AJCC 2021 全頭診断+適性チャート

この度は記事をご購入頂きありがとうございます。
この記事ではAJCCを適性チャートを使用して全頭診断していきます。
よろしくお願いします。

 

1.コース解説・ラップ分析

AJCC 過去5年の平均ラップ
前後半3F(36.6 – 35.8)
12.6 – 11.3 – 12.6 – 12.3 – 12.4 – 12.2 – 12.1 – 11.8 – 11.9 – 11.7 – 12.2

スタートしてすぐ上り坂となる為、前半はスローで入りやすく、急坂2回登る関係でタフさも求められるため、マイルよりも中長距離タイプに適性が向きやすい。

2019年のようにドスローで流れL2で瞬発力を求められたレースもあるが、基本的に持続力+機動力のロングスパート戦となる舞台。

また前半スローになりやすい為、前が有利な傾向で、逃げ36.4% 先行37.8% 中団19.2% 後方0%で、先行力はアドバンテージになる。

また、今回は土日で雨予報となる為、道悪適性に関しても触れていきたい。

求められる適性
①持続力
②機動力
③タフさ

2.2020年度:総合S評価成績

 

 

3.全頭診断

見解に加え、能力・適性を以下の表のように4段階評価で振り分けました。

あくまで枠順や追い切り確認前の私個人の評価ですので参考程度までに。

評価の内容
能力単純な能力評価
適性「距離」「舞台」「馬場」の適性評価
Sメンバー内で抜けていると評価
A評価は高いが抜けてはいない
B可もなく、不可もなく
C低評価
能力または適性が未知数

除外対象馬に関しては確定次第追記します。

チャートや一致率はあくまで目安でお考え下さい。ベースは見解です。

アリストテレス

菊花賞 2着
12.8 – 11.9 – 12.1 – 13.3 – 12.1 – 11.9 – 13.1 – 12.4 – 12.5 – 12.7 – 12.9 – 12.2 – 11.8 – 11.6 – 12.2
スロー持続戦。コントレイル徹底マークで完璧な騎乗。ハナ差追い詰めるも届かず。コントレイルは距離が長いうえにずっとプレッシャーをかけられ、苦手なタフ馬場での勝利。これは強すぎる。例えだが、コントレイルの能力が2~3段階落ち、アリストテレスは舞台設定など条件が向いた上でのハナ差2着。この内容でコントレイルと同等と見るのは違うというのが個人的解釈。
2走前の小牧特別に注目したい。
ギアチェンジが求められたラップで、ギアチェン区間で2着のフライライクバードに詰められるもL1でまた加速し突き放した。
この加速部で左手前に戻ってから再加速している。
つまり段階的な加速が行える馬で、手前変換時にその加速が起こっている。
特に左手前は鋭く、菊花賞や小牧特別の再加速を見ての通り、右回りの方が能力は発揮しやすいかと思う。
またストライドが広くギアチェンジ能力は高くないことから、中長距離の4~5F戦がベスト条件。
トップスピードはそこまで高くないと思うので、ある程度タフな馬場の方が合う印象だし、菊花賞の通りタフ馬場は苦にしないだろう。
正直人気で嫌いたかったが、持続性能など踏まえて適性面で中山2200mでは逆らいずらい。
適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

ウインマリリン

エリザベス女王杯 4着
12.6 – 11.1 – 11.2 – 12.3 – 12.1 – 12.0 – 12.2 – 12.0 – 11.9 – 11.1 – 11.8
ミドル持続戦。後続スロー。上位3頭は3.4角を捲り加速を付けた馬だがここは実力上位。コーナーラップ見ても内>外が有利で、ノームコア後退の影響も受けていない。2番手で後傾1.7秒程度の緩んだレースをインの3番手で立ち回りこの結果だと、実力というより立ち回りの上手さで転がってきた4着。
先行力もあり折り合いも付く。
立ち回りが上手く、オークスや秋華賞も大外枠から番手を奪い立ち回りを活かした競馬をしている。
秋華賞は大敗したが、これはハイペースによる展開負け+叩き良化型+フレグモーネで度外視。
タイプ的には持続力やタフさを武器にした馬だが、オークスのようなトップスピード瞬発戦は立ち回りで誤魔化せるのがこのタイプの強みで、展開やトラックバイアス有利の影響を大きく受けられるのもメリット。
世代レベルや実際の能力は疑問だが、立ち回りで誤魔化せるタイプは抑えは必須だろう。
ただし道悪は気になるところ。いつものイン前有利をもらう形はまず無理だし、オークスやフローラS、エリ女のような高速寄りの方が本質的には合いそう。
適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

