9/18(土)平場予想
中京10R 大府特別【★★☆☆】
◎ 9タガノウィリアム
2走前は結局雨が降らず、輸送で馬体重も大幅に落とし当日もテンション高く状態面も良くなかった。次走馬体重を戻して復調気配。4着と敗れはしたが、ハイペース差し有利の展開を前半逃げられずも良く粘った。一本調子で行きたいので大外枠の1番人気の出方が気になるが、道悪大歓迎で巻き返し期待。
–
〇 13バーデンヴァイラー
▲ 2タガノキングロード
☆ 3カルロスミノル
△ 7クリノドラゴン
–
中京11R ケフェウスS【★★☆☆】
◎ 2ウインイクシード
決め手はないがタフな持続性能で粘り込むことを得意としている。大崩れはないがハマらないと掲示板付近になってしまうのは昨年の七夕賞や福島記念の通りだろう。ただそれでも重賞で掲示板を確保できるだけの自力は持ち合わせており、関越Sではバイアス有利はあったとはいえ適性外のトップスピード戦に対応し2着と、7歳になっても衰えていない。叩いてからの臨戦で得意条件ならここでも崩れない。
–
〇 7ワイプティアーズ
上がりの掛かるタフなレースがベストで、近走はスピード不足で凡走が続いている。本質的に揉まれたくない馬でもあるので今回の小頭数も歓迎。馬場も渋り追走が誤魔化せ上がりが掛かるのであれば巻き返してきても良い。
–
▲ 1ショウナンバルディ
☆ 5マリアエレーナ
△ 6.11.4
–
中山9R 松戸特別【★★★☆】
中山11R 松戸特別【★★★☆】
◎ 4アイアムハヤスギル
東京1400mでは高速馬場で、よりスピードが求められたときに着を詰めているので、高速馬場やスピード質のスプリントに適性があると予想。そのため今回の短縮+高速馬場はベストに近い条件かと思う。内枠だが過去に(テレビ静岡賞)にて現OPクラスのイメルやアヴァンティストを内枠馬群の競馬で先着した経験もあり、内枠で大きくパフォーマンスは落ちないタイプ。新潟を除外となり休み明けでもあるが、休み明けは苦にするタイプでもないし追い切りも問題ない。ある程度ポジションを取れれば勝ち負けまであっていい条件。
–
〇 15ゴッドバンブルビー
休み明けでパフォーマンスを上げてくるタイプで、スプリントなら終いの脚は堅実に使ってくる。高速馬場も苦にせず、展開次第で一発あるのでオッズ減りしないなら単は抑えておきたいタイプの馬。
–
9/19(日)平場予想
中山11R ラジオ日本賞【★★★☆】
◎ 15メイショウワザシ
この馬の得意条件としては、小倉のように向こう正面からの下り坂で徐々にギアを上げて、コーナー機動力と持続力で押し切るような競馬を得意としている。中山1800mも向こう正面途中から下り坂となり、小回りの機動力と持続性能が求められる舞台。この馬の成績を追っても、良績が小倉と中山に集まっているのもそのためだろう。前走プロキオンSでは内枠から端を取れず内で揉まれる競馬で度外視。2走前も内枠から先行出来ず、外に切り替え早め先頭から押切をはかるも差し有利展開で、この馬の距離適性と展開から度外視可能。外枠から揉まれず被らず一本調子で運んだ際にパフォーマンスを上げる馬でもあり、今回の外枠確保の中山替わりは大幅プラスで高速馬場であればベストに近い条件。昨年の総武S(同舞台)でも休み明け+高速馬場条件で好走しているように休み明けの臨戦も苦にしない。外からスムーズならチャンス十分。
–
〇 10ハギノアトラス
叩き良化型で叩いてからの臨戦良く、揉まれず被らずの競馬が理想。スピードが活きる舞台に適性があり中山よりも阪神や小倉がベストかと思うが、今は馬場が渋って高速馬場条件なのでスピードは活かせる条件。枠の並びにはひとつ注文は付くが、積極的な武藤騎手に乗り替わりも良く、スムーズならチャンスはあっていい条件。妙味的にも抑える価値あり。
–
▲ 12ベルダーイメル
中間息を入れて押し切るようなレース質がベストなので新潟がベストだが、3走前はスプリント質となった中京1400mで押し切っているように自力の高さで対応はできる。高速馬場も問題なくスムーズなら自力で残せる。
–
☆ 3サンダーブリッツ
東京ベストもポテンシャルの高さで中山でも対応可能。前走は挟まれ大外を回る負荷の影響が強かったので度外視。内枠からでも競馬が出来る馬なので自力で買い。
–
△ 1.9.13.2.8
–
