここは高い評価を与えたい。
適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

1枠2番 スルーセブンシーズ

これまで中山でコーナー捲り4角射程圏に入れて好走してきた馬。

2走前は3着と敗れたが、ここはポジションの差で、4角射程圏に入れられなかったことで取りこぼした内容。

長く脚を使えるタイプでもあるが、速い脚は使えず上がりの掛かる条件がベスト。

前走重馬場を着差0.4と突き放した内容を見ても、上がりの掛かる条件でパワー馬場の方が良いのだろう。

これらのことからも、東京替わりはプラスに働く可能性は低いので、今回は厳しい評価としたい。

適性評価:C
能力評価:B
総合評価:C

 

 

2枠3番 パープルレディー

折り合いの付く馬で、その辺りゆりかもめ賞のスロー戦を見ての通り。

フローラSはイン前有利を後方大外一気で届かず、若干忙しかった印象。

上がりタイムで劣ったのはトップスピードの差だろう。

そこまで悲観する内容ではない。

今回延長するのはプラスで、内枠確保もプラス要素。

枠は良いので、展開や馬場でトップスピードが誤魔化せれば穴を開けるチャンスはあっていい。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

2枠4番 タガノパッション

前走スイートピーSではこの馬だけ脚が違かったように、ポテンシャル的にも評価していい内容だろう。

勝ちタイム的にも、昨年デゼルが計測したタイムより0.9秒、一昨年カレンブーケドールが計測したタイムより1.5秒速く、展開面もあるがこの内容は評価していいだろう。

トップスピードも高いし持続性能もあるので、オークスで求められる適性は満たしていると思う。

距離的にも折り合いに課題はなく、18よりも24の方が追走も楽だろう。

不安要素は間隔詰めの輸送競馬。

臨戦過程では有力候補よりも劣ってしまう点でひとつ課題だが、スイートピーSでは輸送競馬もクリアしているので昨年のデゼルよりかその点不安視することはないと思う。

穴として抑える価値はあるだろう。

適性評価:A
能力評価:B
総合評価:A

 

 

3枠5番 クールキャット

折り合いに難のある馬だが、前走は外枠からしっかり前に馬を置くことができ、ルメールの好騎乗もあったが、L3(11.3-11.0-11.5)のラップにも対応し馬の能力面も伺える内容だった。

フラワーCは4角不利での後退が響いた結果だし、フェアリーSとアルテミスSは折り合いを欠いた形で理由は付く。

走法的にもストライドで東京>中山だろう。

今回延長は折り合いでいったら課題だが、前走のように前に馬を置ける枠順を確保し鞍上も武豊なので、そこのリスクやゲートのリスクはいくらか軽減できるだろう。

前走の内容から、折り合えれば高いポテンシャルを発揮できるし適性的にも持続力やトップスピードという点で足りているだろう。

折り合いという点で、適性評価はBまでとする。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:A

 

 

3枠6番 ウインアグライア

前走フローラSでは内枠からスムーズに運んで着差0.6秒5着と、ここは能力負け。

ここでは自力不足と見るのが妥当だろう。

適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

 

4枠7番 アカイトリノムスメ

ストライドが広く、バリバリのトップスピードタイプというよりかロングスプリントタイプという印象。
それの裏付けは2走前の赤松賞と前走のクイーンCでのパフォーマンスだろう。
持続戦になった前走のクイーンCは、2.3着馬が直線馬郡で少しスムーズさを欠いているなか、前崩れの展開を中団から楽に抜け出しと内容的には2着馬の方が優秀で、持続性能以外では特別評価する内容ではない。
桜花賞はハイペースになったことにより、後半とトップスピードが求められない展開には助けられたが、それでも4着止まり。
内容的にも好位の内目でロスなく立ち回り、直線もスムーズに前が空いたので、ここは自力と基礎スピードの差と見るのが妥当。

今回延長はストライド的にも折り合い的にも熟せておかしくないが、瞬発力が求められる場合はキレ負けする可能性は考えられる。

なのでスピードが分散される形で、ロングスプリント系の持続戦になれば上位争い可能かと思う。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:A

 

 

4枠8番 ハギノピリナ

ここでは自力不足。

上がりの掛かるタフな条件が良いだろう。

適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

 