サトノフラッグ

菊花賞 3着
12.8 – 11.9 – 12.1 – 13.3 – 12.1 – 11.9 – 13.1 – 12.4 – 12.5 – 12.7 – 12.9 – 12.2 – 11.8 – 11.6 – 12.2
スロー持続戦。後方一気で中団に構えたコントレイルと上がり同タイム。アリストテレスに0.1秒負けている。後方一気ならもう少し上がり時計は計測してほしかったし、この2頭には能力差は見せつけられた印象。
弥生賞やセントライト記念のような持続力競馬で捲る競馬を得意としている。
ダービーは瞬発戦となりキレ負け。ギアチェンジやトップスピードは足りないので度外視。
皐月賞は弥生賞の反動と早仕掛けで足りない結果に終わったが、菊花賞では後方一気を決め、上位2頭には差を付けられる内容だが世代間ではそれなりに上位だろう。
とにかく持続力や捲り性能の塊で、スローロンスパ戦を好むこの手のタイプに中山2200mは絶好の舞台。
ちなみにセントライト記念はバビットが好きに走りすぎたので、これを後方捲りでは届かないもの仕方なく、特に能力差=着差着順ではない。
この舞台や馬場も道悪経験もあり条件は問題ないだろう。
あとは能力的に足りるかどうか。
適性評価:S
能力評価:B
総合評価:A

サンアップルトン

日経賞 4着
6.9 – 11.2 – 11.7 – 12.9 – 12.6 – 13.2 – 12.7 – 12.0 – 11.3 – 11.8 – 12.4 – 11.7 – 12.5
ミドル持続戦。後方から差し届かなかったが、負けた相手は天春の2.3着と宝3着馬なので、十分能力の高さは示した。この時くらい走れれば、今回のメンバーでは能力上位だろう。
とにかくタフな条件を好み、持続性能が高いのが特徴。
2走前は長期休養明けで度外視。
前走のアルゼンチン共和国杯は3着と健闘。上位2頭との差は位置取りなので能力差というより位置取りで負けたようなもの。
本質的には合わない舞台で、アル共は(11.3-11.2-12.4)に対応し、上がり最速34.1秒で絞められたのは能力の裏付け。
タフな条件がベストだが、上記のような速い上がりが求められても対応できる能力を証明した。
舞台は中山に変わり、東京→中山でタフな条件。加えて土日の雨で馬場もタフになる点好材料。
あと内枠は避けたい。中~外枠から揉まれず、いつも通りコーナー加速をスムーズに行えれば上位争いだろう。
適性評価:S
能力評価:A
総合評価:S

ジェネラーレウーノ

ベストはセントライト記念のような、流してスタミナで粘り込むのが理想。
しかし長期休養明けてからの2戦はドスロー戦。
オールカマーは休み明けで理由は付くが、前走チャレンジC前半37.3秒は流石に遅すぎる。
これでは持ち味は出ないが、馬がスロー競馬を覚えてしまった可能性は高い。
今回武藤雅への乗り替わりでどう動くか。
テンではウインマリリンに少し劣るので、枠の並びとスタート次第では番手の可能性もあり。
適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

ジャコマル

 
前走は後傾2.5秒の逃げでノーマークの2F戦。快勝したのも頷ける内容。
少しだけ評価したいのは2走前。
中山金杯2着馬のココロノトウダイに着差0.2秒迫る内容。
ただしコーナー外の不利が大きく、終始内で立ち回った恩恵は大きかったと思われる。
それでも本格化気配のココロノトウダイに迫れたのは評価しなくてはならない。
適性としては内回りや小回りで機動力を活かす競馬がベスト。
適性は少々違うが、先行力もあるし全く人気が内容なら少額抑えておきたい。
適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

ステイフーリッシュ

京都大賞典 5着
12.8 – 10.9 – 11.8 – 12.3 – 12.6 – 12.5 – 12.7 – 12.8 – 12.2 – 11.6 – 11.6 – 11.8
ミドル瞬発戦。苦手な瞬発戦で早仕掛けながら3着キングオブコージと着差0.1秒の5着なら十分能力は示した。評価したい。
ストライドが広く持続性能は高いが、瞬発力やトップスピードに欠けるタイプで勝ち切れないタイプ。
とは言え、これまで強いメンバー相手に引けを取らず結果を残してきているのは能力の裏付け。
昨年2着は3.4着が外に振られた不利があっての2着ではあるが、外に振られた2頭は逆に馬場の良いところを通り、ステイフーリッシュは馬場の悪い内を通した。
適性がなければここを2着できないので、持続性能が活かせる中山の適性は高い。
大崩れしないタイプでタフな馬場も問題ない。抑えは必須だろう。
適性評価:S
能力評価:A
総合評価:A