中京11R ローズS【★★☆☆】半数頭診断
◎ 14アールドヴィーヴル
〇 12アンドヴァラナウト
新馬戦以外、全て先行負荷が強く出ていたレースを前で受けて崩れず好走を続けている馬。切れる脚もあるが、ベストは持ち前の先行力と持続性能で受ける競馬だろう。前走出雲崎特別の走破タイム1:58:2は、先週の紫苑Sで3着に好走したミスフィガロが、出雲崎特別の次週同舞台(馬場差も同条件)で計測した走破タイムを0.4秒上回る走破時計で、その週の古馬2勝クラスでダノンガレーロが計測したの走破タイムよりも0.2秒速いタイムだったことを考慮しても、このレベルでも十分通用する自力の高さは証明してきておりここでも期待は高い。ただし土曜のバイアスが差しなので、馬場の回復とバイアス変化の追い風が欲しいところ。当日の馬場には注目。
▲ 9タガノパッション
スイートピーSではこの馬だけ脚が違かったように、ポテンシャル的にも評価していい内容。勝ちタイム的にも、昨年デゼルが計測したタイムより0.9秒、一昨年カレンブーケドールが計測したタイムより1.5秒速く、展開面もあるがこの内容は評価しないといけない。オークスは間隔詰めの輸送競馬と、他の有力馬と比べ厳しい臨戦過程だったことを踏まえると、十分な内容だったかと思う。長く脚を使える馬でもあるので中京2000mは問題なく、不安点は脚質的に後方に回る点だけ。
☆ 17オヌール
自力がどこまで通用するかは判断つかないが、トップスピード性能と瞬発力は高いものを感じる。フローラSは初輸送+初多頭数競馬で厳しい条件。実際に春は馬体重を増やせなかったので、ひと夏越して中身が付いてくれば巻き返しのチャンスはあっていいかもしれない。当日の馬体重には注目。
–
△ 11.7.13
–
その他
折り合いに難のある馬だが、フローラSは外枠からしっかり前に馬を置くことができルメールの好騎乗もあったが、L3(11.3-11.0-11.5)のラップにも対応し馬の能力面も伺える内容だった。フラワーCは4角不利での後退が響いた結果だし、フェアリーSとアルテミスSは折り合いを欠いた形で理由は付く。オークスだが、この時期の東京重賞は差し有利がほとんどでオークスも差し決着となったレース質。適性距離外でもあったし逃げたクールキャットに関しては、あまり気にする内容ではなかった。今回短縮ローテで長く脚を使える馬でもあるので軽視はしたくない。ただし、気になる点が一つ。フローラSの先行上位馬(スライリー、メイサンザンアワー)が紫苑Sで全くだった点は少々気になる。となると自力を裏付ける内容には少々欠けるので、比較的差しに振った今回は様子見。当日バイアスが極端に前に替わるようであれば抑えまで。
11プリュムドール
タフな持続力勝負で好走を続けており、前走は5Fロンスパ戦を勝ち切り、2走前はタフな中京2200mの持続力勝負に対応した。自力面で足りない分上がりが掛かれば可能性は増すと思うが、時計が速いとどうか。妙味次第で抑えには回したい。
–
7ストゥーティ
中京12R 2勝クラス【★★★☆】
◎ 3フェアレストアイル
ダートに替わり良い内容を消化している。特に前走は内を追走し3.4角で初めて砂を被ったこともあり少々嫌がる面は見せたが、それでもレースを辞めず最後まで走り切って着差0.4秒と抜け出たのは良い内容だった。パワー馬場よりも脚抜きの良い馬場でスピードを活かす形が良く、今回内枠からポジションを取って運べる枠もプラス要素。間隔の空く臨戦は問題ないタイプで、蹄の不安も無いようなので好勝負期待。
–
〇 11シュガーサンダー
基本不器用で揉まれず被らず運ぶ形を好むキンシャサノキセキ産駒ではあるが、この馬に関しては4走前の中京で内枠馬群からの競馬で結果を出したように、揉まれる競馬でもポテンシャルはそこまで落とさない傾向にある。今回外枠で内に先行馬が揃っている状況なので、上手く潜り込むかスタートを決めて外を回されすぎなければ好勝負期待できるが、枠の並び的なリスクを考慮して対抗。
–
▲ 2モズピンポン
本来は一本調子で逃げてストレスなく運ぶ形がベスト。ただし近走は控える形で結果を残しており成長を感じる。この枠から逃げられればベストだが、近走控える形を実践してきて、陣営コメントでは差す競馬が板についてきた。と出ているので、控えた場合に良さが出ない可能性はある。その辺り人気と考慮して印は控えた。
