勝負度合い:★~★★★で記載
5/15(土)平場予想
中京10R 遠州難S【★★】
◎ 2ロードリバーサル
前走は昇級初戦で着差0.5秒4着に敗れたが、機動力が求めらる舞台を機動力不足で3.4角ポジションを落としてしまったことが敗因だろう。
それでも直線ジリジリと脚を伸ばしての4着と、パワーやスタミナ的な要素を評価できる内容だった。
今回舞台は全3勝している中京に戻るが、中京は機動力よりも立ち回りや直線での加速力、パワーなどが求められる舞台。
2走前昇級した中京1900mでは、前傾1.9秒で上がりの掛かる差し決着の中、早め先頭で押し切る内容。
中京1900mは急坂2回の影響で、中京1800mよりもタフになりやすく差しが決まりやすい条件ではあるが、それを早め先頭で押し切ったのはこの舞台の適性を高く評価していい内容でもあるし、強い勝ち方であった。
前走適性外での内容を踏まえても、このクラスでこの舞台なら通用するはず。
今回行きたい馬はいないし、内枠確保+良馬場条件はこの馬にとって大幅プラス。
外に強いのが2頭いるが、枠の利と適性で好勝負を期待したい。
〇 10スマッシングハーツ
前走は距離が長く、間隔詰め輸送競馬で馬体重も大幅に落としていたので、ここに敗因を求めて良いだろう。今回は休み明けの短縮中京で条件は好転する。2走前はコーナー大外回した後方競馬で2着と能力の高さは証明しているし、スタート普通なら勝ち負けするレベルの馬だろう。
▲ 4アンセッドヴァウ
昇級初戦で能力では1枚劣るが、好枠でこのメンバーならポジションは取れる。立ち回りが重要な舞台でもあるので、その辺りで誤魔化せればチャンスはあっていい。
△ 11サンダーブリッツ
中京12R 2勝クラス【★★】
◎ 2スズカカナロア
2走前はコーナー外の大外一気で4着まで押し上げているように、終いの脚が堅実で能力値も高い。
砂もかぶれるタイプで、今回内枠確保は大幅プラス。
この枠であればイン差し可能で、2走前のような負荷やロスの大きい競馬にはならないだろう。
3走前のように内で詰まるリスクもあり取りこぼす可能性もあるが、しぶとく最後まで脚を伸ばせるタイプでもあるので、大崩れするイメージはない。
川田騎手に戻るのもプラスでここは勝ち負けだろう。
〇 4エターナリー
中京で2度凡走しているがオーバーペース。7走前に同舞台で2着したレースでは、ハイペース外3頭分を先行し2着に残す好内容。昇級初戦だが前走の内容からも、内枠からスムーズに先行出来るのであればチャンスはあっていい。
▲ 15サンライズポール
人気だが自力上位で、福永が中京で大外に回す競馬を選択するイメージもなく逆らいずらい。
☆ 7ハードカウント
タフなパワー馬場でパフォーマンスを上げるタイプ。条件は良い。
△ 5.10
5/16(日)平場予想
中京11R 栗東S【★★】
◎ 14タイガーインディ
持続力に長けているタイプの馬だが、中京で求められる加速性能も持ち合わせている。
その加速性能に関しては、本格化前とはいえスリーグランドを破った神鍋特別で、番手から押し上げ直線早め先頭から加速ラップを刻み好走している通り。
今回外枠ではあるが、このメンバーと並びであれば、すんなりポジションは取れるはずで枠に関しては特にマイナス視していない。
久々の短縮もこの馬のスピードなら対応できるし、スピードダートも得意条件。
斤量の恩恵もあり、ここはチャンスと見る。
〇 1スナークスター
▲ 4スリーグランド
☆ 6フォーテ
△ 2.15
東京10R 青竜S【★】
◎ 12ピースマッチング
2走前はハイペースや中間のアップダウンもあり勝った逃げ馬に先行馬が潰された展開を、先行して着差0.5秒4着なら内容としては十分。
前走もスピードダートで、後半の持続性能が求められた展開を長く脚を使っての勝利。
これらの内容から、東京で求められるスピードや持続力には対応できる可能性は高い。
また、スピードダートでパフォーマンスを上げているが、今の東京なら馬場は軽いので、その点も心配ないだろう。
〇 7ユアヒストリー
2走前は離れた3番手追走も、4角早めに前を捕まえに行きそのまま押し切る内容で、機動力や持続力を評価できる内容。この舞台で機動力は活きないが持続力はあるし、小頭数外目の枠はプラス。
▲ 6ラペルーズ
2走前の上位馬はほとんど昇級しており、その相手関係で着差0.4秒ちぎったのは強かったし、前走も出遅れ後方から砂を被るロスの大きい競馬だったが、前が開いたら一瞬だった。ここは自力上位。
東京12R BSイレブン賞【★★】
◎ 16シェパードボーイ
決め手に欠けるが、長く脚を使える持続力に秀でたタイプ。
前走は延長+最内枠からポジションを取りに脚を使わされ、ラップ的にも前半11秒台が淡々と刻まれる形で終始減速ラップ。延長したこの馬にとっては少々厳しかっただろう。
それでも今回人気するオーバーディリバーに着差0.4と内容としては悪くない。
遡るが、6走前の麦秋Sでは中団から長く脚を使って3着馬と着差なし。
後方から伸びてきたエピックアンに並びかけられるも凌ぎ切って先着を許さなかった内容は評価していい。
今回の東京短縮+外枠はプラス材料で、中団よりも前にポジションが取れれば持ち前の持続性能でチャンスはあっていい。
〇 7ケイアイビリジアン
障害後に去勢し結果が出ていなかったが、去勢明け3戦目でハイパフォーマンス。オーロラテソーロ相手に着差0.7秒。位置取りの差があったとはいえ、ポジションを考慮しても上がり時計で0.1秒差とかなり強い内容だった。昇級初戦は苦手な右回りで内にササって追えていないので度外視可能。ケイホーム産駒ではあるが2走前の内容から馬郡の競馬は問題なく、持続力の活きる左回りの東京はベストで斤量も3キロ減となる。この条件なら巻き返しに期待する。
▲エピックアン
揉まれ弱く外枠歓迎で終いの脚堅実。持続性能も評価していて東京はベスト条件。展開向けば一発あり。
△ 2.5.15
京王杯 短評+印【★★】
揉まれ弱く気性難なタイプなので、短縮+外枠は大歓迎。
後半上がりの掛かる条件で好走してきた馬だが、
ピッチ走法で基礎スピードをワンペースで持続させられるような馬
ベストが14なのはこれまでの好走歴通りで、ここも条件合う。
昨年3着と負けはしたが、マイル質の決め手負けしただけで、
ベスト条件は時計の掛かる馬場なので、
機動力を活かしてくるタイプで東京向きではないし、揉まれ弱く内枠もマイナス。人気はしているが軽視の方向で考えたい。