1.神戸新聞杯
(37.0-36.5)
13.1 11.4 12.5 13.6 13.2 12.8 12.5 12.4 11.9 12.2 12.4
スローペースの消耗戦。当日は不良馬場まで渋り、急坂2回のタフな中京と言うことでかなりタフな一戦となった。
13.1 11.4 12.5 13.6 13.2 12.8 12.5 12.4 11.9 12.2 12.4
スローペースの消耗戦。当日は不良馬場まで渋り、急坂2回のタフな中京と言うことでかなりタフな一戦となった。
1着 ステラヴェローチェ
元々タフで上がりの掛かるレース質がベストな馬で、スピード勝負では共同通信杯のように足りなくなってしまう。条件的には雨も好都合で、その辺りで勝ち切ったと考えて良い。
2着 レッドジェネシス
予想通り消耗戦に強いタイプだったことが証明された。京都新聞杯でタフな5F戦を勝ち切っただけはある。今後もスピード質ではなくタフなレース質で狙いたい。
その他
シャフリヤール:折り合い欠き後半伸び脚を欠く形。毎日杯やダービーのように速いスピードを持続する性能に長けているので、そういった舞台で。
モンテディオ:残り100mまで逆手前。先行馬最先着と自力と持続性能の高さを見せる。評価できる内容。
2.オールカマー
(36.1-35.3)
12.6 11.1 12.4 12.2 12.4 12.1 12.0 11.8 11.5 11.7 12.1
平均ペースからの持続力勝負でロングスパート性能が求められた形。トラックバイアスは内にあり、ラチ沿いを回ったウインウインのワンツー。
12.6 11.1 12.4 12.2 12.4 12.1 12.0 11.8 11.5 11.7 12.1
平均ペースからの持続力勝負でロングスパート性能が求められた形。トラックバイアスは内にあり、ラチ沿いを回ったウインウインのワンツー。
1着 ウインマリリン
馬体重大幅増だが自力は見せ成長を感じる。インの好位を確保しバイアスの恩恵を受けたが、その恩恵を受けられるだけの立ち回り性能と、それを最大限に活かせる機動力というのがこの馬の最大の武器。バイアス通り。というのは逆にウインマリリンの強みであるので、普通に自力評価していい。
3着 グローリーヴェイズ
トップハンデを背負い、早めにスパートした関係で後半甘くなったが、それでも3着を確保したのは自力の表れ。確かに坂で止まったが、スパート位置からして急坂で失速するのは当たり前で、ここで失速した=急坂適性には繋がらない。ベストは京都や香港のように溜めが効き3.4角の下りからトップスピードに入れ雪崩れ込むような中長距離のTS持続戦がベスト。次走注目だが、天秋では脚が溜められないので適性圏外。JCは適性圏内ではあるがベストは香港。
トップハンデを背負い、早めにスパートした関係で後半甘くなったが、それでも3着を確保したのは自力の表れ。確かに坂で止まったが、スパート位置からして急坂で失速するのは当たり前で、ここで失速した=急坂適性には繋がらない。ベストは京都や香港のように溜めが効き3.4角の下りからトップスピードに入れ雪崩れ込むような中長距離のTS持続戦がベスト。次走注目だが、天秋では脚が溜められないので適性圏外。JCは適性圏内ではあるがベストは香港。
4着 レイパパレ
今回の結果で2200mが長いとは思っていない。タフな大阪杯のレース質をぶっちぎっていたり、次走逃げられず折り合いを欠いた宝塚記念で3着に残しているだけあって距離的な問題ではないと推測。まず前提として牝馬56キロで実質トップハンデだった点。そして後半スピード戦になると使える脚の短さはあるのではないか。という点。今回は後者に関して解説していく。まず、一度ユニコーンライオンを抜くもL1失速し逆転された宝塚記念と、同じく一度先頭に立つもL1失速したオールカマーの共通点は①逃げられず、②後半11秒台中盤の脚を持続させるレース質(推定で宝塚記念L3:11.4-11.4-12.2、オールカマー11.6-11.6-12.4)だった点から、ある程度速いスピードを持続させる展開を苦手としている可能性が高い。となるとスピード持続戦だったチャレンジCを勝ち切ったレース内容の理由だが、これに関しては早め先頭から押し切った内容で、個別ラップ的にも(11.1-11.4-11.9程度)でTS持続で勝ち切ったわけではなく、早め先頭からアドバンテージを作って粘り込む形での好走。なおブラヴァスに関しては控えた差し競馬になった関係で(11.1-11.1-11.9程度)TS持続は求められている。つまりオールカマーや宝塚記念は自ら展開を作れず、逃げ馬に合わせる形で苦手なスピード持続戦を行った点にあると思う。もちろん逃げられず力みが出たことも理由のひとつだが、それだけだと比較的折り合ったオールカマーの凡走理由が足りないので、これらの理由から今後2200m以上で結果を残すのであれば、まず逃げは大前提で早めに動いて後続の脚を削ぎ11.5程度を連続させるスピード持続戦ではなく大阪杯やチャレンジCのように消耗戦に持ち込む形が理想となる。となれば自ずと前傾質の逃げが、この馬の武器を活かす上でベスト条件となり、次走予定している阪神2200mのエリ女で逃げられれば面白い。
今回の結果で2200mが長いとは思っていない。タフな大阪杯のレース質をぶっちぎっていたり、次走逃げられず折り合いを欠いた宝塚記念で3着に残しているだけあって距離的な問題ではないと推測。まず前提として牝馬56キロで実質トップハンデだった点。そして後半スピード戦になると使える脚の短さはあるのではないか。という点。今回は後者に関して解説していく。まず、一度ユニコーンライオンを抜くもL1失速し逆転された宝塚記念と、同じく一度先頭に立つもL1失速したオールカマーの共通点は①逃げられず、②後半11秒台中盤の脚を持続させるレース質(推定で宝塚記念L3:11.4-11.4-12.2、オールカマー11.6-11.6-12.4)だった点から、ある程度速いスピードを持続させる展開を苦手としている可能性が高い。となるとスピード持続戦だったチャレンジCを勝ち切ったレース内容の理由だが、これに関しては早め先頭から押し切った内容で、個別ラップ的にも(11.1-11.4-11.9程度)でTS持続で勝ち切ったわけではなく、早め先頭からアドバンテージを作って粘り込む形での好走。なおブラヴァスに関しては控えた差し競馬になった関係で(11.1-11.1-11.9程度)TS持続は求められている。つまりオールカマーや宝塚記念は自ら展開を作れず、逃げ馬に合わせる形で苦手なスピード持続戦を行った点にあると思う。もちろん逃げられず力みが出たことも理由のひとつだが、それだけだと比較的折り合ったオールカマーの凡走理由が足りないので、これらの理由から今後2200m以上で結果を残すのであれば、まず逃げは大前提で早めに動いて後続の脚を削ぎ11.5程度を連続させるスピード持続戦ではなく大阪杯やチャレンジCのように消耗戦に持ち込む形が理想となる。となれば自ずと前傾質の逃げが、この馬の武器を活かす上でベスト条件となり、次走予定している阪神2200mのエリ女で逃げられれば面白い。
その他
ランブリングアレー:3.4角詰まりポジションを落とす。直線はじり脚で伸びきれず、タフな消耗質なら差し競馬で問題ないが、スピード戦であれば本来得意な前で受ける形がベスト。