7/3(土)勝負レース
福島8R 1勝クラス【★☆☆☆】
◎ 8ズールー
コーナーで加速を付けたい機動力タイプで、近2走は持続力特化の東京でパフォーマンスを落としての臨戦。前走はコーナーで砂も被って出し切れていないし、2走前は内でスムーズさを欠き加減速を受けながら着差0.4秒まで詰めた内容は自力面を評価していい。今回小頭数+大外枠+機動力舞台に替わり、金曜朝段階で馬場が稍重、夜に雨が降っているので湿った馬場での開催になるはず。流石にこの条件なら格好は付けたい。小頭数なので外に張ってぶん回すだけでいい。
福島10R 松島特別【★★★☆】
◎ 1ウインメルシー
トップスピード性能には欠けるが、タフな小回りで機動力や持続力を活かしてくるタイプ。近走凡走続きだが、そもそもトップスピードが求められる東京は不向きだし、3走前の中京はコーナー外4頭分を11秒台中盤で終始回されたらバテるのは仕方ない。4走前の中山は前有利の流れで後方から脚を使ったが物理的に届かず度外視。実際に7走前の福島では、現3勝クラスのリトリカメンテ、イルマタルと差のない競馬が出来ており、昇級後の中山でも、後半時計が掛かり現3勝クラスのフォースオブウィルに先着と、タフで上がりの掛かる小回りがベスト条件なのは明白で、ここ最近マイル路線続きで基礎スピード不足は伺えており、前走延長で着差を詰めてきたことからもマイル以上が望ましい。また、2走前に馬体重を大幅に増やしてからパフォーマンスが上がってきており、適性違いの東京で良いパフォーマンスを発揮している点も好印象で、晩成型がここに来て更に自力強化した印象。今回3.4角スパイラルの福島なら内から詰まるリスクは軽減されるし、中団辺りで構えられれば勝ち負け。
〇 6グレイテスト
▲ 11ルタンブル
☆ 9クリノプレミアム
△ 2.3
小倉10R 戸畑特別【★★☆☆】
◎ 9マイネルジェロディ
このクラスで結果は出ていないが敗因は明確で、2走前はハイペース差し有利の展開を番手競馬。前走は向こう正面で接触の不利があり度外視で考えて良いだろう。機動力と先行力が持ち味で、3走前の小倉では4角仕掛けて早め先頭から突き放す好内容で、相手関係は弱かったにしろ機動力を評価して良い内容。今回得意の小倉に戻り基礎スピードで置いて行かれる心配もない。雨の影響がどこまでかだが血統的には熟せて良いはず。叩いた上積みも考慮して通用しても良い。
〇 6グラウクス
前走向こう正面で進路無くなり後退するも3着に押し上げる内容。2走前も向こう正面進路カットでポジション落とし、直線でもスムーズさを欠いての4着で、スムーズなら馬券内だったような内容。機動力や基礎スピード面で評価はひとつ落とすが、人気落ちする今回は自力の高さで対抗に。
▲ 2ダノンシティ
△ 1.4
小倉11R 九州スポーツ杯【★★★☆】
7/4(日)平場予想
函館11R 巴賞【★★☆☆】
◎ 7ワールドウインズ
ルーラーシップ産駒ながらピッチに寄った走りをする馬で、特に函館で行われた北斗特別でのコーナー後加速は機動力の評価に繋がる。2走前は後方差し有利で先行馬が消耗する展開で理由は付くし、前走マイラーズCはTS不足の差で着差0.5秒と適性違い。函館1800mは初角まで短く前半ペースが落ち着きやすく、土曜のバイアスを考慮するとイン前ではあるが、このメンバーなら2列目は確保出来そうで、バイアス不利はそこまで受けないだろう。このメンバーと舞台なら勝ち負けレベル。
〇 9ナイママ
典型的な夏馬で、この時期パフォーマンスを上げてくるタイプ。重賞で結果は出ていなかったが、相手関係楽になる今回は面白い存在。昨年も今年と同じで間隔の空いた臨戦での函館で結果を出しているように、間隔の空く臨戦は問題ない。函館1800mでは積極策でチャンスあり。
▲ 1サトノエルドール
ストライド走法であまり小足を使える馬ではないが、ここでは自力上位で鞍上強化。内にバイアスが効いている状態だし、3.4角スパイラルでばらけるのであれば内枠もそこまでデメリットではない。