ソッサスブレイ

※障害~ダートとサンプル不足につきチャートなし。
上記の通り適性判断不可。まず能力面で足りないだろう。
適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

タガノディアマンテ

ステイヤーズS 2着
13.3 – 12.4 – 14.1 – 13.5 – 12.9 – 12.3 – 13.0 – 13.7 – 13.0 – 13.5 – 14.1 – 13.8 – 13.0 – 12.2 – 12.0 – 11.4 – 11.4 – 12.4
ドスロー持続戦。ドスロー逃げとは言えタフな馬場で中山3600mの舞台を11.4-11.4で走れたのは相当スタミナがある証拠。オセアグレイトには交わされたが、L4をこのラップで走れるのであれば中距離路線でもチャンスはあるだろう。
ベスト長距離は間違いなく。今回距離は短くなるが、セントライト記念の内容から熟せる可能性はある。
6着と負けてはいるが、インで立ち回り、コーナー加速したい4角で詰まり、直線でも詰まり気味で伸びが遅れた。脚は余している。
コーナリング性能は高く、昨年の万葉Sのように捲っても最後まで持つ持続性能もある。
タフな馬場はステイヤーズSを見ての通りで、道中の追走は道悪で誤魔化せる点もプラス。
距離で嫌われ人気しないのなら美味しいと思っている。
適性評価:A
能力評価:B
総合評価:A

ナイママ

まず自力が足りない。
五稜郭Sはイン前天国のバイアスとドスロー展開が乗っかったレース。
丹頂Sはスロー見越して端を奪ったことが功を奏し、トラックバイアスも内にあった。
夏場が合うようで、ここでは狙いにくい。
適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

ノーブルマーズ

トップスピードが足りない馬で前走はキレ負け。

2走前の京都大賞典は瞬発力が求められたのと、ノドナリの影響が出ての大敗。

3走前のケフェウスSは加速部の直線進路カットで、再加速能力の低いノーブルマーズにとっては致命的な不利。

4走前の小倉記念はハイペース展開不利の中、3着馬に着差0.1秒の5着と内容は十分。

道悪の京都記念では初角でやや不利になるも後方から直線伸びて、ステイフーリッシュに詰め寄る内容で評価できる。

ここのところの敗戦には全て理由はつくし、ポテンシャルはまだ残していると思うので、抑える価値はあるだろう。

ノドナリの影響がまたレースに出る可能性もあるので、抑えまでだが人気はないはず。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

ベストアプローチ

アルゼンチン共和国杯 7着
7.3 – 11.3 – 11.1 – 11.8 – 12.2 – 12.1 – 12.8 – 12.9 – 12.6 – 12.6 – 11.3 – 11.2 – 12.4
ミドル瞬発戦。直線の手ごたえは良かったが、直線で挟まれたりでスムーズにいかず伸び切れなかった。度外視可能で能力は出し切れていない。

前走は上記の通りで、巴賞はバイアス不利、函館記念は距離も忙しく持ち味のトップスピードが活かせない舞台での敗戦とこれまでの凡走に理由は付く。

ただストライド走法で機動力不足+トップスピードが高いことを考慮するとベストは前走。

去勢明けで状態も上向いてきた頃合いだが、ここの適性はあまり評価できない。
ある程度前で競馬できればチャンスはあるが、テンのスピードはこのメンバーでも下位なので好走パターンは少ない。
凡走続きで人気が出ないなら能力面評価して抑えるまではするが、下手に人気するようなら適性で嫌いたい。
適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

マイネルハニー

トップスピードが足りないので、機動力で誤魔化せる内回りや小回りで着を上げている。
ただしあくまで誤魔化し。機動力はそこまで高くない。
特に前走は誤魔化し切れず、コーナリングで離されての大敗。
ここでは能力や適性足らずか。
適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

モズベッロ

宝塚記念後に脚を裂傷。骨まで見えるほどの重傷だったとのこと。
作戦は休養させるつもりだったが、有馬記念を無理やり間に合わせた形で出走し凡走。
理由は付くが、問題は馬が出来ているかどうかだろう。
上がりの掛かる条件が得意でここへの適性はあるし、能力面も成績が示す通り十分。
怪我前のポテンシャルを発揮できる状態に仕上がっているかどうかだろう。
個人的な意見だが、中間は攻めてはいるが、良い時と比べて動きは微妙。
※本来なら能力A判定だが、状態面考慮してB判定。チャートは元の能力で作成。
適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

