NHKマイルカップ2021【全頭診断+適性チャート】★★

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この記事ではNHKマイルカップを適性チャートを使用して全頭診断していきます。
よろしくお願いします。

 

1.コース解説・ラップ分析

NHKマイルカップ 過去5年の平均ラップ
前後半3F(34.2-34.7)
12.2 10.7 11.3 11.8 11.8 11.3 11.4 12.0

前傾質で中間が緩むレースになりやすく、過去10年で見ても安田記念のような14質の持続力特化のようなラップは刻まれていない。

前傾質の中間中弛みともなれば、基本的に先行馬不利な展開となり、逃げ馬+中団差し馬というパターンがベター。

昨年のメンバー構成でさえ中間は緩むラップとなった。

過去10年の複勝利データを見ても、逃げ馬50%、先行馬14.3%、中団18.4%、後方9.6%と、逃げ馬と差し馬の好走率が高いことが分かる。

昨年は異質で、イン前有利なトラックバイアスで直線強い向かい風が吹いていたのでイン前がチート化し、前半の基礎スピードが物申したレース内容であった。

現段階でだが、東京のトラックバイアスはイン前にバイアスは出ていないし、当日の風も向かい風予報は出ていない。

差しが届かない状況は2パターン。

①後傾戦のスロー競馬 ②中間が緩まない14質特化。

これに関しては次項で述べていこう。

 

 

2.想定される展開&馬場の適性予想

メンバー構成でテンの速い順で並べると、ルークズネスト・グレナディアガーズ ・バスラットレオン・ピクシーナイト。

気性前向きなルークズネスト、グレナディアガーズ 。

逃げて3勝しているバスラットレオンと大外のピクシーナイトと高速馬場を考慮しても、例年通り前傾質~平均ペースになるだろう。

差しが届かない①パターンは少々考えずらい。

となると②だが、NHKマイルが過去10年で中間緩まなかったことはなく、3歳戦なことからも中間緩まず安田記念やヴィクトリアマイルのような14質特化は例外と思っていい。

ここは2択になるが、例年のレース質を参考に今年も前傾→中弛みというラップ構成を想定したい。(中間速くても11.6~7くらい)

仮に14質特化になっても、イン前チート状態ではない今年は好位中団からでも基礎スピードと持続力のある馬なら好走圏内なので、一応頭には入れておく。

となると狙いたいのは、逃げ馬+好位中団からの差し馬。

逃げ候補多数ともなると、軸向きなのはトップスピードの高い好位中団からの差し馬かと思う。

 

土曜の馬場は、高速馬場の内外フラット状態。

特に馬場に寄せる必要はないので、上記の通りで狙っていきたい。

今回求められる適性
①トップスピード
②瞬発力
③14質なら基礎スピード+持続力

 

 

3.全頭診断

※適性チャートは当日朝までに更新します。

1枠1番 レイモンドバローズ

2走前は前傾1.1秒を先行し中間中弛みで控える形で負荷はかなり大きかった。

結果的にも先行馬壊滅した中、この馬は抜け出して着差0.2秒は強い内容。

3走前も前傾質のラップを先行して勝ったように、先行基礎スピード押し切り競馬がベスト条件。

前走は馬場が渋ったことにより、マイルでもトップスピードが誤魔化せたが、今回は良馬場で後半はトップスピードも求められる。

昨年のようなイン前チートの基礎スピードが物申すレースになればチャンスはあっても良いが、今回の条件とはマッチしない。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

 

1枠2番 アナザーリリック

稍ピッチ寄りの走法で、機動力を武器にするタイプかと思う。

あまり速い脚は使えず、どちらかというと機動力とタフさを武器に、これまで中団待機→4角射程圏までポジションを上げて押し切るような競馬をしてきている。

2走前でL4(12.2-12.0-11.3-11.5)の後半スピードが問われたレースでスライリーを捉えられなかった点からも、スピード戦だと足りない面を見せる。

これらのことからも、東京のトップスピード比べではなく、中山のような舞台で機動力を活かせるタフな舞台が合うだろう。

能力的にも初の牡馬混合で、内枠とあまりメリットが見えない条件ではある。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

2枠3番 ルークズネスト

気性が前向きで、このメンバーならテンは1.2を争うだろう。

適性的には基礎スピードは高いがスピード特化というよりか、後半タフさや底力で粘るようなイメージ。

個人的には後半スピードが求められる東京ではなく、基礎スピードと底力で押し切るような中山16、阪神14が合う印象。

今回隣にバスラットレオン、4枠にテンが速く気性前向きなグレナディアガーズの並びになってしまったので、あまり楽には行けない並びになってしまった。

単騎で行けるのであれば、中間緩ませず後続の脚を削ぎたいところではあるが、延長ローテと舞台を考えると少々可能性は薄いと考える。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

 

 

2枠4番 バスラットレオン

恐らく前半の基礎スピードが求められる形、つまり14質になるレース質よりも、後傾質で中間で溜めの効くマイル質が合う印象。

確かに全3勝すべて逃げてた結果だが、全て後傾ラップで中間は緩んだ内容だが、特に前走は下り坂の影響で中間流れやすい中山で、後傾ラップの中間(11.7-11.8-11.7)と緩んだラップによるハイパフォーマンス。

