日経新春杯 2021 全頭診断+適性チャート

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この記事では日経新春杯を適性チャートを使用して全頭診断していきます。
よろしくお願いします。

 

1.コース解説・ラップ分析

日経新春杯 過去5年の平均ラップ
※今年は中京開催でサンプル少なく、昨年の神戸新聞杯は3歳戦のトライアルレースの為参考外。

下り坂スタートですぐ急坂を上るが、中京2000mと比べてコーナーまでの距離が長く、2000mは急坂スタートとなることから2200mの方が前半は速く入りやすい。

とは言えスタート後の急坂から残り1000m手前まで緩やかに登っていく溜め、ラップバランスは後傾質になりやすい。

ただし、冒頭で述べたように2000mよりか前半が速くなりやすく、急坂2回ということを考慮すると後半はタフさも求めれられるコース。

中京2000mと違って、ややタフさも求められる舞台ということは覚えておいた方が良い。

求められる適性
①持続力
②トップスピード
③タフさ

2.2020年度:総合S評価成績

 

 

3.全頭診断

見解に加え、能力・適性を以下の表のように4段階評価で振り分けました。

あくまで枠順や追い切り確認前の私個人の評価ですので参考程度までに。

評価の内容
能力単純な能力評価
適性「距離」「舞台」「馬場」の適性評価
Sメンバー内で抜けていると評価
A評価は高いが抜けてはいない
B可もなく、不可もなく
C低評価
能力または適性が未知数

除外対象馬に関しては確定次第追記します。

※チャートや一致率はあくまで目安でお考え下さい。ベースは見解です。

 

アドマイヤビルゴ

アンドロメダS 1着
12.5 – 10.9 – 12.0 – 11.9 – 12.0 – 12.4 – 11.6 – 11.2 – 11.9 – 12.4
ミドル持続戦。得意なトップスピード戦とは少しずれたが、L3最速11.2秒で上がり最速34.7秒ならそこまで辛くはなかっただろう。ただクラージュゲリエと着差ないように、トップスピード戦でないとポテンシャルは落ちる傾向。

ストライド走法でスピードを持続させる性能と、トップスピードの高さがこの馬の得意条件だと思う。

タフな展開になった京都新聞杯は完敗。

少々早仕掛けも影響したが、ラップ的にコーナー外の不利は少なく、道中ポジションを上げたファルコニア(3着馬)には完敗。

前走以外の3勝は全てトップスピード戦で勝利していることも踏まえると、タフなレースよりトップスピード戦の方が望ましい。

中京2200mの経験はあるが、この時は中間13秒台まで緩んだレースで、重賞ではこんなラップはまずありえないだろう。

冒頭のコース解説でも話したように、中京2000mよりもタフになる舞台が2200mの本質なので、ペースが緩んでトップスピードが問われる展開が望ましい。

本質的には中京2000mの方が合うだろう。あとは展開次第。(前半スローが望ましい)

能力面の裏付けなく、本質的に合わない舞台で展開次第となると、人気するなら強気には推しずらい。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

 

 

エアウィンザー

ピッチ走法で使える脚が短いが、基礎スピードの高さから、好位で立ち回って小足を使って抜け出すような競馬を得意としている。

つまりベストは内回りコースで、阪神内回りに良績が集まるのも頷ける。

ただし、目に見えてスピードが落ちているように劣化していると思うので、過去のポテンシャルは発揮できないだろう。

適性評価:B
能力評価:C
総合評価:C

クラージュゲリエ

アンドロメダS 2着
12.5 – 10.9 – 12.0 – 11.9 – 12.0 – 12.4 – 11.6 – 11.2 – 11.9 – 12.4
ミドル持続戦。ラップ適性がズレたアドマイヤビルゴと着差0.1秒だから、このレースだけで能力面の裏付けにはならい。トップスピードが少し足りない馬なので、うまい具合に上がりが掛かったのが良かったか。

2走前のカシオペアSは重賞好走馬多数でメンバーレベル高く、特に不利なく10着と完敗しているが相手関係の問題よりトップスピードが求められたことが一番の敗因だろう。(もちろん休み明けなどはあったと思う)

つまりアンドロメダSのように、脚の遅さ、というかズブさ?を隠すため多少上がりの掛かるレースが向いている。

となると、カシオペアSと同じく上がり最速34秒台前半だった皐月賞やダービーを6着と、着順をまとめている点は好感持てるし、仮に上がりがもう少し掛かっていれば着は上がっていたと思うと悪い成績ではない。