☆ 2バラックパリンカ
内先行出来る絶好枠を確保。前半スローになりやすい函館なら尚更プラス。前走は去勢明け大幅マイナス馬体重での出走で度外視。去勢の効果が出てくる頃合いでこの条件なら軽視禁物か。
福島9R 鶴ヶ城特別【★☆☆☆】
◎ 14サンキーウエスト
前走昇級戦は直線挟まれ進路カットされるも、ラストまで脚は伸ばせており能力は示しているし、相手関係的にも上にフジノタカネやプリマジアなどがその後昇級しており、不利なければこの辺りと着差詰めれたと考えると評価できる一戦だった。今回は延長+機動力舞台で適性が少々疑問なので、勝負度合いを落としたが妙味は十分あるので軽くだが狙ってみたい。
福島12R 1勝クラス【★★★☆】
◎ 12トミケンレゲンダ
前走は長期休み明け+短縮の臨戦で行き足付かず、追走力不足で置いて行かれる形となりながらも、直線は良い脚を見せて着差を詰めた内容。評価すべきは3走前で、相手が現3勝クラスのキタノオクトパス、ルコンドブルー。3勝クラス突破のリッターシュラークと差のない競馬で、前走内容からも能力の劣化は伺えないので、ここは自力で抜けていると予想。適性面に関して、ずっと東京を使ってきた馬だが、注目したいのは2走前の凡走。出遅れてはいるが本来の末脚は発揮できなかったレースで、前半34.7で中間もあまり緩まず淡々と流れた東京らしい持続力戦。この馬が末脚を発揮しているレースは何れも前半35秒台後半で中間緩んだレースラップ。つまり東京の上級条件で見られるようなレース全体で持続力が問われるレース質に対しての適性が薄いのではないかという仮説。前走1400mで後半脚を使えたのは前半35.7秒-中間12.6秒まで緩んだことが関係している可能性。となると、今回の延長+中間息の入りやすいコーナー4つは条件として悪くないのではないかと思う。適性を除いたとしても、前走叩いて外枠確保+自力上位のここはある程度恰好は付けてほしい。
〇 10ボイラーハウス
前走中京のコーナー外回す負荷を受けながら伸びて4着まで差し込む好内容。関西馬に混ざる形の遠征競馬で、2着馬も次走昇級を決めたことからも相手関係的にもかなり高かった一戦。今回相手関係が楽になり、コーナー外の機動力を活かせる舞台の外枠確保と条件はかなり良い。問題の距離延長は、この産駒自体中距離でなかなか結果が残せていない馬ではあるが、前走中京のコーナー負荷を最大限に受けながら後半まで脚色が衰えなかった点を考慮しても1700は対応できる可能性はある。延長さえ熟せれば自力上位で勝ち負けまで。
▲ 7プンタアレナス
前走は出遅れ分と決め手の差で着差は詰められなかったが、上位勢はハイレベルメンバーで特に悲観しなくていいだろう。2走前はゴールドブリーズと叩き合い2頭後続を離しての勝利。ゴールドブリーズは次走昇級しこのクラスでも結果を残していることからも、相手関係弱体化する今回は自力面で上位の存在だろう。機動力や持続力に関しては2走前で証明済みで、前走のような東京のレース全体で持続力が求められる展開は恐らく向いていない。相手関係と適性面で条件が好転する今回は狙い目だろう。ただし、これまでダート2戦して砂を被ったことがことがなく、その点は頭に入れておきたい。そのため今回の並びだと外先行が少々難しいので、スタートを決めてポジションを確保したいところ。
☆ 13マイネルレンカ
前走内で砂を被って伸びず、2走前は道中から端を奪われる展開ながらも3着と残した。機動力舞台の適性はあるし、今回外枠からスムーズにポジションを取れればチャンスはあっていい。
△ 15.5
小倉11R CBC賞 短評+印【★★★☆】
