この度は記事をご購入頂きありがとうございます。
この記事では七夕賞を適性チャートを使用して全頭診断していきます。
適性チャートに関しては、馬場確認後、土曜日中に更新します。
よろしくお願いします。
1.コース解説・ラップ分析
七夕賞 過去5年の平均ラップ
前後半3F(34.3-36.9)
12.2 10.9 11.2 12.0 11.9 12.0 11.8 12.0 12.1 12.7
スタートして下り坂+直線が長いので、1800mよりも前半が速くなりやすく、1秒以上の前傾質になりやすいレース。
前傾質に加えて、道中の勾配でアップダウンもするので、後半上がりの掛かる消耗戦になりやすくスタミナが問われる舞台。
その為、消耗戦に対応するスタミナや、小回りに対応する機動力を兼ね備えたタイプの適性が高くなる。
馬場に関しても、福島は馬場の張替えを7月の2回福島開催の後にやるので、最も馬場が良好なのは秋の3回福島開催。
最も痛んでいるのは7月の2回福島開催となるので、七夕賞の時期は年間通して一番馬場が荒れている。
※今年に限っては変則開催により馬場の痛みが例年よりも軽減されているので、当日の雨などを考慮して馬場を見る必要はあるが、前傾質で消耗戦になりやすい舞台でもあり、求められる適性が大きく変わる可能性は薄い
2.想定される展開&馬場の適性予想
逃げ候補はトーラスジェミニ、ロザムール辺りだろう。
内に先行馬が密集し、福島2000mの特徴を考慮すると、例年通りハイペース寄りのレースで後半タフな消耗戦を想定。
馬場は金曜昼段階で稍重だが、その後の降水率と金曜の含水率を考慮すると、土曜は重馬場でスタートする想定。
その後の天気が微妙なので何とも言えないが、水捌けの悪い福島であれば当日は稍重開催を想定している。
問題は先週同様内が使えるか。という点で、その辺りは土曜に確認を取りたい。
その土曜の馬場だが、稍重での開催で先週よりも稍時計は掛っているが、内側はまだ使える状態。
となると、内をロスなく回った馬にアドバンテージが大きく、外差しともなると極端なハイペースで前が崩れないと厳しい状態。
ハイペースだとしてもインで構えた差し馬に有利に働く可能性が今の馬場状態では高いため、狙いとしては内側を取れる馬。
今回求められる適性
①持続力
②機動力
③タフさ
3.全頭診断
※適性チャートは当日朝までに更新します。
1枠1番 マウントゴールド
前走はスロー番手競馬が向いた形で勝ち切ったが、4角3番手以内がそのまま決着したような形で評価するのは難しい。
差す競馬よりも前で競馬する方がいいタイプで、小回り自体は合うが、ハイペース前受けできるタイプには見えず、ハイペースになりやすい七夕賞の舞台で逃げ先行馬が揃ってしまっては、少々厳しいレースになりそう。
斤量57も少々重い。
チャンスがあるとしたら、雨があまり振らず内が使える状況。
適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B
1枠2番 ロザムール
瞬発力よりも持続力に秀でたタイプで、直線長いコースでは成績が落ちる反面、内回りや小回りで持続力が求められるタフ寄りのレースで勝ち上がってきている。
中山牝馬Sも斤量減の単騎逃げではあったが、内回りの消耗戦で結果を残した辺り、小回りタフというのが条件としてはベストに近いはず。
となると今回も小回りタフな同条件で、適性に関しては申し分ないだろう。
問題は牡馬相手となるので、タフな消耗戦となった場合スタミナ値的に牡馬が有利になってしまう。
過去10年の七夕賞に出走した牝馬は(0-1-0-11)と、やはりタフな舞台で牡馬相手だと少々劣ってしまう傾向。
そして今回、同型にトーラスジェミニがいるので単騎逃げできるかという点でも課題は残る。
2枠3番 ワンダープチュック