朝日杯は前半基礎スピードが求められた14質の形となり、グレナディアーズと比較してパフォーマンスを落としたことからも、マイル~2000mが距離的なベストかと思う。

ピッチ走法で機動力が高いことからも、ベストは中山18~20、阪神20辺りかと思う。

今回の適性は、前傾質濃厚かと思うので前走とは条件が異なるし、東京の高速馬場ならスピード不足になる可能性もあると思っている。

楽に単騎逃げが出来るのであれば、中間中弛みさせて残る可能性は十分に考えられるが、今回のメンバーと並びだと楽に行くのは難しいし、テンの速さならルークズネストやグレナディアーズの方が上。

先行競馬濃厚だが、前傾質→中弛みで後半スピードが求められる例年の展開なら、差し馬に交わされる可能性は高いと見ている。

今回は軽視の方向で考えたい。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

 

3枠5番 リッケンバッカー

馬郡で溜て良さが出るタイプで、今回の内枠は問題ないだろう。

馬郡を割れる馬でもあるし、好位で溜てイン突きというのがこの枠からだとベストに思える。

勝ちきれない馬ではあるが、決め手不足というよりか、使える脚が短いイメージ。

そういう意味でも、インを突く競馬は合っていると思う。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

3枠6番 シティレインボー

中間緩むマイル質でのトップスピード戦では、こぶし賞やこうやまき賞で上がり最速を出した通り評価はできる。

こぶし賞は内で包まれ抜け出しに苦労した分の2着で、スムーズであれば突き抜けていただろう。

前走はイン前で立ち回って残した結果だが、他の先行馬は潰れており淀みない流れで前も厳しかった。

加えて馬場が外差しだったことも踏まえると、この3着はそこそこ評価はしていいはず。

また、エピファネイア産駒だが、馬郡競馬の経験は豊富で今回の内枠は問題ない。

全く人気はないだろうし、馬場がフラットであればイン差しでワンチャンス。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

4枠7番 タイムトゥヘヴン

積極的に行って後半タフさで粘り込むような競馬がベスト。
つまりスピードタイプではなく、スタミナに寄ったタイプで、東京マイル替わりではスピード不足になる可能性が高い。
端を切って自分のペースを刻めれば良いが、この馬のテンでは今回端争いには参加できそうもなく。
適性評価:C
能力評価:B
総合評価:C

 

4枠8番 グレナディアガーズ

基礎スピードとその持続性能に特化したタイプで、いわゆる14質の馬。

というのは14質戦となった朝日杯を見ての通りだろう。

今回の高速東京マイルという条件は合うが、中間で中弛みが起きると、後半のトップスピードで足りなくなる可能性が高い。

気性も前向きで延長ローテもあまりプラスではない。

となると行き切って14質競馬にできれば好走の可能性は出てくるだろう。

とはいえ、同型のルークズネストが内にいるため、行き切るには前半だいぶ脚は使うことになるし、状況的には少々難しい条件が揃ってしまった。

また、なんだかんだでレース全体で14質系にならず、前傾→中間中弛みが起きやすい舞台でもあるので、1番人気のリスクリターンはあまり良くは思えない。

個人的には抑えまで。

の予定だったが、単純に考えて東京高速適性はやはり高く、追い切り見ても状態面はかなり良い。

メンバー的にもやはり抜けている印象で、ここから穴目に流したい。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

5枠9番 ゴールドチャリス

マイルのスピード戦は適性範囲外かと思う。

短縮時に。

適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

 

5枠10番 ソングライン

ストライドが広く持続性能に長けている他、紅梅Sではハイペースを先行集団から抜け出し圧勝と、持続性能に加え基礎スピードの高さを見せた。
能力的にも、2走前の未勝利戦の勝ちタイムは1:34:1だが、同日の赤松賞の勝ち馬アカイトリノムスメの勝ちタイムを0.4秒上回る内容。
新馬戦ではクールキャットに着差0.3秒で敗れるも、大外回すロスがあり、相手は内を立ち回り距離ロスを抑えていることからも、自力で劣ったわけではない。
これまでの内容から牝馬路線では能力上位と見て良いだろう。
前走は大敗に終わったが、メイケイエールに道中弾き飛ばされエキサイト、コーナー外の遠心力的な負荷もあり、直線手前替えられず全く走れていないので度外視はできる。
今回ポジション的にも好位中団外目は確保できそうで、ポジション的なアドバンテージも取れるし、最後まで追い込める持続力もある。
基礎スピードもあるので、仮に14質特化レースになったとしても対応は可能。
適性やポジション的にも、今回とはかなりマッチしている。
不安点は2つ。
今まで牝馬相手に能力を示してきたが、今回初の牡馬強敵相手となるので、そもそも能力が足りるのか?
もうひとつは前走がかなり厳しい内容で、直線では全く走ってなかった点から、馬の精神面的に大丈夫なのか?
この辺りは走ってみないとわからないが、軸としては悩ましいところではあるが、重い印は打つ予定。
適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

