お疲れ様です。
今回の記事では馬ノスケの馬券術をお伝えしますが、馬券術と言っても大層なものではありません。
単純に私が実践している馬券の買い方をお伝えするだけの記事です。
最近馬券に関する質問を多く頂いた為、今回記事の作成を決断しました。
私の馬券の買い方はあくまで参考程度に、少しでも皆様のお力になれればと思います。
よろしくお願いします。
1.馬ノスケの馬券成績(2020年8月1週目時点)
回収率:117%
1Rにおける平均投資金額:5500円
1Rにおける平均回収金額:23500円
馬券の買い方:馬連・ワイド・3連複が中心
まずはじめに、私の成績から紹介します。
特に自慢と言うわけではなく、どの程度の配当を求めて馬券を買っているか参考にしてもらえればと思います。
その点も踏まえ、この後詳しく解説します。
2.何を目標に馬券を選択しているか
結論から言うと、年間回収率100%以上、的中率25%以上という長期的目標を達成するために、
1R辺りの賭け金を約5000円に設定し、回収率を約300%~500%、目標回収金額は20000円程度を目標として毎週馬券を買っています。
つまり4回に1回的中させることが出来れば±0付近に着地できるということです。
ただ、この計算だと私の回収率は100%付近に停滞してしまいます。
競馬というギャンブルは、生き物が0.1秒以下を争うような不確定要素の多いものなので、想定100%着地の投資だとリスクしかありません。
ではなぜ馬ノスケが上半期+120%付近で着地できたのか、この後解説していきます。
3.ワイドは保険ではなくボーナス
私の買い方は馬連、ワイド、3連複が主軸ですが、ボーナス馬券を用意して買うことが多いです。
馬連を買う場合、ワイドも合わせて買うことが多いです。
これは馬連を本線としワイドでボーナスを取りに行く考え方です。
例.馬連ワイド
3人気 – 2.4.8人気 馬連3点
このように3点に馬券を流した際に、軽視した1番人気が連に絡んだら馬券は終わります。
なのでこの馬券に加えて、
① 3人気-8人気 ワイド1点
or
② 3人気-2人気 ワイド1点
を準備します。
この人気ならワイドで16〜20倍程の期待値があると仮定し、ワイドだけでも回収率が400%~500%、馬連ワイドのダブル的中だと、回収率が倍近く跳ね上がることが想定されます。
つまりワイドだけでも本線並みの回収率(400%近く、金額は2万円近く)を取ることができ、ダブル的中だと倍近くの回収率を得ることができます。
私はこれをボーナス馬券と呼んでます。
人気サイドのワイドになりますので3〜5倍程のオッズしか付かないと仮定します。
この場合、馬連3点ワイド1点を1000円均等買し計4000円を投資、馬連外れてワイドのみ的中となれば回収率100%付近に着地することが可能です。
つまり的中の幅を広げた保険馬券ですね。
ただし、これには注意が必要で、そもそも当たらないと保険にならないのです。
当たり前ですが、期待値の高い保険でないと、ただの無駄な投資に過ぎません。
無駄な投資を増やせばマイナス収支は加速する一方です。
なので、「自信のないレースで保険馬券は買わない」「そもそも自信のないレースはやらない」これが大切です。
本線の点数を減らして自信のあるところにワイド厚めに張る手法です。
ワイドだけでも300%〜400%の回収率を出す程度に設定し、馬連も含むダブル的中になれば倍近くを回収することができます。つまり保険がボーナス転換するわけです。
本線はあくまで馬連、ワイドはボーナス。だけど保険も加味してるよ。こんなイメージです。
ただし再度注意喚起しますが、②に関して厚めに張るのは自身のある本命対抗のみとしてください。
期待値の低い保険やボーナス狙いはただのリスクとなります。
だったら①で穴的中の幅を増やす方が得策かと思います。
4.そもそも3連複でいいのでは?