メイSは中間中弛みするも、後傾質で中弛み区間で後続が詰められず縦長寄りの展開になってしまったことにより、差しが届かず前が残ってしまった。
展開的に厳しかった内容で、付近にいたアブレイズとはギアチェンジとスピード性能の差だろう。
そこまで悲観する内容ではないが、後方からだと少々パンチ不足なのが物足りなさを感じる。
年齢的な関係か、以前よりズブさも見せてきているので、前が潰れる展開の助けが必要な馬。
前走エプソムカップでは、前が崩れる展開ではあったがポジションと上がり性能(自力)の差で3着馬に着差0.3秒は悪くない内容ではあったが、ここが良馬場での限界値だろう。
福島で2つ連対はしているが、過去の好走歴やストライド走法なことからも、小回り道悪でパフォーマンスを上げてくる可能性は少々考え辛く、ここに対応できれば後方一発は警戒しないといけないが。。。オッズ妙味があれば。
2枠4番 トーラスジェミニ
基本的には巴賞やディセンバーSのように、前半スロー→中盤から流して持続戦に持ち込む競馬を得意としているが、函館記念や東風S、エプソムカップのような消耗質のレースでも高いパフォーマンスを発揮できるタイプ。
つまり道悪タフなレースか、ハイペースで後続をバテさせて粘り込む形が理想。
安田記念の5着に関しては、中距離馬が活躍しやすい馬場ではあったが、これはマイラー~14質のような前半の基礎スピードがアドバンテージにならず、後半長く脚を伸ばせる中距離馬でも足りてしまう馬場状態だったのが、今年の東京マイルだったと思っているので、番手から5着に残した内容は単純に自力の高さと捉えても良い内容。
今回タフな消耗戦になる七夕賞に替わり、適性は好転するので、前で粘り残せる可能性はあると見ている。
適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A
3枠5番 ブラックマジック
南武特別も後半タフさが求められたレースで、グレイトフルSではL2最速11.4が刻まれるレースでキレ負け3着。
これらを加味すると、タフさに寄ったスタミナタイプで、トップスピードは速くない。
折り合いに難のあるタイプで、前走からの大幅距離短縮はプラスに働くし、トップスピードが求められない七夕賞の舞台も悪くない。
ただし小回りに関しては少々疑問で、ストライド走法で内回りだと手前替えに少々苦労している面もあるので、ベストは中山外回りのロンスパ競馬だろう。
それと気性面に課題があるので、トーラスジェミニやロザムールなどの同型との兼ね合いがあるのも頭に入れておきたい。
ちなみにテンの速さでは勝てないので、控えて折り合いを欠く可能性や、前半無理やり端を主張した時の消耗などは頭に入れておきたい。
3枠6番 ショウナンバルディ
ピッチ走法でコーナリング性能が高く、中日新聞杯のようにTS持続戦だと甘くなる。
そのため内回りや小回りがベスト条件で、福島の舞台も適性は高いだろう。
ただしこれまで好走したほとんどが後傾ラップのスロー前付け競馬。
福島2000mの七夕賞であれば、基本ハイペースになるので、これまでの好走条件とは少々ズレる形になる。
鳴尾記念では展開有利を受け番手から2着に好走するも、ユニコーンライオンに着差0.6は自力の差が伺えたし、レースラップではハイペース前受けのような形になった垂水Sでも、離れた番手でペースはイーブンだったし、ランブリングアレーに離された2着だと評価は難しい。
七夕賞のようなハイペース舞台では少々厳しい可能性が高いと見ている。
適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B
4枠7番 カウディーリョ
そこまでピッチではないが、ストライドがあまり伸びず掻き込むような走法をしている馬。
道悪の経験はないが、これだけ馬場を叩けるのであればパワーのいる小回りは適条件に近いのではないかという予想。