–
☆ 9スエーニョブランコ
△ 15.12.16.6
–
9/20(月)平場予想
中京8R 1勝クラス【★★☆☆】
◎ 7フォティノース
近走1400mで使われているが、前走はポジションを取った馬が馬券内に来たレースを後方から着を詰め4着と差し遅れた。ただし中間は緩んでおり、その辺りで脚が溜まり後半に繋がったものと思われるが、前半の基礎スピード的に差し遅れてしまった。2走前も追走で置いて行かれ差し遅れて勝ちを逃したが、この時も中間若干緩み脚が溜まった分後半の末脚に繋がったのだろう。つまりこの馬は14質だと基礎スピード的に差し遅れるタイプで、マイル質系のラップで追走し足を溜めたいタイプ。その裏付けにハイレベル戦だった未勝利戦の新潟マイルでは、稍重ながら時計は出る馬場で、溜めてからのトップスピード戦で上がり最速の勝ち切りとマイル適性を証明している。今回得意のマイルに延長し時計の出る良馬場条件であればベスト条件。間隔は空いているが、もともとテンションが高い関係から間隔を詰められないので臨戦は問題ない。折り合い面には不安はあるが、中間比較的他場よりか流れやすい中京マイルであれば適性はむしろ好転するはず。
–
〇 3ブレーヴジャッカル
気性的に短縮はプラス。切れる脚よりも前で受ける持続性能に長けていて、短縮ローテであれば崩れにくい。前走は紫苑Sで差のない5着だったトウシンモンブランの2着。2走前は直線詰まり3着もスムーズなら勝ち負けだった内容を踏まえるとここでは自力上位。
–
▲ 1ナンヨーアイボリー
☆ 8サトノルーチェ
△ 2シャイニングフジ
–
中京11R JRAアニバーサリーS【★★★☆】
◎ 11カフェスペランツァ
叩き良化型の叩き2戦目で期待値は高い。前走は休み明けだったうえに直線詰まる不利。2走前は不慣れな東京の持続力勝負で前有利の差し競馬で噛み合わず、3走前はギアチェンジラップでキレ負けと理由は付く。この馬のベストは4.5走前の中山と考えており、5走前は昨日のOP特別で2着したホウオウトゥルースに先着。その次走同条件であっさり昇級を決めたことからも、機動力や立ち回りが活かせる舞台に適性がある。少なくとも東京のような決め手+持続力比べになりにくい中京であれば適性面は問題ないはずで、立ち回りを活かせればここでも自力上位なことはホウオウトゥルース比較でも分かる。叩き2戦目のここは巻き返しに期待したい。
–
〇 14ショウナンナデシコ
▲ 8スズカデレヤ
☆ 6ナンヨープランタン
△ 16.5.3
–
中山9R 鋸山特別【★★☆☆】
◎ 5サワヤカコーズサン
2走前にハイペース先行負荷を受けるも3着に粘る強い内容。前走も同様にハイペースを前で受けて押し切ったが、先行馬はこの馬以外壊滅の差し有利展開。4角射程圏に入れた馬でも負荷が強かったように5.6着に負けたが、5着サンバでジャネイロが次走昇級、6着エヴァンが今週土曜に昇級を決めたように、自力上位の馬でも垂れた展開のを先行押切で勝ち切った内容はかなり強い内容だった。この内容であれば昇級しても自力上位だと思うし、高速ダートで中間息の入らないラップは前走で経験済みでハイパフォーマンスをしているように適性も悪くないので、昇級初戦から期待したい。
–
〇 2アポロティアモ
▲ 3ペルセウスシチー
–
中山11R セントライト記念【★★★☆】
◎ 11ルペルカーリア
ストライド走法でスタミナや持続力に長けているタイプ。前走の京都新聞杯はL5(11.4-11.5-11.5-12.0-12.6)の消耗戦を自ら逃げて2着。タフな中京2200mでこのラップはかなりタフで、付いて行った先行馬が皆垂れた点からも裏付けられるし、敗れたとはいえ中京2200mのこのラップを逃げて着差0.1秒なら強い内容。また、毎日杯のようなマイル質のロングスプリント戦ではスピード負けしてしまう。とはいえ毎日杯で計測した走破タイムは普通に優秀で、上位2頭はダービーの上位馬と捉えると適性外で着差0.5秒、走破タイム1:44:4なら評価しないといけない。タイトルホルダーと似て先行脚質+スタミナ型(スピード戦にも対応可)なのでこことも同居しそうな適性タイプと脚質。それに、中山2200らしいロングスパート戦になればベスト条件に近く、仮にスローから後半スピード質になったとしても中山2200mのスピード質なら対応可能とみて本命に。