5枠9番 ユーバーレーベン

ポジションが取れない関係でいつも追い込み切れないが、持続性能のある脚で終い堅実に追い込んでくる馬。

札幌2歳Sでは後方から早めに動き4角逆手前で直線入り口ロスが大きかった分のソダシとの着差。

内容ならこちらの方が上に捉えて良い。

アルテミスSでも道中進路がなくなり後退、直線でも詰まりスピードに乗ったのはL1付近からで上がり最速と0.3秒差なら内容としては十分。

阪神JFは基礎スピード不足で追い込み切れず3着。

フラワーCは直線入り口で手前替えに手こずり加速遅れ。

後方から脚を伸ばすタイプなので、単純に大箱の方が良いだろう。

前走は好内容で、イン前有利のバイアスを後方から上がり最速で3着まで追い上げた内容は評価しないといけない。

今回更に延長となるが、折り合い的にも基礎スピード的にも伸びるのは問題ないだろう。

不安点は馬体重。

阪神JFから馬体を減らし続けていて、前走段階でアルテミスSから30キロも落としている。

今回の調教後馬体重は462と増やしてきてはいるが、間隔詰めと輸送を考慮すると、馬体が短期間で回復したとは思いずらい。

条件的には合うが、当日の状態面には要注意。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

5枠10番 エンスージアズム

フラワーCは勝ち馬に完璧に立ち回られたとはいえ、外伸び馬場を中団折り合い直線外に出して着差詰められなかったのは力負け。
コーナー後加速的にも機動力あっての2着で、後続に詰められたのを見ても使える脚は短い印象。
外回りで2勝してきているが、どちらも相手関係手薄でここは評価対象外。
相手関係的にもフラワーCを評価すべきだと思うので、ベストは機動力舞台での先行競馬かと思う。
ただし先行力は足りず、東京を後方から差し競馬となるとラストまで持たない可能性は高いし、今回外枠で内をロスなくというのは並び的にも難しい。

前走は直線詰まる不利はあったが、不利がなくても掲示板に届くかどうかといった形だと思うので、東京替わりでは狙いたくないというのが個人的な意見。

適性評価:C
能力評価:B
総合評価:B

6枠11番 ソダシ

この馬の一番の武器は立ち回り性能かと思う。
これまでのレースでは折り合って先行抜け出し。というパターンで、ポテンシャルが抜けたような内容ではない。
その中でもベストは3走前の札幌2歳Sかと思う。
ハイペースを前で押し切りレコード勝ちし、ストライド走法から来る持続力の高さを証明したレース内容。
後続がバスラットレオン、ユーバーレーベンなら相手関係的な評価も十分かと思う。
現状では万能型持続寄り+立ち回り型という見立てで、バリバリの瞬発力+トップスピードになったら足りない可能性はあるので、3F戦になった場合のキレ負けは頭に入れておきたい。
距離に関しても、折り合いやストライドを考慮しても熟せるイメージ。

崩れない馬だし、ポテンシャルに関してもこの世代上位なのは戦績通り。

4F戦になれば勝ち負け。3F戦なら何かにキレ負け。こんなイメージでいる。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

6枠12番 ミヤビハイディ

前走では減らしていた馬体重を戻して復調したが、菜の花Sのスライリー比較でここでは自力不足な印象。

今回は軽視。

適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

7枠13番 ファインルージュ

フェアリーSは後方に展開有利はあったが、直線逆手前のまま完勝したあたり能力の高さを感じる内容。
前が垂れた関係でレースラップ持続寄りだが、馬自個別では直線良い具合の加速ラップを刻めており、ピッチ走法から来る瞬発性能を評価できる内容。
このレース2着のホウオウイクセルは次走フラワーCを勝利していることからも、この馬の能力評価に繋がる。
3走前の東京14ではラップ的にマイル質の瞬発戦となり、馬郡を抜けてからのギアチェンジ+トップスピードは立派で他を寄せ付けず完勝と、マイル質TS戦でも高い能力を示している。
前走の桜花賞3着も14質の基礎スピードに対応し3着と力は示したが、コーナー外の負荷が大きかったレースを内でロスなく立ち回れたのは大きかった。
これらの内容からも、ベストは14~16辺りだろう。
延長がプラスに働く可能性は低く、マイナスにもならないが桜花賞である程度天井が見えてしまったので、今回は前回ほどの買い要素が見つからない。
適性面の評価は難しく、外枠確保の今回は軽視の方向で考えたい。
適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

 

7枠14番 ストライプ

ストライド寄りの走法で、持続性能やトップスピードに長けたタイプ。
前走はL3(11.1-11.1-11.2)と立派だが、(37.0-33.4)(59.8-57.3)とL3までラップは緩みっぱなしで、高速馬場で終始インからのイン突きと条件が向いたのでそこまで高い評価はしていない。
ただし溜めれば高いトップスピードと持続性能は発揮できるので、その点は抑えておきたい。
前走はスタート出るも基礎スピードで置いて行かれ、溜められず末脚不発と忙しい競馬になった。
距離延長して基礎スピードは問われなくなるし、溜められる条件は揃っているのでチャンスはあるだろう。
今回外枠だが、本質的には揉まれたくないタイプだと思うし、ストライド走法なことからも詰まるリスクのない外枠は馬的に考えたらプラス要素。