この馬自身勝ってきたレースは、いずれも後半TS質が求められない形であり、TS戦だと適性違いでパフォーマンスを落とす傾向。
それでもTS質を求められたメトロポリタンSでは、直線壁で追い出しが遅れながらも着差なし4着と好走しており、その前走勝った関門橋Sから馬体重+24と大幅に増やしてからの連続ハイパフォーマンスと、晩成傾向がみられ充実期に入っていた可能性は高い。
その後函館記念を7着に凡走するも、ここはハイペース差し有利展開で直線詰まり加減速の負荷を受けているので、むしろ大きく沈まなかったのは自力の高さ。
札幌記念はハイレベル戦で、差し足を延ばした馬の決め手比べとなり、外先行して決め手不足なカウディーリョからしたら少々厳しい競馬だったし、間隔の詰まった臨戦も響いたのだろう。
今回長期休養明けにはなるが、この馬が勝ち上がってきた時は全て間隔の空いた臨戦であり、結果負けはしたが内容の悪くなかったメトロポリタンSや菊花賞も間隔の空いた臨戦でのパフォーマンス。
今回間隔が空くことはそこまで問題ではないし、むしろ詰まっているよりよっぽどいい。
付け加えると、最終追切では自己ベスト更新しているので状態面は問題ないだろうという結論。
小回りタフな舞台には適性があるし、道悪に関しても熟せる可能性が高いと見ているで、ここは一発に警戒する。
4枠8番 アールスター
小倉記念では、ハンデの恩恵+中団最内をロスなく回りイン突きは何もかもが向いたが、機動力やラストまで個別ラップで失速がなかった点は評価できる。
中山金杯はドスロー戦で後半トップスピードが求められ前有利のなか、後方から上がり最速で追い上げ5着は強く、機動力やトップスピード含め評価できる内容だった。
日経賞はスタート後挟まれる不利で最後方から流れに乗れず、度外視と考えて良いだろう。
特に評価しているのが小倉大賞典4着の内容。
このレース逃げ馬が特殊なラップを刻んでおり、前後半3F(35.4-35.9)と前傾0.5秒ではあるが、3F通過後に(11.3-11.3-11.6)のハイラップが刻まれ暴走に近い形となったが、その番手にいたディアンドルは番手で抑えており、番手は後傾ラップで進んでいる。
つまり逃げ馬以外の先行馬は後傾ラップで進んでおり、負荷要素が少なく逃げ馬以外の前有利になったのがこのレースの特徴。
結果的にも馬券内は全て4角5番手以内の決着で、差し勢でも最先着しディアンドルに着差0.1秒詰めたアールスターは評価すべき内容で、馬券内3頭が何れも重賞馬で、ここに展開利があった着順なのであれば、自力的にも評価できる内容であった。
上記の小倉大賞典や小倉記念の内容や、過去に内回りで実績をあげていることからも、この馬は機動力が求められる舞台に適性があるのは明白。
ひとつ気になる点は馬場が渋って上がりがコテコテに掛かった場合。
負けはしたものの、適性条件外のアルゼンチン共和国杯でのパフォーマンスは速い馬場。
小倉記念は高速馬場、小倉大賞典は平均より若干速い馬場と、ある程度馬場状態が良いレースで好走しており、上がり的には35秒台前後のレースでハイパフォーマンスを続けており、七夕賞のようなコテコテに上がりが掛かったレースでは下級条件以外で好走できていない。
七夕賞はタフな小回りのハイペースで後半上がりが掛かる舞台。
馬場が渋ってそれ以上掛かるのであれば、その点だけは適性的に疑問視をしたい。
適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B
5枠9番 クレッシェンドラヴ
この馬の得意条件は七夕賞。
つまり、上がりが掛かりタフさと機動力が求められる舞台。
今年も変則開催により馬場が例年よりも良いとはいえ、週中~土日に振り続く雨で時計は掛るだろう。
昨年は内田騎手が馬場の生きているギリギリのラインを通った超好騎乗もあったが、上からブラヴァス、ヴァンケドミンゴ、ヒンドゥタイムズ、ウインイクシードにトップハンデを背負って完勝したのは評価しないといけない。