–
〇 7タイトルホルダー
この馬の得意条件は、上がりの掛かるタフな展開でスタミナや底力を活かした先行粘り込みがベスト。折り合いさえ成長すれば距離は伸びた分だけ良いタイプに思える。皐月賞は前傾0.7秒のレースを番手で運び、ラスト5F手前でレッドベルオーブに被され、それにつられてペースアップ。そのまま端へ立ってL5(11.4-11.9-12.1-12.3-12.6)を粘り切った。確かに内を通した馬にバイアスは向いたが、推定個別ラップではL3(12.4-12.3-12.8)程度でラスト2F目に加速ラップを踏めており、ロングスパート戦を前で受けて加速を踏めたのはスタミナという点でかなり高い評価をしていい内容だった。ダービーに関しては距離ではなく、得意ではないスピード勝負でキレ負けした形なので度外視できる内容。タフなロングスパート戦になりやすい中山2200mであればこの馬の強みは活かせるが、強いて言うならば距離短縮+高速馬場はひとつ疑問。付け入る隙があるとするならばこの辺りか。
–
▲ 12ソーヴァリアント
2走前にL3(11.3-10.9-10.9)のレースで圧勝しているだけ合ってスピード性能も優秀だが、ロングスパート戦のようなレースが向くと思う。前走はL4(11.7-11.3-11.3-12.3)での圧勝で持続性能に関しては証明済み。弥生賞で4着と差し遅れたが、イン前が強くL3加速ラップでは位置取りの差が全て。ダノンザキッドとほぼ同じ脚を使えており悲観する内容ではない。道中から動く流れで長い脚を求められれば崩れるイメージはあまりない。
–
☆ 13グラティアス
ピッチ寄りの走法で機動力が高く、小足が使えるタイプでもある。京成杯では、その特徴を活かしインベタからイン突き、コーナー後加速で突き放して、NZT2着になるタイムトゥヘヴンに着差0.4秒は立派。この時ドスロー展開でポジションの利は大きそうだが、前半2~3F目で(10.9-14.0)の減速3.1秒を先行勢は食らっているのでここの負荷は大きく、ドスローながら他の先行勢は直線で伸びきれていないので京成杯は高く評価している。皐月賞は6着と負けはしたが、外枠から外を回し続けたのはピッチ走法なことも踏まえても距離ロスは大きかったし、掲示板の馬はこの馬よりも内を回した馬での決着。4角でも外へ弾かれる不利があり、内枠から立ち回れていれば2着あたりまで争い可能だったはず。ダービーに関しては差し有利決着を前で踏ん張って8着は悪くないし、そもそも中山>東京なので適性外の一戦。今回中山替わりはプラスだが外枠なのは残念。先行力があるのでポジションを取って運べればチャンスはある。
–
△ 4.5.14
–
その他
オーソクレース
トップスピード性能よりも持続力やスタミナを貸すようなタイプかと思う。アイビーSでは東京で上がり最速とは言えL3(11.4-11.4-12.4)であれば、コテコテのトップスピードは求められていない。タフな持続力戦になったホープフルSでしっかり2着に好走したように、ベストはタフな持続力戦かと思う。本質的には合いそうだが、問題は長期休養明けで動けるのかといったところ。今回は買っても抑えまで。
–
タイムトゥヘヴン
父ロードカナロアではあるが、これまでマイル~短距離的なスピード勝負で結果が残せていなく、着差1.4で圧勝した未勝利戦やNZT、京成杯のように上がりの掛かるタフな条件の方が合う印象。NHKマイルは直線接触で大きくヨレ6着。接触がなければ4着辺りだったと思うと内容は悪くないし、スピード性能的に足りないので度外視できる一戦。ダービーからの短縮中山替わりであれば適性条件は好転するのでチャンスあっても。
–
ノースブリッジ
スローからのロングスプリント競馬を自ら逃げて刻んで圧勝を重ねている。とにかくロングスプリント系の持続力が高く11秒台を続けて出せる馬。上がりの掛かったラジオNIKKEI賞では折り合いを欠きながらの逃げで3着に残したように、11秒台の持続力戦は得意と考えている。青葉賞は延長東京を出遅れて脚を使い端を取ったが、直線坂からピッチが落ちて失速なので度外視可能。適性的には足りて良い舞台だが、折り合い難があるので延長ローテは少々疑問。前半落ち着いて運んで後半長く脚を使う理想の形であればチャンスあり。