ただし枠的なアドバンテージは取れないので、あとは自力が足りるかどうかといったところだろう。

適性はあるし、人気もないと思うので狙っていきたい。

適性評価:A
能力評価:B
総合評価:A

 

7枠15番 アールドヴィーヴル

新馬戦では脚を余しながらも後方から追い込みメンバー内では抜けた脚を使っていた。
次走のクイーンCでは直線でスムーズさを欠いており、アカイトリノムスメとの差はここだろう。
自力負けではなく、内容的には一番強かったように思える。
桜花賞ではアカイトリノムスメを捉えられず5着と負けたが、コーナー外の馬が遠心力的な負荷で壊滅したなかでの最上位だったので、そこまで悲観する内容ではないだろう。
そして、この馬はストライド走法で持続力に長けているが、トップスピードに関しては少々足りない。
そのため、スロー想定のオークスなら後半足りなくなる可能性は頭に入れておきたい。
ロングスプリント系の持続戦になるか、もしくは馬場が時計掛かる条件なのであればその辺りは誤魔化せるので、当日の馬場は見ておきたいところ。
桜花賞で前半折り合いを欠いていたのは少々気がかりではあるが、基礎スピード的にはマイルより2000mくらいの方が良いと思っているので延長がプラスに向く可能性はある。
不安点は、権利取りのため前走メイチだったと思うので上積みはあまり見込めない点と輸送競馬。
初輸送のクイーンSでは馬体重-18キロと大きく落としていたので、その点は今回も課題だろう。
適性評価:B
能力評価:A
総合評価:A

 

8枠16番 ニーナドレス

2連勝してここに臨むが、相手関係的にも勝ちっぷり的にもここでの評価は難しい。

前走はL2(10.8)となかなかのレースラップではあったが、ドスロー展開と高速馬場を踏まえると、特別評価できる内容でもなく。

格上挑戦+外枠でここでは嫌いたい。

適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

 

8枠17番 スライリー

2走前は直線壁で加減速の負荷もあったので、ここは度外視で良いだろう。

前走フローラSで2着と結果を残したが、イン前有利の展開を先行して折り合えたのは大きくバイアス有利があったなかの2着。

その中で同じようなポジションで立ち回ったクールキャットとの着差0.2秒は自力の差と見て良いだろう。

相手強化の今回で前走以上のパフォーマンスは見込めず、今回は軽視の方向で。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

8枠18番 ステラリア

マイルでは忙しい競馬が続き取りこぼしているが、しっかり延長ローテで勝ち切っており、基礎スピードが問われるレースよりも溜めの効くレースがベストだろう。

その辺りを考えても今回の距離延長はプラスで、前走のようなロングスプリント系の持続戦を楽勝している通り、持続性能に関しても評価していい内容。

能力的にもベゴニア賞でキングストンボーイ相手に着差なしの2着で後続は離しているし、クイーンSでも後方一気のポジションの差で届かなかったが、アカイトリノムスメと着差0.3秒と内容としては問題ない。

前走の忘れな草賞の勝ち時計1分58秒0は高速馬場条件だったとしても十分な時計で、その2週後の同条件である京橋S(古馬3勝クラス)も高速馬場条件だったが、ここと比較しても勝ちタイムで0.5秒上回っているので、時計面的にもある程度の評価を与えても良いだろう。

課題となるのは折り合いで、前走は前半行きたがる面を見せていたのでその辺りは課題だが、外枠に関してはそこまで悲観する内容ではなく、馬郡競馬が苦手なので、むしろ馬にとってはパフォーマンスを引き出せる枠に入ったと言えるだろう。

出来れば後半スピードが分散される形がベストなので、そのような展開になれば上位争い可能かと思うが、3F戦などでは後方から差し損ねる可能性もあることは頭に入れておきたい。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

4.最終予想

◎ 1ククナ

〇 11ソダシ

▲ 7アカイトリノムスメ

☆ 4タガノパッション

☆ 14ストライプ

△ 5.9.15.18

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適性チャートとは、馬やレースの適性を可視化したものです。
このチャートは約40個以上ものファクターを駆使し、馬ノスケ独自の理論で構築されております。
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