特にダービーはヴェロックスの得意条件だったが、そこに着差0.2秒は評価して良い。

今回の中京2200mだが、トップスピード比べにはなりにくい舞台で欠点は誤魔化せるし、ズブさの面も後半下り坂で加速がつく舞台ということもあり、3F瞬発戦にならない限り合うのではないか。

長期休養から2つ使って馬も良くなってきてるし、中間負荷もかけ状態は上向いていると思う。

追い切り動かないのはいつもなので、その辺りは問題ないと見ている。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

サトノインプレッサ

ダービー 4着
12.6 – 11.3 – 12.9 – 12.6 – 12.3 – 11.8 – 12.2 – 12.3 – 11.8 – 11.3 – 11.3 – 11.7
スロー瞬発戦。L4から流れたので、4F戦に近い瞬発戦となった。後方インからイン突きでコースロスを最小限に抑えたし、馬郡を縫っているように見えるが、パトロール見る限り進路は結構空いていた。特に評価できる要素はない。

菊花賞は距離、毎日王冠は発汗と出遅れである程度理由は付くが、夏越して馬体重が増えていないように成長度合いに疑問。

トップスピード戦よりも、タフな馬場で上がりの掛かる舞台が合うと思うので、中京2200mの舞台は距離的なことも踏まえて合うだろう。

ただしペースがスローに落ち着いたら、後半トップスピード比べになるので分が悪い。

展開次第だが、人気はないと思うので抑える価値はあると思う。

ただ能力面の裏付けはなく、前走までの段階で夏からの成長分が伺えないので強気には推せない。

適性評価:B
能力評価:B
総合評価:B

サトノソルタス

中日新聞杯 7着
12.6 – 11.1 – 12.7 – 12.7 – 12.4 – 12.3 – 11.9 – 11.5 – 11.1 – 11.8
スロー持続戦。前有利の展開とバイアスがハマり、好走馬はイン前決着。元々テンは速くないので大外枠と上り坂スタートは効いた。ポジション取れず大外回す競馬では物理的に届かないし、末の爆発力もないので着順着差共に順当か。

トップスピードは平凡だが、スピードを持続させる能力が高い。

昨年の中日新聞杯は詰まった不利が大きく、ストライドが広い為詰まった時の再加速能力が低いと思われる。

加えてトップスピードが少し足りないので、上手く立ち回ってこその馬。

ただしテンが速くないので、枠や並びは重要。

中京2000mと違って急坂スタートじゃない+今回テンの速い先行馬が揃っていないことは救い。

前走度外視できるしダメージもそんなにないだろう。上手く立ち回れれば上位争いはできる馬だと思う。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

サンレイポケット

アルゼンチン共和国杯 5着
7.3 – 11.3 – 11.1 – 11.8 – 12.2 – 12.1 – 12.8 – 12.9 – 12.6 – 12.6 – 11.3 – 11.2 – 12.4
ミドル瞬発戦。敗因は向正面で数回ぶつけられる+直線馬場の悪い内を通ったことだろう。ぶつけられながらも我慢は効いていたし、トラックバイアス不利なら評価して良い5着だったと思う。

瞬発持続どちらも対応できる万能型でトップスピードの質も稍高め

トップスピードがやや高いと言っても、大きな爆発力は秘めていない。

その為、コテコテのトップスピード比べになりにくい今回の中京2200mは合うだろう。

後方大外回しじゃない限り届かないことはないと思うので、好位中団を取れれば好走可能と見ている。

唯一不安点をあげるなら、今回乗り替わりはないので前走のような騎乗ミスくらいか。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

ショウリュウイクゾ

関ケ原S 8着
13.1 – 11.7 – 12.7 – 12.7 – 12.5 – 12.3 – 11.9 – 11.3 – 11.4 – 11.8
ドスロー瞬発戦。イン前決着の3番手外3頭分を通って直線入りするも伸びず大敗。恐らくL4で11秒台の続く持続ラップで脚が止まったものと思う。

トップスピードはそこまでなく、上がりの掛かる条件が良い。

そしてトップスピードを持続させる能力が低い。となると好走条件は限られてくる。

時計の掛かる馬場か、スローの3F戦を前受けがベストと仮定すると、まず重賞で通用する能力はないと見るのがベター。

ちなみに2.3走前は2F戦みたいになったので誤魔化しが効いている。

適性評価:B
能力評価:C
総合評価:B

 

 

