勝負度合い:★~★★★で記載
5/1(土)平場予想
新潟11R バーデンバーデンC【★★】
◎ 8ムスコローソ
今のタフな馬場状態で、快速逃げ馬タマモティータイム筆頭に先行馬多数のメンバー構成なら、差し届く想定で一発警戒したい。
前走はダート、2走前は延長+マイル質14で適性外で度外視可能。
14質~スプリント質でとにかく流れて差しが届く状況が欲しく、タフ馬場もそういう意味でベスト条件。
新潟スプリントは本来、コーナー角の影響から立ち回り性能が重視されるが、このメンバーならハイペースの可能性があるし、今の馬場で流れれば中団~後方から差し届いても良いだろう。
〇 3ニシノドレッシー
スプリント質を中団から追い込めるタイプ。今回の条件は合うはず。
▲ 2ビップウインク
前走掛かり、今回は前走以上にペースは流れそうで、その辺り改善して走れれば自力は上位だろう。前で残すならこの馬かと思う。
☆ 10タマモティータイム
馬場も考慮して逃げ残りありそうで。
△ 6.11
東京10R 春光S【★★】
◎ 8ウインダークローズ
先行馬有利の舞台で前に行く馬が手薄なのはプラス材料。
今の東京ダートも軽いし、極端に流れなければ前が残るバイアスだろう。
パワーやスタミナを活かした粘り強さが武器で、先行力含め東京2100mは得意条件。
5走前に同条件で行ったレースも、粘って3着にのしており、上が既にこのクラスで好走しているレベルなので相手関係的にも評価できるだろう。
また、叩きながら良くなるタイプで、今の状態面や臨戦も良いといえる。期待したい。
〇 11ホウオウトゥルース
砂被りや揉まれ弱さを見せる馬で外枠替わりはプラスだろう。
馬場は渋ったほうが良いが、今の東京ダートは軽いし、金曜日段階ではまだ乾ききっていないのもプラス。
外からスムーズに先行出来れば前で残しても。
▲ モルタル
内枠からの競馬は問題ないし、この舞台にめっぽう強いパワー型で、ここも無視できない。
△ フラテッリ
前走はハイペース差し有利の展開を、中京で外回しの負荷込みで3着馬に着差0.2秒で粘っていて内容は悪くない。
前走馬体重570キロの超大型馬でパワー系。
先行して粘る可能性はあるだろう。
ps.スピード×機動力のヴェルテクス、揉まれ弱いエイシンアメンラーが内枠と、人気2頭は疑ってかかりたい。
東京12R 2勝クラス【★】
◎ 16ノーベルプライズ
5走前の同舞台では、内枠から砂を被りながらの競馬でラストはジリジリ伸びるも不完全燃焼。
かなり遡るが10走前の東京1400m戦では、内枠から直線加速部で詰まり、抜け出しが遅れての3着。
スムーズであれば2着馬に逆転していたし、東京の内容は悪くない。
近走も着差は詰めており崩れていないし、久々の外枠替わりもプラス。
陣営からもある程度のポジションで運びたいとコメントが出ており、好位~中団で競馬が出来ればチャンスはあるだろう。
ペースはある程度流れて中団からでも届く想定。
〇 9ピースユニヴァース
前走初ダートでハイペース外先行し、先行馬は垂れて差し決着となった中で着差0.1秒に残したのは好内容。
この馬の1馬身後ろを追走したベイビーボスは2着だったが、その後このクラスを突破した馬でもあり能力の裏付けは十分取れる。
不安点は初のダートスタートと枠の並び。
外に逃げ候補2頭+先行馬がいるので、ポジション取れず砂を被ってそれまでになる可能性を考慮して印を下げた。
▲ 2バクハツ
前走は追走で置いて行かれ、インから差したが着差0.3秒届かず。
ラスト伸びは良かったがL1過ぎたあたりで進路がなくなったのも着差には影響しただろう。
延長ローテで追走も楽になる点もプラス。届く展開になれば。
☆ 7パーソナルシティ
自力上位。馬も長期休養で立て直してきている。先行力もあり。
△ 5フジノタカネ
ペースが流れるならイン差しで。
5/2(日)平場予想
阪神10R 端午S【★★】
◎ 12レディバグ
前走は延長+揉まれて力を出し切れていない。
評価できるのは2走前で、直線進路カットされて詰まるも、外へ出してから再加速し3着まで押し上げたのは強い内容と共に持続性能の高さを伺える内容であった。