ラストドラフト

アルゼンチン共和国杯 2着
7.3 – 11.3 – 11.1 – 11.8 – 12.2 – 12.1 – 12.8 – 12.9 – 12.6 – 12.6 – 11.3 – 11.2 – 12.4
ミドル瞬発戦。溜めてからのギアチェンジとトップスピードは評価して良いが、長く脚を使うことも出来る。オーソリティには前で完璧に運ばれたので着順に関しては考えなくていいだろう。

2走前のケフェウスSは前が総潰れの内容で度外視可能。

3走前の金鯱賞はイン前有利で外回し、コーナー外の不利も大きかった。

昨年のAJCCだが、持続ラップで追走経路も膨らんだ中、ブラストワンピースと上がりで0.2秒差は評価できる。

ただしコーナーでブレーキが掛ったミッキースワローの方が不利は大きく、ミッキスワロー比較だと上下関係は取れていない。

瞬発力や持続力という点において高く評価できる馬で、万能性が高く大崩れしないタイプ。

長く脚を使うことは2年前の中日新聞杯や昨年のAJCCで証明している通りなので、適性は問題ないだろう。

ただし道悪は割引。昨年のAJCCは時計の掛かる稍重で、不利を受けながらの好走ですが、外に膨れた分馬場の良いところを結果的には走れたし、上記の通りミッキスワローの方が不利度は大きかった。

キレ味を武器にしているので、それを最大限に発揮できる条件がやはりベストか。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

ランフォザローゼス

溜めが効かないと後半脚を使えないタイプ。

近走は溜めの効かない流れが多く伸び悩んだが、4走前の関越Sを見ていきたい。

レースラップは前傾2.1秒だが、これはプロディガルサンの大逃げによるもの。

後続は5番手のザダル付近で1000m通過61秒弱。

となると後方で構えたランフォザローゼスは脚が溜められた展開だったが伸びず。

溜めないとダメだが、溜めてもポテンシャルは高くないと思う。

今回溜めは効く舞台だが能力面踏まえ軽視。

適性評価:B
能力評価:C
総合評価:C

 

 

ヴェルトライゼンデ

菊花賞 7着
12.8 – 11.9 – 12.1 – 13.3 – 12.1 – 11.9 – 13.1 – 12.4 – 12.5 – 12.7 – 12.9 – 12.2 – 11.8 – 11.6 – 12.2
スロー持続戦。本質的に距離も長かったが、レース後にソエが発覚し、レース中もその痛みはあった。と陣営からコメントが出ていた。度外視できる。
神戸新聞杯は後方一気で上がり最速の2着。
ダービーは好位で立ち回り瞬発力勝負に対応し2着。
皐月賞は直線で馬場の伸びない内を選んでしまったことが敗因。
など。クラッシクの負けは理由が付くし、走りに幅があるので、どんな展開、どんな位置取りでも堅実に熟してくる万能型。
ただしトップスピードやその持続性はそこまで高くないので、上がりの掛かる条件やスピードが分散される4F戦などがベスト。
実際に3F瞬発戦になったスプリングSでガロアクリークに切れ負けしたのが良い例でしょう。
ちなみにTS持続力も高くないので、持続戦でもトップスピード戦だと高いレベルでは厳しくなる。
とういう意味ではトップスピードが求められにくい中山は合うし、距離短縮も歓迎だろう。
走法的にも掻き込み系なので道悪はそこまで苦にしないはず。
あとは休み明けでどうか、追い切りなど見て確認したい。
適性評価:A
能力評価:B
総合評価:A

4.展開と馬場

土曜の馬場は稍重→重へと変化し、バイアスは外へ向いています。
内から好走馬が見られたのは、スロー競馬が多かったためでしょう。
バイアスは中~外と思っていいです。
展開はミドル前後想定。先行したいウインマリリン、ジェネラーレウーノ、ジャコマル、ステイフーリッシュが外へ行き、内の主張次第ではペースはそれなりになると思う。
特に展開から狙っていくというよりかは、シンプルに適性+道悪を評価して組み立てていきたい。

 

 

5.最終予想

◎ サンアップルトン

〇 ステイフーリッシュ

▲ ヴェルトライゼンデ

☆ タガノディアマンテ

抑 1.3.6.8.9.10.15.17

 

本命は逆らわずS馬から。

荒れ要素満点なので、抑え広めに少額購入。

中山は直線向かい風。メインレース時は風速4mと強風が想定される(yahoo参照)ので、人気薄でも前目の馬はしっかり抑えておきたい。

>適性チャートとは?

適性チャートとは?


適性チャートとは、馬やレースの適性を可視化したものです。
このチャートは約40個以上ものファクターを駆使し、馬ノスケ独自の理論で構築されております。
詳細は下記ボタンから専用記事へアクセスください。

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