ダイワキャグニー

天皇賞秋 6着
12.7 – 11.7 – 12.1 – 12.1 – 11.9 – 12.0 – 11.7 – 10.9 – 11.1 – 11.6
スロー瞬発戦。着順は詰めてはいるが前で走っただけの着。5着のキセキと着差0.4秒と離されているし、キセキはスロー瞬発戦だとG3とかその辺のレベル。ただ裏を返せばそのくらいのレベルでスピード勝負になったら上位ということ。

適性的には金鯱賞を見て分かる通りスピード寄りの馬で、まず中京2200mへの距離延長がどうか。

とりあえずペースが緩んだ中先行して、得意のスピード勝負+展開利を受けられればと言ったところ。(まさに金鯱賞)

今回57.5のトップハンデも背負うし、あまり強気には推せない。

好走するとしたら今書いた条件か。

適性評価:B
能力評価:A
総合評価:B

 

バレリオ

アルゼンチン共和国杯 15着
7.3 – 11.3 – 11.1 – 11.8 – 12.2 – 12.1 – 12.8 – 12.9 – 12.6 – 12.6 – 11.3 – 11.2 – 12.4
ミドル瞬発戦。急坂2回のタフな中距離戦で、前半流れたところをポジション取りに出していった消耗が大きかったと思う。直線坂で完全に止まった。

札幌2600mや急坂2回の阪神2400mを熟しているように、東京2500mが長かったわけではないはず。

そして好走時は全て後傾戦でスローが多い。

つまり、適性的には中距離のトップスピード比べがベストで、ペースが流れてタフさが問われるようになるとスタミナが足りなくなる。

前半流れてミドル戦になった前走や、長距離にしてはペースが流れたダイヤモンドSが良い例。

中京2200mはタフさも求められるため、本質的に合わないと思うが、ペースが落ち着けば十分巻き返し可能だと思う。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

ミスディレクション

とにかくスローで逃げて中間も緩まして。という競馬でしか来れていない。

レース質的には前半~中間緩まして、後半徐々に加速し持続力を活かすようなペースを好む。

メンバー的に単騎逃げは叶いそうで、ノーマークで展開とトラックバイアスの有利があれば能力は誤魔化せるが、買っても抑えまでか。

適性評価:B
能力評価:C
総合評価:B

 

ミスマンマミーア

まず夏馬でこの時期は状態が上がらず、今回休み明けで負荷もあまり。

状態面でここは厳しいだろう。

特徴としては、タフなレースや条件で後方一気を狙ってくるタイプ。

マーメイドSがかなりドンピシャだが、昨年はイン前有利のバイアスに阻まれた。

とりあえずここでは狙いにくい。

適性評価:C
能力評価:B
総合評価:C

 

 

レイホーロマンス

万葉S 2着
12.7 – 11.7 – 11.8 – 11.9 – 12.1 – 12.4 – 12.5 – 13.4 – 13.3 – 12.5 – 12.2 – 11.7 – 11.6 – 11.9 – 12.2
ミドル持続戦。最内で機動力を活かせた要素も大きかったが、中京2200mを走るうえで中京3000mを熟せたのは収穫。直線内で詰まるも、相手からしっかり加速して2着確保も強い。とにかくピッチ走法で機動力や馬郡割る能力に長けている。

前走の相手関係よりも3000mを熟せたのは、今回中京2200mを走る上で収穫はかなり大きい。

ピッチ走法でコーナリング性能が非常に高く、この武器をフルに活かすなら、近2走のように内をロスなく立ち回ることだろう。

トップスピード比べでは足りなくなるので、如何に機動力と立ち回りで誤魔化せるか。

内枠は必須と見ている。最悪中枠でもこのメンバーなら並びで何とかなる。

適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

 

 

レクセランス

神戸新聞杯はスタート不利から終始インという競馬。

差し有利だったことや、内の進路があったことを踏まえると特別強い内容ではない。

ここの距離短縮ローテや右回りだと内にササるので左回り替わりは良いが、能力面と後方から一発来れるような展開は可能性が薄いと見ている。

適性評価:C
能力評価:B
総合評価:C

 

 

ロサグラウカ

スローロンスパ戦が得意。

というかそれでしか馬券になっていない。

ベストは中山外回り2200mだろう。

適性評価:C
能力評価:C
総合評価:C

 

ワセダインブルー

福島記念 6着
12.6 – 11.3 – 11.8 – 11.9 – 12.0 – 11.8 – 11.7 – 12.0 – 12.1 – 12.4
ミドル持続戦。直線詰まりゴール後脚を伸ばせているように脚を余している。いつも通り直線上手く外に出してスムーズだったら着は上げられていただろう。