恐らく多くの人は思ったでしょう。
馬連ワイドのダブルを取るなら3連複で補える。
これは一理あります。ただし私の馬券は、あくまで1レースあたり回収率400%、目標回収金額では20000円程度を求めていて、それに加えてボーナスを取りに行くような手法です。
3連複にすることで回収率的な期待値は高くなりますが、そうすると的中率25%という私の回収率の土台が崩れるため私は実施してません。
ただし的中期待値や回収期待値が馬連ワイドの組み合わせよりも、3連複の方が高いと判断した場合は3連複馬券を買います。
3連複に関することはこの後話しますが、私の目標値はあくまで的中率25%以上で、1レースあたり400%付近、金額だと20000円近くの回収率を出すことです。
なので、この目標を達成できる期待値が高い馬券を選択しています。
5.3連複の投資額設定
3連複を買う時に私は倍率の低い買目にだけ追加投資して、どの買目でも最低300〜400%程の回収率、金額だと最低20000万円程度の回収ができるよう設定します。
3連複10点×500円=5000円
オッズ内訳
20倍×2点
40倍×5点
100倍×3点
計10点①20倍の馬券的中=10000円で200%
②40倍の馬券的中=20000円で回収率400%
③100倍の馬券的中=50000円で回収率10000%
つまり、②的中だと目標値に到達、③だと目標値+ボーナスとなりますが、①だと目標値に達しないので、500円づつ追加投資し300%〜400%程の回収率に設定するとこで、目標値付近まで回収率上げる設定をしています。
6.単勝ワイド
という買い方も行うことがあります。
これは単勝妙味があり、期待値も高い馬がいた場合に行います。
この場合、本選をどちらに置くかは単勝とワイドのオッズ次第で決めます。
例えば、単勝を本選にして、ワイドを保険orボーナスにする場合と、ワイドを本選に厚めに賭け単勝はボーナスとして組む。
単勝は2.3着では的中しませんが、単勝買う馬を軸にワイドを組むことによって、単勝の取りこぼしを拾うことが可能です。
ただこの買い方は、単勝(軸)にする馬のオッズ妙味がなければ回収期待値は低くなるので、その点注意が必要です。
7.ワイドのみ馬券
荒れ要素の強いレースはワイドのみで買う場合があります。
あくまで的中率25%、1レースあたりの回収率400%、目標回収金額20000円程度を達成する為の馬券選択なので使用しています。
ただしワイドのみの馬券には落とし穴があります。
それはオッズ期待値が低いという欠点です。
特に穴馬を軸にして考えるなら、ワイドより3連複の方がオッズ期待値は高いですし、的中期待値もそれほど落ちません。
これに関しては、Twitterで仲良くして下さっている「ゆうや@競馬×理論的見解」さんがブログで丁寧かつ分かりやすく書いて下さっているので、皆様も是非参考にして頂ければと思います。
8.競馬あるある
ワイド馬券で紹介した「ゆうや@競馬×理論的見解」さんのtweetを参照します。
こんな経験は皆さんあると思います。
この場合「予想は当たってたのに買い方を間違えた」という思考で頭を抱える人が多いと思いますが、
買い方の間違いではなく、予想ファクターが出来上がっていないだけだと私は思います。
予想ファクターが出来上がっている人は、予想の仕方から馬券の組み立て方まで全てが統一されているので、
「買い方で馬券外した=仕方のない負け=試行回数を重ねればプラスになるから切り替えよう」
こうなるはずです。少なくとも私はこうなります。
つまり、予想ファクター(買い方)の確立は重要だということ。
私の買い方は、この記事で紹介してきた通りです。
9.まとめ
目標値を設定し、それを達成させるために馬券を組み立てる。
私の場合長々と説明したように、
回収率100%以上 的中率25%以上
・1Rごとの回収目標
投資約5000円に対し回収率300~500%、目標回収金額20000円前後・ポイント
的中率25%を維持しつつボーナス馬券を狙っていく
以上の設定で現在回収率117%を出せているので、少しでも参考になればと思いますが、あくまで私の手法なので、必ずしも正しいとは言い切れません。
色んな予想家さんが色んな馬券で勝負しているので、ひとつの意見だと捉えてください。
この記事を通して、少しでも馬券に悩んでる方の参考になれば幸いに思います。
私は3連単などの爆発力のある馬券は買っていませんが、それなりの安定感を保ちつつプラス回収を継続しています。
安定感を保つためには馬券の買い方の他に、予想力と言うのも勿論問われますが、馬券の買い方や考え方も大切な要素だと思っているので、盗める要素があれば盗んで下さい。
それと、単勝多点買いにも少し興味があるので、自分の今年の印上位馬の単勝回収率と的中率を出して、色々考えてみようかと思っています。(今後の課題)
長くなりましたが、最後まで読んでくれた皆様、ありがとうございました。
今度ともよろしくお願いします。