小倉スプリントで求められる基礎スピードは不足しており、一度溜めて末の爆発力で追い込んでくるタイプ。京都スプリントで好走が多いのはそのためで、今の高速小倉スプリントでは置いて行かれるのはほぼ間違いない。小倉や中山での実績もあるが、昨年の北九州記念は、開催後半+ハイペース+昼頃の雨で時計が掛かり差しの届くバイアスだったし、昨年のスプリンターズSは、例年より時計の掛かる馬場+ハイペースにより差しの届くバイアスで条件が向いた。ただし土曜の小倉10R(日本レコードが出たレース)では前2頭が止まらずワンツーではあったが、3着は最後方追走の馬で、ペースが極端に上がるのであれば追走力不足の先行馬が垂れる馬場でもあり、G1 3着の末脚がここでも活かせる可能性はある。それと前日段階で10倍付くのは流石に舐められすぎである。
基礎スピード的に小倉スプリントは対応可能で、追走面でも苦にはならないだろう。決め手はないが、持続力や底力でしぶとく脚を使うタイプでジリジリと伸びてくる馬。今の小倉の馬場も対応可能で、適性面はそこまで疑う必要はないだろう。前走連闘で輸送競馬ながら準OP勝ち上がったウォーターエデンに完勝したアヌラーダプラに着差0.2秒は高く評価していいし、自力面は斤量込みで足りる可能性が高い。休み明けの臨戦も問題ない馬で追い切りも良い。勝ち切るイメージはないが馬券内なら一発あっても。
基礎スピード的にスプリントでは後方一気で終いの脚を活かしてくるタイプで、ここでも後方で脚を溜める形となるだろう。ただし内枠を取れたことでイン突きできる条件を確保。回す競馬ではロスの関係で追い込み切れない可能性が高いが、イン突きで前が垂れるならワンチャンス。
気性的にもトップスピード性能的にも1400>1600mで、前走京王杯(1400m)は出遅れて折り合いを欠き、後方はノーチャンスの流れで度外視可能。今回小倉スプリントへの短縮は、気性面てきにプラスとはなるものの、斤量57と基礎スピードを考慮すると追走は厳しく、適性面では少々推しにくい。
基礎スピード的にスプリンターで小倉適性は高いだろう。前走京王杯は前有利単騎逃げとはいえ、高速馬場+1400mで適性外条件だったハイレベル戦。ラスト甘くなったが3着カイザーミノルに着差0.1秒は評価が高い。今回短縮で条件は好転するものの、揉まれ弱く被される可能性がある枠の並びで、馬場は高速よりも渋ったほうが良かったので、買い要素は少々薄れたが、スムーズならチャンスあり。
とにかく気性が前向きで、高いスピード性能と底力や粘り強さ的な持続力が武器。近3走逃げさせてきただけあって、逃げられないと折り合いを欠く可能性があり、スプリント短縮ではテンのスピードで少々劣るので端を切れるかも課題だし、オーバーペースも想定しておきたい。ベストは1400mだろう。
評価したいのは2走前の中京。結果的に着差0.7秒6着だが、このレース掲示板確保馬は全て内をロスなく回っているが、当馬は先行外回しで負荷が大きい。更に向こう正面で進路カットされポジションを稍下げている。それで3着馬と着差0.1なら十分評価できる内容。基礎スピード的な適性面も足りるだろう。今回長期休み明けながら1週間前追い切りで自己ベスト更新しており、自力を斤量52で誤魔化せればチャンスはあっても良い。前走太目残りだったので、理想はマイナス馬体重での出走。
基礎スピード的に1400mベストで、14質系のスピードを持続させる能力に長けている。 今回距離短縮となるが、持ち時計1分7秒7はあるので、このメンバーなら自力で足りる可能性はある。ただし適性的にベストは1400mで、内でロスなく立ち回って残す形がベストなので少々適性はズレる。
前走は2番手で運んだ勝馬レイハリアが33.5秒程度でトラックバイアスはイン前+直線向かい風で、勝馬に全て向いた流れ。出遅れなければ勝っていた内容。ファンタジーSはコーナー外の負荷を受けながら持続力を見せて力を示し、1400mのフィリーズレビューは初角で勝馬に進路カット受けてポジションを落とさなければ勝っていただろう。ストライドが広いこともあり、個人的に1400>1200mがベストと判断している。基礎スピード的にはスプリントも適性圏内ではあるが、、、、
◎ 5クーファウェヌス
〇 3ファストフォース
▲ 6ビオグラフィー
☆ 10アウィルアウェイ
△ 4クリノアリエル
△ 8メイショウチタン