とにかく上がりの掛かるタフな競馬を好み、馬場が渋っても問題なくむしろ好材料だが今週は良馬場濃厚。

今回はペースがあまり上がらなさそうなメンバー構成なので、後半ある程度スピードは求められるのはマイナス。

前走不利はあったが、狙えるべき舞台や条件で狙っていきたいので今回は見送り予定。

適性評価:C
能力評価:B
総合評価:B

 

ヴェロックス

中日新聞杯 3着
12.6 – 11.1 – 12.7 – 12.7 – 12.4 – 12.3 – 11.9 – 11.5 – 11.1 – 11.8
スロー持続戦。高速馬場で後半スピードの持続力が問われた条件はヴェロックスの十八番。にしては少々物足りなかったか。ただ長期休養明けということで次に期待はできる走りではあった。

とにかく持続力に優れた馬で、ダービーではサートゥルナーリアを差し返しての3着。
瞬発力+トップスピード戦になった神戸新聞杯でサートゥルナーリアに惨敗したように、とにかく持続質のレースが合う。
ただし上がりが掛かるよりかは、トップスピード寄りの持続戦が好ましく、ダービーや皐月賞のように高速馬場寄りの方がパフォーマンスは上げてくる。
今回展開は落ち着き後半スピードも求められそうなので、そういう意味では良いが、馬場は高速ではない。(稍速いくらいでパワーもいる?土曜は要確認)
一叩きした上積みはあるだろうが、ベスト条件は前走の高速中京2000mだったので、人気を背負うここで再度狙いたくないというのが正直なところ。
ちなみに有馬記念は後半タフだったし展開不利。小倉大賞典も前半出していってしまい後半タフになってのまれた形と理由はつく。
とはいえ能力面で抜けている印象もなく、展開は良いとしても馬場が課題。
適性評価:A
能力評価:A
総合評価:A

4.展開と馬場

逃げ候補はダイワギャグニーかミスディレクション。
テンの速さ的にも、外からスピードを付けてミスディレクションが被せる形で端を切るだろう。
テンの速さで言ったらその後ろにアドマイヤビルゴ。
その後ろの隊列は、テンの速さどっこいどっこいなので正直予想しても仕方ないのでスルー。
展開はスローに寄る想定で、後半のトップスピード比べが想定される。
馬場は時計が掛かり始めていると予想。
時計は速いが騎手意識前でペースが流れたことが要因ではないか。
見る限り馬場の荒れ具合は進行しており、砂煙やキックバックを考慮してもパワーが必要な馬場にシフトしてきている。
バイアスはフラットだが、徐々に外伸びが強くなってきた印象。
狙いたいのは、先行~中団で構えられるトップスピードタイプや、タフな馬場を苦にしないタイプ。

 

5.最終予想

◎ 13レイホーロマンス

〇 3サトノソルタス

▲ 10アドマイヤビルゴ

☆ 7バレリオ

抑 1.4.9.11

 

本命はレイホーロマンス。

トップスピードの値は足りないが、タフな馬場は歓迎材料だし、そもそも上がりの掛かるコースでもあり、タフさは少なくとも求められる。

ここ最近の充実度は高く衰えを感じないし、前走3000mの疲れは前走のレース質や追い切りを見る限り問題ない。

外枠はマイナスだが、内が荒れ始め外が伸び始めてるのは救い。

とにかく前で競馬がしたいので、最低でも中団より前に付けたい。

 

対抗はサトノソルタス。

正直本命2択でかなり迷ったが、内枠からポジションを取れず馬郡の競馬になった場合、スムーズに加速を付けないとギアチェンジできない馬なので内枠を嫌った。

昨年の中日新聞杯を見て分かる通り、詰まるとそれまでになるこの馬にとって内枠はリスキー。

 

以下、アドマイヤビルゴはトップスピード比べなら問題なく、同系統のヴェロックスより上に取ったのは、ヴェロックスの馬場適性に疑問があるから。

穴指名のバレリオは追い切り抜群で前走は度外視できる内容。スロー競馬なら持ち味はでるので一発に期待。

 

ps.レイホー姐さんが飛んだ時用に〇☆のワイドはオッズが付くので少額抑えときます。

>適性チャートとは?

適性チャートとは?


適性チャートとは、馬やレースの適性を可視化したものです。
このチャートは約40個以上ものファクターを駆使し、馬ノスケ独自の理論で構築されております。
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