2年前も2着に負けはしたが、上がG1 3着馬のミッキースワローなら文句はないだろう。
付け入るスキがあるとすれば前走の内容。
阪神2000mの大阪杯とはいえ、今年は道悪タフな前傾ラップの消耗戦となり、七夕賞に近い形になったレース質。
このレース質ならある程度恰好は付けてほしかったが、着差3.1秒9着の大敗。
馬場の悪い内を通ったという考えもあるが、10Rで好走した馬はラチ沿いを選択していたし、前半折り合いを欠いたサリオスも内を選択して脚は残している。
この時のクレッシェンドラヴの追い切りに悪い印象はなかったし、このパフォーマンスが仮にも劣化だった場合、今年で7歳馬となり今回トップハンデ58キロなら、そこに付け入るスキがあってもいいのではないか。
適性評価:S
能力評価:A
総合評価:A
5枠10番 クラージュゲリエ
カシオペアSは重賞好走馬多数でメンバーレベル高く、特に不利なく10着と完敗。
ここは相手関係や休み明けの問題もあったが、単純にトップスピードが求められたことが一番の敗因だろう。
つまりアンドロメダSのような多少上がりの掛かるレースが向いている。
となると、カシオペアSと同じく上がり最速34秒台前半だった皐月賞やダービーを6着と、着順をまとめている点は好感持てるし、仮に上がりがもう少し掛かっていれば着は上がっていたと思う。
特にダービーはヴェロックスの得意な流れだったが、そこに着差0.2秒は評価して良い。
日経新春杯も同じ理由で、とにかく持続力が求められたレースだったのでこの馬に向いたレースであった。
中山記念は、高速馬場+短縮で基礎スピード不足が敗因、鳴尾記念は後方勢ノーチャンスの展開で度外視。
これまでの凡走に理由は付くし、今回上がりの掛かるタフな舞台に戻る点はプラスではあるが、ベストはストライドを伸ばしてスピードを持続させられる点からロングスプリント系のレース。
道悪消耗戦ともなると、少々適性は外れてくるイメージ。
6枠11番 スカーフェイス
2勝クラスを突破して一気に重賞挑戦となるが、やはり自力不足感は否めない。
今回斤量52キロを背負う点で有利にはなるが、過去10年で斤量53キロ以下(1-0-4-30)と自力を見込まれてきた馬に軍配が上がっているのも事実。
前走重馬場での勝利でもあるが、相手関係手薄で重賞で即通用するだけの自力は伺えない印象。
6枠12番 ツーエムアロンソ
この馬はピッチ走法で機動力が高いので、まず内回りコースはプラスで、道悪も熟せる可能性が高い。
これまで負かしてきた相手は、2走前でダノンマジェスティやパラスアテナ。
昨年春の7走前に重賞勝ち馬のショウリュウイクゾに先着するなど、それなりの相手に力は示してきている。
関門橋Sを7着と凡走したが、馬場の悪い内側を追走させられ、コーナー~直線詰まりっぱなしで度外視できる内容。
その後阪神大賞典は長距離と相手関係で度外視できるし、不良馬場の福島民報杯では見せ場を作った。
長距離と不良馬場で疲労が溜まったか、次走都大路Sはさっぱりな内容だったが、全く人気がなさそうなので抑えておいて損はない自力と適性は示してきているし斤量53も魅力。
7枠13番 プレシャスブルー
あまり速いトップスピードは持ち合わせていないが、昨年の新潟大賞典を上がり最速で3着に突っ込んできたように、長く脚を使えるタイプだろう。
昨年はその後馬体重を落とし続け結果が伴わなかったが、放牧に出て立て直した福島民報杯を2着と好走。
道悪もこなせるし、良馬場でもスピードが分散される4Fにでもなればチャンスのあるようなタイプの馬。
前走は前半の基礎スピードで置いて行かれ、道中捲りながら位置を上げて直線の坂で止まってしまった内容。
ポジション的にかなり厳しかったし、かなり長く脚を使って3着馬と着差1秒程度ならそこまで悲観する内容ではない。