新馬戦の内容からコーナー加速は問題なく、機動力を活かして長い脚を使えるタイプだろう。
実績的にも今回1番人気するだろうデュアリスト相手に、兵庫ジュニアJPで着差0.1秒の接戦を演じている。
今回距離短縮+外枠替わりは大幅プラスで、妙味も出る今回は巻き返しに期待したい。
不安要素は逃げ先行馬が更に外に集まっているので、あまり主張せづ好位中団辺りからコーナー外で加速を付けるようなスムーズな競馬ができれば。
〇 13ワーズワース
気性が前向きで短縮+ダート戻りはプラス。揉まれない外枠も良く、鞍上含め条件が好転する。
▲ 6デュアリスト
自力上位。外枠から主張する馬に絡まれなければ問題ないだろう。
☆ 7ルーチェドーロ
阪神12R 天満橋S【★★】
◎ 14イメル
明日の阪神は直線向かい風強めで湿ったスピードダート。
道悪歓迎である程度ポジションを取れる馬を軸に置きたい。
本命はイメル。前走は道中~直線で内を回ってしまい砂を被る形になった。
この馬は基本外からスムーズに先行し、押し切るような競馬を得意としており、好走パターンはいつもそれ。
前走は得意な形で競馬が出来なかったが、今回は外枠替わり+延長+スピードダートで条件は一気に好転する。
最後まで脚を伸ばせる持続力もあり期待は高い。
〇 5タガノプレトリア
2走前は直線詰まりながらも内枠から最後まで脚は伸ばせている。前走は短縮で道中力んでしまった。機動力の活きる舞台で距離も戻り自力もここでは上。
▲ 6ディサーニング
先行力や立ち回り性能を活かせれば当日のバイアスは追い風だろう。昇級初戦だが前走好内容でいきなり通用しても。
☆ 3カバジェーロ
逃げれるか否かが全て。マイペース逃げが出来ればしぶとい。
青葉賞 短評
基礎スピード不足で折り合い問題ないので距離が伸びるのは問題ないだろう。前走も前々走もそうだが、コーナーであまり加速がつかず直線加速で追い込んだ内容で、新馬戦なんかはコーナーで全く加速できていない。まだ中山しか走っていないので仮説段階だが、恐らくコーナー加速が必要な舞台よりも広いコースの方が合うのではないかと思う。基礎スピードは足りないが、エンジンが入ってからの加速性能は前走見ての通り高いものを感じるので、東京替わりで見てみたかった一頭。
スパッとキレる脚よりも、速いスピードを維持するような持続質に秀でたタイプかと思う。前走共同通信杯はL4からスパートした関係で持続性能が問われたが、後方からラチ沿いをピッタリ回ってイン突き。直線外の方が伸びてはいたがバイアスは稍外程度で、ロスなく他馬より溜められた割には少々物足りない内容ではあった。これらのことからも、スパッとキレる脚より、長い直線で長く脚を使って追い込むような競馬がベストだろう。大幅距離延長により本質的に合うかは走ってみないとわからないが、折り合いや走法からも熟せても良さそう。
速い上りを使えるスピードタイプではなく、どちらかというとスタミナ質に寄ったタイプかと思う。2走前は2歳重賞で通用しなかったシュヴァリエローズ、ジュンブルースカイと対戦し、L3(11.5-11.2-11.7)でキレ負け。そして次走の京都2歳では後半上がりが掛かる条件で3角逆手前ながらも、ラーゴムやマカオンドールに勝ち切ったのはスピードの評価ではなく、スタミナ的な評価に繋がる内容。後半スピード質になった時にキレ負けする可能性はあると予想する。
スローからのロングスプリントを自ら逃げて刻んで圧勝を重ねている。とにかく持続力が高く11秒台を続けて出せる馬。自分の形で運べれば東京でも問題なく対応できるラップをこれまで刻めている。
前走はハイペースで先行馬が垂れた中、先行押切の強い内容ではあった。ただ後半スピード比べになると分が悪い印象で、先行力と粘り強さが武器なら小回りタフな舞台が恐らく良い。
スワーヴエレメと同型。先行力と粘り強さが武器でスピード性能では劣るのではないかと想定。ハイペースを離れた先行集団みたいな条件にならないと厳しいか。
ストライド寄りの走法で、スパッとキレるタイプではないが速いスピードを持続させる能力に長けている。前走は位置取り的に厳しく機動力を活かすようなタイプではないので度外視可能。未勝利戦で他馬と脚色が違ったように、延長+東京で変わり身は期待できる。