6枠11番 ヴェイルネビュラ

2走前はコーナーラップ(12.7-12.3)と明らかに緩んでおり、ストライド寄りの走法で楽に外を回しコーナー加速できた為、内容的には強くない展開利が大きかった内容。
3走前は3F瞬発戦となり完全なキレ負け。
前走も着差0.6と離された内容であった。
適性的には時計の掛かる条件だろう。東京の高速馬場では手が出しずらい。
適性評価:C
能力評価:B
総合評価:C

 

6枠12番 ランドオブリバティ

ホープフルSはコーナー手前変換不良で外へ吹っ飛び競争中止。
原因は様々あると思うが、3走前も4角+直線入り口で手前を何度も変えており、まだ幼さを感じる。
2走前のきさらぎ賞は、出遅れ大外からの差しで3着まで。
直線入り口手前変換で外にヨレ、ラストも脚が残っていなかった。
9番手から追い込んだヨーホーレイクと上がりタイムで0.4秒差はスピードと持続性能で負けたものと思われる。
この馬の特徴はスピードよりもパワー型で掻き込みの強いピッチが特徴。
つまりパワー馬場でタフさが求められるレース。
コーナーが成長できれば内回りor小回りタフな舞台がベストで、今回のスピード勝負では少々足りないイメージがある。
適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

 

7枠13番 ホウオウアマゾン

ストライド走法で持続性能が高く、溜めてキレるようなタイプ。
朝日杯では、脚が溜められず凡走と敗因は明確。
前走のアーリントンCでは、脚の溜まるラップでの好走で、とにかく溜めて弾けるタイプかと思う。
つまり、例年のような中弛み展開なら十分脚は溜まり、好位集団から差してこれる持続性能とポテンシャルは持ち合わせているだろう。
大箱良馬場替わりも良く、とにかく溜められる展開になるか否かだろう。
前走余裕残しでここがメイチ。例年通りの適性が問われるのであれば有力候補。
適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

7枠14番 ショックアクション

新潟2歳Sは前傾戦となっているが、逃げ馬が離して逃げた関係で後続はスロー。

溜めの効く展開で後半瞬発力が求められた中での上がり最速。

その後2つ凡走しているが、14質になってしまい溜められなかったことが敗因だろう。

これらのことから、溜めてキレるタイプの瞬発力型で、テンの速さ的にも外枠から中団は確保できる。

つまり例年通り中間が緩めば、溜めが効きポジション的にも適性は高い。

ただし能力的には裏付けがなく、その点だけは注意したい。

適性評価:A
能力評価:B
総合評価:A

 

7枠15番 シュネルマイスター

ピッチ走法で機動力が高く、基礎スピードもあるのでマイル短縮は問題ないだろう。

ただし、これまでの内容から大箱のスピード勝負より、小回りor内回りで機動力を活かし小足で抜け出すようなレースがベストだろう。

ピッチの関係で使える脚は短いだろうし、ベストは好位のインからピッチで抜け出すような競馬。

能力面の裏付けは、前走で皐月賞2着のタイトルホルダーを番手から捉えられなかった内容だが、タイトルホルダーの皐月賞の内容から能力は高いし、この展開で単騎逃げされたら捉えられなかったのも仕方のない内容。

特に能力に関しては悲観する内容ではないだろう。

適性的が合わない分、あとはルメールがこの枠からどれだけ上手く乗れるか。だろう。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

 

8枠16番 ロードマックス

気性が前向きで、前走は短縮+内で壁を作れたが、今回は外枠+延長で折り合い面では課題が残る。

しっかり折り合って溜めに徹することができれば、東京で好走しているようにトップスピードで対応してきても良いが、京王杯のレベルからしても能力の裏付け取れない。

適性評価:B
能力評価:C
総合評価:C

 

8枠17番 グレイイングリーン

14質で上がりの掛かる条件で好走してきた馬。

後半スピードが求められる高速マイルでは評価しずらい。

適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

 

 

8枠18番 ピクシーナイト

気性前向きで、シンザン記念は内ラチ馬場が良く単騎逃げとはいえ、ラスト1Fまで緩まないラップの前傾質を逃げ切り、相手は後のファルコンS勝馬のルークズネスト、NZTを圧勝したバスラットレオンなら十分評価できる。

前走は完全なる叩き台で、ここがメイチだろう。

ただし今回は枠的にもメンバー的にも、かなり主張しないと端は取れそうにない点は考慮したい。

適性的には淀みないペースを前受けする形が良く、緩む展開ではポテンシャルは発揮しずらいと思っている。

好走するとしたら、行き切って得意な流れを作るしかないが、ある程度溜める競馬を好む福永騎手が鞍上なこともあり強引な手は想像しずらい。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

 

4.最終予想

◎ 8グレナディアーズ

〇 10ソングライン

▲ 13ホウオウアマゾン

☆ 5リッケンバッカー

△ 14ショックアクション

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適性チャートとは、馬やレースの適性を可視化したものです。
このチャートは約40個以上ものファクターを駆使し、馬ノスケ独自の理論で構築されております。
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