今回はエプソムカップから距離延長で道悪も歓迎材料。
ハイペース差し展開の消耗戦なら出番はあっても。
7枠14番 ワーケア
アイビーSでは上がり33.3秒で豪快に差し切り、当時瞬発性能を評価されていた馬ではあるが、この日は重馬場ながら速い時計が出る馬場状態で、2勝クラスでは上がり33.0秒も計測されている。
また、2着がクリスティなのであれば、この馬は速い上りを出せないTS系の馬ではないので、アイビーSのレース質でここと比較するのは少々難しいところである。
その後トップスピードが求められたダービーや新潟記念でキレ負けした辺り、ベストはトップスピード戦にない可能性が高い。
となるとベストは上がりの掛かるタフな舞台なのではないかという意見。
上がりの掛かった中山でホープフル3着、弥生賞2着と勝ち切れてはいないが、若駒ハーツ産駒らしくトモの発達の遅れから先行出来ない脚質が仇となった印象。
弥生賞は、3.4角外でスムーズに加速を付けたサトノフラッグ、オーソリティに対して、ワーケアは3.4角詰まりながらコーナー加速できず不利を受けての着差0.3秒。
サトノフラッグの自力や適性を考えたら、この内容はかなり強かったし、パワーの効いたピッチ寄りの走法を踏まえても、上がりの掛かるタフな条件やパワーのいる馬場に適性がある可能性が高い。
また追走力的な評価でも、中間ある程度流れたホープフルSにも対応しており、3着と負けたものの、ここは道中のポジションの差と、3.4角詰まり気味でポジションを上げられなかった辺りがに敗因を求めていいし、上がコントレイル、ヴェルトライゼンデに中山の直線だけで差を詰められた内容は評価できる。
なので、今回七夕賞で求められる道中の追走力や小回りタフな条件は、これらの要素から対応可能と判断。
長期休養明けでどこまで動けるかだが、成長分である程度ポジションが取れる競馬ができれば十分チャンスはあっていい。
8枠15番 トラストケンシン
最近は忙しい競馬や、後半上がりの掛かる競馬で適性はあまり向かない形だったが、美浦Sは得意ではない中山で差し遅れ着差0.2秒なら悪くない内容。
ただしこのレースは上がり34秒台前半が出るレースで、トラストケンシンも上がり最速33.9秒。
この通り、ベストはアルゼンチン共和国杯で着差0.3秒や、六社Sではミスマンマミーアに先着経験のある東京2400mだろう。
極端に上がりの掛かる消耗戦では適性が違う印象。
8枠16番 ヴァンケドミンゴ
福島(4-1-1-0)の福島巧者。
ピッチ寄りの走法から繰り出される機動力と、下り坂で加速を付け押し切るような、下り坂巧者&平坦巧者というイメージ。
揉まれずコーナー外で加速を付け押し切る形がベストだろう。
近走さっぱりだが、中山金杯は普段と違って溜めずにポジションを取りに行った分と、直線急坂に敗因を求めたい。
小倉大賞典は内の痛みが強く外伸びバイアスでのイン選択が響いた形。
福島民報杯はコテコテの不良馬場に加え、当日は10mを超える強風が直線向かい風で出ていた予報。
ヴァンケドミンゴは直線一頭大きく外に進路を取ったが、馬郡から離れ風避けがなかった点でかなりパフォーマンスに影響を及ぼしたはず。
馬場コンディションも相当悪い中で、自力面に敗因を求めるのは少々難しいと判断しているので度外視と考える。
今年は昨年より斤量2キロ増とはなるが、背負いなれている重さでもあるし、昨年に似た形で間隔を空けた臨戦なのも好印象。
中間が緩まず流れやすい七夕賞だが、その点は追走力も求められた福島記念で好走しており対応可能。
枠は大外を引いてしまったが、下り坂コーナーで加速を付けたい関係で、内で詰まるなら外をスムーズに回したほうが良いので、ちょっと外過ぎるだけで、そこまで気にしていない。
4.最終予想【★★★☆】
◎ 7カウディーリョ
〇 14ワーケア
▲ 16ヴァンケドミンゴ
☆ 10クラージュゲリエ